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フェラーリ表彰台独占!トップキャデラックは同士撃ち!アストン最高!2025年WEC開幕戦

2025年の主要レースのトップバッターとしてWECが開幕しましたね。

えっ? すでにIMSAが開幕してるし、インディカーも同じ週末に開幕したって?

すみません、アメリカンモータースポーツには興味がないもんで、私のモータースポーツはWECが開幕レースです。

そのWEC開幕戦は2月28日夜に決勝スタート(異例の金曜)ということで、月が変わるのを待って冬眠中だったJ SPORTSに再加入。

そして、長ーいカタール1812kmを、今、見終えました。

2024年WEC富士にて

結果はフェラーリの表彰台独占! 強かったですね。

開幕戦ということで多くのマシンがトラブルを起こしたり、ドライビングミスを犯したりと色々ありましたが、フェラーリには何もなし。

耐久レースはミスやトラブルがつきものですが、それをいかに減らすかが重要なんですよね。

速さがありミスも少なかったフェラーリ。『オレたち』連発のF1フェラーリも見習ってほしい!?

2024年WEC富士にて

トラブルやミスが少なかったといえばトヨタガズーレーシングもいいレースをしてました。

昨年奇跡のチャンピオンで厳しいBoPを科せられたトヨタ。

設計の古いGR010ハイブリッドに最大のウエイトと出力規制で、予選は下位に沈みましたが、淡々とレースを進めて終わってみたら5位と6位。

厳しいレースが予想されていましたが、しっかりとダメージリミテーションができました。

今回最大のハイライトといえば、ハーツチームジョタの同士討ち。

2024年WEC富士にて

昨年までポルシェ963で参戦していた2台のハーツチームジョタですが、今年からキャデラックVシリーズ.Rに替えて挑んだ2025年シーズン。

セーフティカーのタイミングもあり、69周目にワンツー体制に。

そして74周目にセーフティカーのランプが消えて再スタートに向けてマシンが加速すると・・・2位のアレックス・リン選手が首位のジェンソン・バトン選手に追突し、キャデラックの2台は大きなダメージを負いピットイン。余儀なく優勝争いから脱落するのでした・・・。

セーフティカー中のチームメイトのトップ同士撃ちなんてWEC以外でも記憶にないぞ。酷いなコレ。

バトン選手の急加速からの減速が厳しかったから? いや、リスタートの駆け引きは想定されるし、取り立てて急な減速だったとは感じない。

リン選手は前がチームメイトなのだからもっとマージンを取るべきだし、前のマシンに集中すべきだったのでは、と個人的には思います。

長い耐久レースではミスが命取りになるから、チームは無線で両ドライバーにしっかりと忠告すべき。

昨年のWEC富士でマシンのノーズにカタカナで『ジョタ』と書いてくれて、一気に好きなチームになったハーツチームジョタ。

このレースでしっかりと反省し、次回こそは優勝を見せてくれ!

WECはハイパーカー規定が導入して以来、毎年新規マシンが登場していますが、今年の新規参戦マシンはアストンマーティン ヴァルキリーAMR-LMH。

このマシン、ムチャクチャカッコよくないっすか??

流れるようなフォルムは他のハイパーカーとは一線を画す空力超重視のデザインで最高!

それもそのはず、基本設計はあのエイドリアン・ニューウェイさん。まあ、知っていましたが、知らなくてもわかるほどにニューウェイ”チック”なデザインですね。

それに青みがかったメタリックグリーンのアストンマーティンカラーが映える映える!

そしてエンジンはコスワースと共同開発のNA 6.5L V型12気筒のノンハイブリッド!

F1をはじめとした多くのカテゴリーがターボハイブリッドのこもった音ばかりになったモータースポーツですが、NAのV12を採用してくれるなんて、もう最高!

放送中も最高の爆音を奏でていました。

WEC富士が楽しみでなりません。

ただ、開幕戦は走行中にドアが開き吹き飛んだり、逆にドアが開かなくなったり、ペナルティを連発したりともうドタバタ。

日本に来る頃にはしっかりレースをしてくださいね。まあ、走ってくれるだけで嬉しいですが。

2024年WEC富士にて

ということでフェラーリの1-2-3フィニッシュで開幕した2025年のWEC。

フェラーリがそのまま独走となるのか? それともトヨタが巻き返す? ポルシェも黙っちゃいないだろ?

BoPもしっかり働け! あっ、すみません。

とにかく、今年のWECは昨年以上に楽しそう。

ル・マンが楽しみ。そしてWEC富士はもっと楽しみだぜ!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。