2011年
- ドライバー:武藤英紀/小林崇志
- マシン:HSV-010 GT
- タイトルスポンサー:オートバックス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:14位
- チームズランキング:15位
2011年のARTAはラルフ・ファーマン選手がインターコンチネンタルカップに参戦するためチームを離れます。さらに井出有治選手もスーパーGTを離脱したため、2人のドライバーが変更されます。
新たに加わったドライバーは、前年までインディカーに参戦していた武藤英紀選手と、レギュラーとしてスーパーGT初参戦の小林崇志選手のコンビになりました。
HSV-010 GTはGTマシンとしては珍しいサイドラジエターを採用して挑んだ2011年シーズンでしたが、この年のARTAに速さはなく、最高位は9位と大苦戦。
結局ドライバーズランキング14位と、さらに成績を落としたシーズンでした。
2012年
- ドライバー:ラルフ・ファーマン/小林崇志
- マシン:HSV-010 GT
- タイトルスポンサー:オートバックス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:16位
- チームズランキング:15位
2012年のドライバーは武藤英紀選手がチームを離れ、一昨年まで在籍していたラルフ・ファーマン選手が復帰し、小林崇志選手とコンビを組みます。
ARTAはこの年も大不調で、全レギュラー参戦のドライバー中最下位のランキング16位と最悪なシーズンでした。
2013年
- ドライバー:ラルフ・ファーマン/松浦孝亮
- マシン:HSV-010 GT
- タイトルスポンサー:オートバックス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:11位
- チームズランキング:11位
2013年はチーム在籍8年目のラルフ・ファーマン選手と、元インディカードライバーの松浦孝亮選手のコンビになります。
シーズン開始前に来期から新型NSXのプロトタイプで参戦することを明言したホンダ陣営。ということでHSV-010 GTはこの年が最終年になります。
そんなHSV-010 GTでのラストイヤーとなるARTAは、第4戦のSUGOで2010年以来3年ぶりの優勝を遂げます。
しかしその他のレースでの最高位は8位となり、ポイントを稼げずにランキングは11位で終了しました。
2014年
- ドライバー:ヴィタントニオ・リウッツィ/松浦孝亮
- マシン:NSX CONCEPT-GT
- タイトルスポンサー:オートバックス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:16位
- チームズランキング:14位
2014年からスーパーGT GT500クラスはマシンレギュレーションを大幅に変更。これを機にホンダは2015年に発売を予定している2代目NSXのコンセプトモデル、NSX CONCEPT-GTで参戦をします。
ARTAのドライバーは2011年までF1に参戦していたヴィタントニオ・リウッツィ選手と契約。在籍2年目の松浦孝亮選手とコンビを組みます。
そんな新たなマシンで挑んだ2014年シーズンでしたが、この年はホンダ勢にトラブルが勃発。ARTAも3度のリタイヤに見舞われます。
また速さもなく、結局シーズンを通して表彰台に上がれず、ドライバーズランキングは16位と厳しいシーズンでした。
2015年
- ドライバー:松浦孝亮/野尻智紀
- マシン:NSX CONCEPT-GT
- タイトルスポンサー:オートバックス
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:14位
- チームズランキング:14位
2015年のドライバーラインナップはヴィタントニオ・リウッツィ選手がスーパーGTを去り、代わりに野尻智紀選手が加入。現在はホンダのそしてARTAのエースドライバーとして活躍する野尻智紀選手ですが、この年がGT500クラス初参戦でした。
この年もARTAに速さはなく最高位は開幕戦の4位。結局3レースしかポイントを獲得できず、ドライバーズランキングは14位と低迷しました。
次のページでは2016年から2020年のARTAを紹介します