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【エンジン比較】F1からF4までフォーミュラ全20シリーズのエンジン詳細を徹底比較!

世界中で展開するフォーミュラシリーズですが、それぞれのシリーズはどんなエンジンを搭載しているのでしょうか。

そこで今回は、スーパーライセンスポイントが獲得できる20の主要フォーミュラシリーズの、供給メーカーや排気量、過給機の有り無しなどを調べてみました。

それでは上位カテゴリーから順に見ていきましょう。

F1のエンジン形式と供給メーカー

2019年F1日本GPにて
エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
メルセデス
フェラーリ
ホンダ
ルノー
1,600cc
V型6気筒直噴
シングルターボ
+
MGU-K MGU-H

F1は2020年現在メルセデス・フェラーリ・ホンダ・ルノーの4メーカーがエンジンを供給しています。

V型6気筒直噴1,600ccエンジンにプラスして、MGU-KとMGU-Hが装着されるハイブリッドパワーユニットです。

FIA F2のエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
メカクローム3,400cc
V型6気筒
シングルターボ

GP2を引き継ぐカタチで2017年に始まったFIA F2は、かつてF1のウィリアムズにもエンジンを供給したメカクロームが、V型6気筒3,400ccシングルターボを供給しています。

FIA F2はさまざまな自動車メーカーの支援を受けたドライバーが参戦します。

そのため特定自動車メーカーのエンジンを採用してしまうと、ライバルメーカーの支援を受けたドライバーは参戦しませんよね。

なので独立したレーシングエンジンメーカーのメカクロームの採用は、さまざまな自動車メーカー系ドライバーを参戦させるのには理にかなっています。

インディカーシリーズのエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
シボレー
ホンダ
2,200cc
6気筒直噴
ツインターボ

インディカーシリーズは2,200cc 6気筒直噴ツインターボエンジンを、ホンダとシボレーが供給します。

ホンダは自社で開発しますが、シボレーの開発はイルモアが請け負っています。

FIA F3のエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
メカクローム3,400cc
V型6気筒
自然吸気

GP3を引き継いで始まったFIA F3は、メカクロームの自然吸気V型6気筒3,400ccのエンジンが搭載されています。

旧規格のF3は2,000cc自然吸気エンジンでしたが、FIAのF3再編で以前のF3とは比べ物にならないほどのパワーを備えたエンジンに代わりました。

スーパーフォーミュラのエンジン形式と供給メーカー

2019年スーパーフォーミュラ第4戦にて
エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
トヨタ
ホンダ
2,000cc
直列4気筒直噴
ターボ

日本のトップフォーミュラであるスーパーフォーミュラは、人気のスーパーGTと基本設計が共通の2,000cc直列4気筒の直噴ターボを使用し、トヨタ(RI4A)とホンダ(HR-414E)のマルチメイクです。

このエンジンはNRE(Nippon Race Engine)と呼ばれています。

フォーミュラリージョナルヨーロッパ・アジア・ジャパンのエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
アルファロメオ1,750cc
直列4気筒
ターボ

F3再編で生まれたフォーミュラリージョナルヨーロッパ・アジア・ジャパンは、アルファロメオ製の1,750cc直列4気筒インタークーラーターボエンジンで270馬力を発生させ、25,500ユーロで購入できます。

フォーミュラリージョナルアメリカのエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
ホンダ2,000cc
直列4気筒
自然吸気

北米で展開するフォーミュラリージョナルアメリカは、他のフォーミュラリージョナルシリーズと異なり、ホンダ製の直列4気筒2,000ccエンジンを使用します。

インディライツのエンジン形式と供給メーカー

エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
マツダ2,000cc
ターボ

インディライツのエンジンは、アドバンスドエンジンリサーチが開発しマツダのバッジネームが付きます。

排気量2,000ccにターボが付き、約450馬力を発生するエンジンです。

Wシリーズのエンジン形式と供給メーカー

Wシリーズに挑戦する小山美姫選手
エンジン(PU)供給メーカーエンジン形式
アルファロメオ1,750cc
直列4気筒
ターボ

女性専用のWシリーズは、フォーミュラリージョナルシリーズと同様のアルファロメオ製1,750cc直列4気筒ターボエンジンを使用します。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。