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サードの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1994-2024)

2007年

39号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:アンドレ・クート/平中克幸
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:15位
  • チームズランキング:15位

2007年からはサードもSC430が与えれれます。

ドライバーラインナップは前年と同様のアンドレ・クート選手と平中克幸選手。

タイトルスポンサーはデンソーが返り咲き、カーナンバーも伝統の39に戻されます。

最新マシンで参戦した2007年のサードでしたが成績は上がらず。ただ辛うじて第8戦のオートポリスで2年ぶりとなる表彰台(3位)を獲得しました。

2008年

39号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:高木虎之介/アンドレ・クート(/嵯峨宏紀)
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:デンソー/ダンロップ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:21位
  • チームズランキング:16位

2008年のサードのドライバーは、超ビッグネームの高木虎之介選手が加入します。虎之介選手といえば国内最高峰の全日本F3000からF1にステップアップした最後の日本人ドライバーで、アメリカ最高峰のCARTやインディカーシリーズに参戦していました。

その後2005年からスーパーGTに参戦し、初年度にセルモでチャンピオンに輝いています。

サードはこの年から1996年以来のダンロップにタイヤメーカーを変えました。

ちなみにマシン名にもダンロップが名を連ねますが、マシンにダンロップの大きなロゴはなく、おそらくダンロップがかなりの資金をチームに払い、タイヤを履いてもらっているのではないかと思われます。

しかしタイヤの性能は低く、フル参戦したドライバーの中では最下位のランキング21位に。屈辱のシーズンを送った虎之介選手はこの年を最後にレーシングドライバーを引退しました。

2009年

39号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:アンドレ・クート/平手晃平
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:ダンロップ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:14位
  • チームズランキング:13位

2009年は引退した高木虎之介選手に代わり平手晃平選手が加入し、チーム6年目となるアンドレ・クート選手とタッグを組みます。

1997年からタイトルスポンサーだったデンソーですが、この年のマシン名には同社の名が消えました。マシンを見るとデンソーのロゴが小さくなっており、スポンサーフィーが減らされたと思われます。

この年のハイライトは第5戦SUGOでの2位表彰台でしたが、その他は厳しいレースが続き、ドライバーズランキング14位に終わりました。

2010年

39号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:アンドレ・クート→カルロ・ヴァン・ダム/平手晃平
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:デンソー/ダンロップ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:12位
  • チームズランキング:12位

2010年シーズンは前年と同様のアンドレ・クート選手と平手晃平選手のコンビ。クート選手はチーム7年目でしたが最終戦を前に離脱し、最終戦はカルロ・ヴァン・ダム選手が代役を勤めました。

タイトルスポンサーは再びデンソーになり、2年ぶりにデンソーカラーが復活。

成績は最高位が開幕戦の5位とこの年も低迷し、その原因となったダンロップとの契約はこの年を最後に終了しました。

2011年

39号車
出典:https://toyotagazooracing.com/archive/ms/jp/gt/2011-team-driver.html
  • ドライバー:石浦宏明/井口卓人
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:デンソー
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:7位
  • チームズランキング:7位

2011年はドライバーラインナップを一新。クラフトから移籍した石浦宏明選手とGT300からステップアップした井口卓人選手のコンビでした。

タイヤは1994年以来のミシュランと契約。

そんな2011年シーズンは第4戦SUGOで2年ぶりの表彰台(2位)を獲得。さらに最終戦のもてぎでも3位表彰台に上り、ランキング7位に上昇しました。

2012年

39号車
2012年JAF GPにて
  • ドライバー:脇阪寿一/石浦宏明
  • マシン:SC430
  • タイトルスポンサー:デンソー/KOBELCO
  • タイヤ:ミシュラン
  • ドライバーズランキング:3位
  • チームズランキング:3位

2012年シーズンは3度のGTチャンピオンでMr.GTと呼ばれる人気ドライバーの脇阪寿一選手が加入し、石浦宏明とともに参戦します。

そしてデンソーとともに神戸製鋼の国際ブランドKOBELCOがタイトルスポンサーに就任しました。

そんな新たな人気ドライバーとタイトルスポンサーが加入した2012年シーズンは、第2戦の富士で2004年以来、スーパーGTになってからは初めての優勝(GT 4勝目)を遂げます。

その後は表彰台に上がることはありませんでしたが、1度のリタイヤを除くすべてのレースでシングルフィニッシュをしてシリーズランキング第3位と活躍しました。

次のページでは2013年から2018年のサードを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。