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歴代F1チャンピオン同士のチームメイト対決 (1987-)【後編】

【チーム別】F1チャンピオン同士をチームメイトにした数ランキング

1988年セナプロ対決のマシン マクラーレンMP4/4
ホンダコレクションホールにて

最後はチーム別に、F1チャンピオン同士をチームメイトとして雇ったシーズン数を見てみましょう。

対決チーム
ピケvs.マンセル1987ウィリアムズ
プロストvs.セナ1988マクラーレン
プロストvs.セナ1989マクラーレン
プロストvs.マンセル1990フェラーリ
プロストvs.ヒル1993ウィリアムズ
ヒルvs.ヴィルヌーヴ1996ウィリアムズ
ヴィルヌーヴvs.バトン2003BAR
ハミルトンvs.アロンソ2007マクラーレン
ハミルトンvs.バトン2010マクラーレン
ハミルトンvs.バトン2011マクラーレン
ハミルトンvs.バトン2012マクラーレン
シューマッハvs.ロズベルグ2010メルセデス
シューマッハvs.ロズベルグ2011メルセデス
シューマッハvs.ロズベルグ2012メルセデス
ハミルトンvs.ロズベルグ2013メルセデス
ハミルトンvs.ロズベルグ2014メルセデス
ハミルトンvs.ロズベルグ2015メルセデス
ハミルトンvs.ロズベルグ2016メルセデス
アロンソvs.ライコネン2014フェラーリ
アロンソvs.バトン2015マクラーレン
アロンソvs.バトン2016マクラーレン
ベッテルvs.ライコネン2015フェラーリ
ベッテルvs.ライコネン2016フェラーリ
ベッテルvs.ライコネン2017フェラーリ
ベッテルvs.ライコネン2018フェラーリ

チームごとに整理をしランキング形式にすると以下のようになります。

順位チーム回数
1マクラーレン8回1988-1989
2007
2010-2012
2015-2016
2メルセデス7回2010-2016
3フェラーリ6回1990
2014-2018
4ウィリアムズ3回1987
1993
1996
5BAR1回2003

一番多いのはマクラーレンの8回

当然F1チャンピオンが所属するチームは強豪チームになりますが、一番多かったのがマクラーレンの8回。

セナvs.プロストやハミルトンvs.アロンソなど名勝負が多くありましたが、ジョイントNo.1体制を最も上手にコントロールできるチームですね。

2番目に多かったのがメルセデスで、フルワークスとして復帰した2010年から2016年まですべてのドライバーがF1チャンピオン経験者でした。

フェラーリは・・・。

みなさんご存知のとおり、2人の優秀なドライバーをジョイントNo.1として上手にコントロールできないため、2021年からは断念しましたね。

まとめ

F1チャンピオン同士がチームメイトになり、ジョイントNo.1としてガチンコ対決をする・・・ファンにとってはこの上ない喜びです。

特に近年のF1は、チームごとに実力差が出るため、別々のチームによるレースでのバトルが少なくなる傾向にあり、チームメイト同士の実力差があるとチーム内でのバトルも無くなり、その結果レース全体が単調になりがちです。

また、くだらないチームオーダーもレースをシラけさせる原因となります。

そのため、同じ実力を持ったF1チャンピオン級のチームメイトが同じマシンでチームオーダー一切無しのガチンコで勝負するレースをしてくれれば、その問題も解消できると思います。

文中でも触れましたが、セバスチャン・ベッテルが2020年を最後にフェラーリを離脱することが発表され、メルセデス入りの噂が出ています。

もしも2021年メルセデスに加入したら、チャンピオン6回(7回になっている?)のルイス・ハミルトンとチャンピオン4回のベッテルが、最強メルセデスでチームメイト・・・非常に面白いシーズンになるかもしれませんね。

ハミルトンはミハエル・シューマッハの世界チャンピオン獲得記録更新に挑み、ベッテルはハミルトンに勝利することで自身の名声を取り戻せます。

そんな、現役ドライバーでもっとも実績のあるF1チャンピオン同士の頂上対決が実現してほしいと切に願います・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。