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サードの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1994-2024)

2001年

39号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:影山正彦→ロマン・デュマ/ジェレミー・デュフォア
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:14位
  • チームズランキング:11位

2001年は影山正彦選手と新加入のジェレミー・デュフォア選手のコンビでしたが、第2戦終了後に影山正彦選手がチームを離脱し、その後はロマン・デュマ選手が引き継ぎました。

サードは3年連続で表彰台を獲得できず、ドライバーズランキングは14位でした。

2002年

39号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2002-team-driver.html
  • ドライバー:ジェレミー・デュフォア/織戸学
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:14位
  • チームズランキング:9位

ロマン・デュマ選手は1年でチームを去り、2002年シーズンはつちやエンジニアリングから移籍した人気の織戸学選手と2年目のジェレミー・デュフォア選手でした。

この年は開幕戦の岡山国際で1998年以来の表彰台(3位)を獲得。ポイントは前年から11ポイント上回りましたが、ドライバーズランキングは前年と同様の14位でした。

2003年

39号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2003-team-driver.html
  • ドライバー:ドミニク・シュワガー/織戸学
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:6位

2003年はホンダ勢のチーム無限からドミニク・シュワガー選手が移籍し、チーム2年目の織戸学選手とコンビを形成。

この年のサードはまずまず好調なシーズンを送ります。

第2戦の富士で3位表彰台を獲得すると第4戦のシーズン2度目の富士でも3位に。そして第7戦オートポリスでは1997年第4戦の富士以来、実に6年ぶりの勝利を記録しました。チームとしては参戦以来3回目の優勝を記録した2003年シーズンは選手権順位6位と、長い低迷から抜け出しました。

2004年

39号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2004-team-driver.html
  • ドライバー:ジェレミー・デュフォア/アンドレ・クート
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:2位

2004年のサードのドライバーラインナップは、織戸学選手が古巣のつちやエンジニアリングに戻り、入れ替わりでジェレミー・デュフォア選手が2年ぶりにサードに戻ります。そしてもう1人はアンドレ・クート選手が加入しました。

サードは1997年から7年間ヨコハマタイヤを履いてきましたが、この年からブリヂストンタイヤと契約します。全日本GT選手権では最も多くのチームと契約しているブリヂストンでしたが、サードは参戦以来初めてのブリヂストンでのシーズンになります。

そんなサードの2004年シーズンは前年以上に好調でした。

まずTI英田で行われた開幕戦で3位表彰台を獲得すると、第3戦のセパンでは2年連続となる優勝を遂げます。その後も第6戦のオートポリスで2位に入り、ニスモとチャンピオン争いを演じますが、最終戦では8位にとどまり、残念ながらチーム初のチャンピオン獲得はなりませんでした。

2005年

39号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2005-team-driver.html
  • ドライバー:アンドレ・クート/ロニー・クインタレッリ
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:16位
  • チームズランキング:12位

シリーズ名称がスーパーGTに変更された2005年シーズン。サードのドライバー体制はジェレミー・デュフォア選手がホンダ系のチームクニミツに移籍し、若きロニー・クインタレッリ選手が加入。

現在は日産のエースドライバーとして活躍するクインタレッリ選手ですが、スーパーGTにはこの年が初参戦。しかも日産系ではなく当時はトヨタ系のチームからの参戦でした。

ちなみに前年に全日本F3でタイトルを獲得した時もトヨタエンジンのINGINGからの参戦でした。

さて、前年に選手権2位になったサードですが、この年の成績はドライバーズランキング16位とまたしても低迷。最高位は第4戦セパンでの2位でした。

2006年

66号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:アンドレ・クート/平中克幸(/ソエイル・アヤリ)
  • マシン:スープラ
  • タイトルスポンサー:triple a
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:23位
  • チームズランキング:15位

トヨタは2006年シーズンからSC430を投入しますが、初年度に供給されるのは4台のみで、サードはSC430を供給されず前年までの80型スープラを継続して使用します。

ドライバーはチーム3年目のアンドレ・クート選手と平中克幸選手のコンビ。平中選手はこの年がGT500初挑戦でした。

この年のサードのタイトルスポンサーは現在でもパチンコ情報誌の『でちゃう!』でスーパーGTのスポンサーを務めるtriple a出版で、カーナンバーはパチンコに因んでなのか、連番の66に変更しています。

成績は型落ちのスープラでは厳しく、ウエイトハンデ(現サクセスウエイト)が軽減された第7戦もてぎでの9位が最高で、フル参戦の中では最下位のドライバーズランキング23位に終わりました。

次のページでは2007年から2012年のサードを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。