2007年
- ドライバー:立川祐路/高木虎之介
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:7位
- チームズランキング:7位
2007年もチーム9年目の立川祐路選手とチーム3年目の高木虎之介選手のコンビで参戦をします。
マシンのカラーリングは前年のレッドから小さなZENTロゴが散りばめられたブラックにイメージチェンジされました。このカラーリングは個人的にはとっても好きで、高いセンスが感じられます。
この年は開幕戦の鈴鹿を制しますが、その後は圧倒的なホンダ勢の強さの前になす術がなく、シリーズランキング7位に終わりました。
ちなみに2007年末にINGINGのオーナーである卜部治久さんがセルモのオーナーに就任。この後着々と統合が進められることになります。
2008年
- ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:2位
- チームズランキング:2位
高木虎之介選手がサードに移籍し、代わりにリチャード・ライアン選手が加入。チーム10年目の立川祐路選手とのコンビで参戦します。またこの年より長年セルモのエースとして活躍した竹内浩典さんが監督に就任しています。
カラーリングはマシンの前半部分が前年と同様のブラックに、そしてキャビンから後方にかけてはミラー塗装があしらわれており、コレもまたイイですね。
この年は第3戦富士で優勝の他、第5戦のSUGOと最終戦の2度目の富士でも表彰台を獲得しましたが、好調ニスモに僅かに届かず、ランキング2位でした。
2009年
- ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:10位
- チームズランキング:9位
2009年は前年から変わらず2年目のリチャード・ライアン選手と11年目に突入した立川祐路選手のコンビ。タイトルスポンサー5年目となるこの年のZENTカラーはシルバーが主体で、ちょっとおとなしめになりました。
そんな2009年シーズンの成績は、第2戦鈴鹿で優勝し、第6戦鈴鹿でも表彰台を獲得しましたが、その他のレースでは精彩を欠き、ドライバーズランキング10位と低迷しました。
2010年
- ドライバー:立川祐路/リチャード・ライアン
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:9位
- チームズランキング:9位
2010年も立川祐路選手とリチャード・ライアン選手のコンビ。ライアン選手はチーム3年目、立川選手は12年目になります。前年まで竹内浩典さんが監督を勤めていましたが、この年から高木虎之介さんに変更しています。
前年はシルバーベースカラーリングでしたが、レッドを基調にしたものに戻っています。
この年は第2戦岡山国際での2位が唯一のハイライトで、その他は見せ場がなく、ランキング9位でした。
2011年
- ドライバー:立川祐路/平手晃平
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:6位
- チームズランキング:6位
2011年シーズンのセルモのドライバーラインナップは、リチャード・ライアン選手が離脱して前年までサードに所属していた平手晃平選手が加入。もちろんエースドライバーはチーム13年目の立川祐路選手です。
この年のカラーリングはブルー基調に右側がピンク左側がイエローと大幅に変更。前年までのセンス良いZENTカラーはどこへ・・・。
成績は第6戦の富士で2年ぶりの優勝を飾り、翌オートポリスでも3位表彰台を獲得。レクサス勢ではトップの成績でしたが、日産勢やホンダ勢に速さで負けており、ランキング6位に終わりました。
2012年
- ドライバー:立川祐路/平手晃平
- マシン:SC430
- タイトルスポンサー:ZENT
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:2位
- チームズランキング:2位
2012年も前年と同じドライバーラインナップ。立川祐路選手はチーム14年目になります。
この年のZENTカラーはさらに酷くなり左側のイエローは蛍光に、そしてボンネット中央部はブラックに・・・。デザインコンセプトがまったく見えない!
しかし成績はさらに向上します。
開幕戦の岡山国際で優勝をすると、第3戦のセパンで2位。そして最終戦のもてぎでシーズン2勝目を上げますが、終盤4戦を優勝2回 2位2回と驚異的な強さで駆け抜けたモーラの前に敗れ、セルモはランキング2位という結果でした。
次のページでは2013年から2018年のセルモを紹介します