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490円の『一蘭カップ麺』を食べてみたらインスタントの味を超越していた!

少し前にネットで話題になっていた『一蘭カップ麺』。

最近ではさまざまな有名ラーメン店が、カップラーメンを発売しているが、ラーメン店でもっとも人気の高いと言っても過言ではない一蘭は、今までカップラーメンを発売してこなかった。

理由は、納得できる味にならなかったから。

しかし20年の時を経て、ついに納得できる味が再現できたとのこと。

そのこだわりのカップラーメンのお値段は、インスタントの常識を覆す一杯490円!

今回は、一般的なカップラーメンの3倍もする『一蘭カップラーメン』のこだわりの味を試してみたいと思う。

監修ではなく開発までも行った一蘭のこだわり

こちらが一杯490円という、高級インスタントラーメンのパッケージ。

真ん中に秘伝のたれが注がれた一蘭ラーメンの写真に、大きく『一蘭』と書かれた、至ってシンプルなものだ。

左側には何やら文字が見える。

なるほど、具材はなく麺とスープで真っ向勝負とは、この商品の本気度が伺える。

一蘭本来の、あの黒いどんぶりを再現してもらいたかったが、カップラーメン然とした安っぽいどんぶりは、ちょっと拍子抜け。

まあ、味が美味しければ問題ないが。

そしてどんぶりのサイドには、原材料の表示とともに販売者と製造所が書かれている。

販売者・・・株式会社一覧
製造者・・・エースコック株式会社

一般的な有名ラーメン店のカップラーメンには製造者と販売者が同じインスタント食品のメーカーのため、販売者の記載がなく、製造者のみが書かれる。あくまでも有名ラーメン店は監修のみなのだ。

しかし『一蘭カップラーメン』は、監修のみならず商品の開発を一蘭が行なっており、エースコックはあくまでも製造のみなのだ!

なるほど、これほどまでに一蘭がこだわっているから490円という価格設定なのか・・・納得!

エネルギー471kcal
たん白質14.1g
脂質20.0g
炭水化物58.8g
食塩相当量8.6g
(麺1.4g・スープ7.2g)
栄養成分表示(128g)当たり

一蘭カップラーメンを作る

それでは一蘭カップラーメンを開封して、作ってみることにする。

同梱物は粉末のスープAと液体のスープB、そしてあの秘伝のたれであるCの3つのかやく。

あくまでも具材は無いのだが、この3つに分けたかやくに、スープへのこだわりが伝わってくる。

こちらが麺。

とんこつラーメン特有の細さがある麺はほとんど縮れがなく、ノンフライ麺を使用している。

この麺に熱湯(440cc)を投入して・・・

4分経ったら、

粉末スープAを投入して、

そのあとに蓋の上で温めていた液体スープBを入れて、

ここでいったん混ぜると、一蘭のお店で感じる食欲をそそる香りがふんわりと↑↑↑

最後に秘伝のたれCを投下すると・・・

あの一蘭のラーメンが完成!(秘伝のたれが歪になったのはご愛嬌)

一蘭カップラーメンを実食!

それでは完成した一蘭カップラーメンを食べてみることにしよう。

いただきまーす!

スルスルスルスルッ!

・・・あ〜、美味いよ!

スープはカップラーメンのそれではなく、お店の味を完全に再現されている。

余分なトッピングで、本来のスープの味を消し去ることがないから、具が無いのも正解だ。

これを家で食べることができるのなら、490円も納得だね。一蘭で食べればトッピングがあれど、この倍の値段がするし、第一店舗まで行かなくてはならない。その点これならば、好きな時に気軽に食べることができる。

ただ、ちょっとだけ気になったのが麺。

ノンフライ麺の特徴なのか、麺にコシがなく、粉っぽさを感じる。

ここだけが気になった所だが、ラーメンはスープが命でその味は完璧だよ、参った!!!

最後に

ということで、今回は私史上最高額のインスタントラーメン、『一蘭カップラーメン』を食べてみた。

通常カップ麺の3倍ほどの価格設定に、当初は、

「一蘭め、コロナ禍で客足が遠のいているから、話題性を狙ってガッポリ儲けようという魂胆だな。狡い奴らだぜ」

などと考えていたのだが、実際に食べてみると、今までのカップラーメンの常識を覆すようなスープの味に、この価格でも全然あり、いやむしろ店の価格の半額で食べられることに感謝までしてしまうほどだった。

発売当初は品切れ続出だったが、現在(2021年5月)は安定供給できるようだ。

一蘭のホームページからネット購入ができるが、ここでは6個からになる。

https://www.ichiranstore.com/shop/pages/tonkotsu-cup.aspx

まずは1つ購入して試してみたいという方は全国のドン・キホーテがオススメ。

私も近所のドン・キホーテで今回の商品を購入したが、店舗の一角に一蘭のコーナーがあり、このカップ麺だけでなく、袋麺タイプのものなどもあり、あの赤い秘伝の粉もあり、品揃えも豊富だった。

とにかく、一蘭好きやとんこつラーメン好きの方はぜひ一度食してみることをオススメする。

きっとあなたも、

「このクオリティのラーメンが、490円とは安いなあ」と思うに違いない。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。