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【有名鉄道撮影地巡り】ラストランのドクターイエローT4編成を大井川橋梁で撮る!(東海道新幹線 掛川-静岡)

2025年1月29日。25年に渡り東海道山陽新幹線の安全を守ってきたJR東海所有のドクターイエローT4編成が、この日を以て検測を終了するということで、幸せの黄色い新幹線のラストランを撮影すべく、お気に入りのライカM11を持って大井川を訪れました。

多くの有名撮影スポットが点在する静岡県の中ではやや地味な大井川東岸ですが、この日はT4編成のラストランということで、その勇姿を一目見ようと多くの観覧者が訪れていました。

今回の撮影地

今回の撮影場所は大井川東岸の土手の上からドクターイエローを狙います。

最寄駅は東海道本線の六合駅ですが、現地まで3.6Kmとやや遠め。200mほどの位置に河川敷のスポーツ広場の駐車場があるため、クルマでの現地入りがいいでしょう。

最寄りのインターチェンジは大井川焼津藤枝スマートインターチェンジで、ここからクルマで10分たらずで撮影地近くの駐車場に到着します。

ラストランのドクターイエローT4編成がやってきた!

30分ほど前に到着現地すると、いつもはほぼクルマがいない駐車場に、半分ぐらい埋まっていました。

その後も続々とクルマがやってきて、ほぼ満車状態に。多くのメディアがラストランを取り上げていて、撮り鉄だけでなく、子供連れの親子など一般の方も多く集まっているのが印象的でした。

冬至から1ヶ月余りしか経っていないため、太陽はかなり低い位置で、雲に隠れてしまっています。

さらに車両の後ろから陽が当たるあまりいいシチュエーションではありませんが、まあ、仕方がない。

まずは先行の新幹線で画角やカメラ設定を行います。右側に大きな木がありますが、もう少しだけ画角を右に出来そうかな。

程なくして、黄色い車体が見えてきました。

今回の機材は連射で劣るライカM11(秒間4.5枚)ですが、ヘッドライトがトラス橋の柱にかからぬよう願います。

ココだっ!

決まったぜ!

連写は運ですが、ヘッドライトもコクピットも見えて、このシチュエーションでは完璧でしょ!?

今回はラストランということで、先頭7号車の側面窓には『ありがとうT4』の文字。

そして、最後尾1号車には『923 T4 ありがとう 東海道新幹線 山陽新幹線 LAST RUN 2025.1』と、JR東海からの粋な計らいがありました。

いやー、来てよかった!

今回の撮影機材

今回はライカM11を使用。ライカのJPEGの色味が好きで、ライカだけはJPEG撮って出しでブログにアップしますが、今回はかなりの暗がりということでLightroom classicでRAW現像をしてみました。

結果は問題なし。RAWでもしっかりとライカらしい陰影のある印象的な絵で大満足でした。

レンズはズミクロンm 35mm asph.。トラス橋を渡るドクターイエローの撮影ということで、望遠レンズではなく、トラス橋が掛かりにくい広角域の焦点距離35mmを選択しましたが、ちょうどよかったです。

また、明るい単焦点ということで、暗くてもISOを上げることなく、シャッタースピードを稼ぐことができました。

最後に

今回は1月に撮影したドクターイエローT4編成の写真を紹介してみました。

T4編成はこの日を以て引退し、その後2月20日に浜松工場に廃車回送され、廃車になりました。

少し前まで時速300km/h近いスピードで走り、多くの鉄道ファンの注目を浴びていた車両が、数日後に鉄屑になってしまうとは残念でなりません。

ただ7号車のみ生きながらえ、6月14日からリニア・鉄道館で展示されていますので、ぜひ今度見にいきたいと思います。

ということで、今回は以上。最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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1件のコメント

一つの写真にこれだけの労力を注がれているのですね。もしチビッ子たちにこんなことをお願いされたらどうしよう・・・。付き合いきれないと思う私でした。

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。