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2024年スーパーGTに参戦する『10の自動車メーカー(ブランド)』と『14の車種』一覧

国内でもっとも人気のあるモータースポーツカテゴリーといえばスーパーGTですね。

そのスーパーGTの魅力のひとつが国内外の豊富な車種の参戦。

数えてみると2024年は10の自動車メーカーやブランドがエントリーしていて、14の車種が走ります。

ワンメイク化が進むモータースポーツ界でこんなに多くの車種が走るカテゴリーは非常に少ない・・・もしかしたら一番多いかも?

そこで今回は2024年に参戦する10の自動車メーカー(ブランド)と14の車種を、エントリーするチームとともに一挙に紹介します。

スーパーGTではGT500クラスとGT300クラスの混走で、さらにGT300クラスには『GTA-GT300規定』『GTA-GT300 MC規定』『FIA-GT3規定』と3種の別の規定で製造されています。

そこで各規定ごとにチーム名を下記の色分けをして表記します。

  • クラス1規定(GT500)
  • GTA-GT300規定(GT300)
  • GTA-GT300MC(GT300)
  • FIA-GT3(GT300)

トヨタ

GRスープラ
  • #14 ルーキーレーシング(GT500)
  • #19 レーシングプロジェクトバンドウ(GT500)
  • #36 トムス(GT500)
  • #37 トムス(GT500)
  • #38 セルモ(GT500)
  • #39 サード(GT500)
  • #25 つちやエンジニアリング(GT300 GTA-GT300)
  • #52 埼玉グリーンブレイブ(GT300 GTA-GT300)
  • #60 LMコルサ(GT300 GTA-GT300)
GR86
  • #2 mutaレーシングINGING(GT300 GTA-GT300)
  • #20 シェイドレーシング(GT300 GTA-GT300)
  • #30 apr(GT300 GTA-GT300)
  • #5 チームマッハ(GT300 GTA-GT300MC)

※チームマッハは初代86がベース

トヨタの車両はGRスープラとGR86(旧86含む)の2車種が参戦し、台数は参戦する全メーカー中最大の13台です。

中でもGRスープラは全車種中最大の9台がエントリーしています。

GRスープラはGT500とGT300の2つのクラスに参戦しており、両クラスで同じGRスープラでも見た目は大きく違うのが特徴。

またGT300の車両は各チーム独自に設計されていて、同じGT300のGRスープラでもよく見ると違いがわかります。

(GR)86は4台が参戦。チームマッハのみ旧型の86で参戦しており、全チーム中唯一GTA-GT300 MC(マザーシャシー)規定で製造されています。

レクサス

LC500h
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #31 apr(GT300 GTA-GT300)
RC F
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #50 アルナージュ(GT300 FIA-GT3)
  • #96 K-tunes(GT300 FIA-GT3)

レクサスのマシンはLC500hとLC Fの2車種で3台が参戦します。

両車種ともにかつてはトヨタのGT500マシンのベース車両でしたが、現在はGT300クラスで参戦。

LC FはFIA-GT3規定、LC500hはaprがGTA-GT300規定で独自に開発したマシンです。

日産

フェアレディZ
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #3 NDDP(GT500)
  • #12 チームインパル(GT500)
  • #23 ニスモ(GT500)
  • #24 KONDOレーシング(GT500)
  • #11 ゲイナー(GT300 GTA-GT300)
GT-R
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #48 NIZZレーシング(GT300 FIA-GT3)
  • #56 KONDOレーシング(GT300 FIA-GT3)
  • #62 ヘルムモータースポーツ(GT300 FIA-GT3)
  • #360 東名スポーツ(GT300 FIA-GT3)

日産はフェアレディZとGT-Rの2車種9台がエントリー。

フェアレディZはGT500クラスに加え、今シーズンからゲイナーがGTA-GT300規定で独自に開発したマシンでGT300クラスにも参戦します。

GT-Rは4台がエントリーし、すべてFIA-GT3マシンになります。

ホンダ

シビック
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #8 ARTA(GT500)
  • #16 ARTA(GT500)
  • #17 リアルレーシング(GT500)
  • #64 ナカジマレーシング(GT500)
  • #100 チームクニミツ(GT500)
NSX
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #18 チームアップガレージ(GT300 FIA-GT3)

ホンダはシビックとNSXの2車種6台がエントリーします。

シビックはタイプRをベースにクラス1規定で製作され今シーズンから参戦。GT500クラス初の4ドアマシンとして話題になっていますね。

NSX(2代目)は昨年までGT500クラスにもエントリーしていましたが、今シーズンからはGT300クラスの1台のみ。こちらはFIA-GT3規定の車両になります。

スバル

BRZ
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #61 R&Dスポーツ(GT300 GTA-GT300)

国産メーカーは3大メーカーのトヨタ日産ホンダだけではなく、スバルも参戦しています。

スバルが参戦しているのはGT300クラスで、GTA-GT300規定で独自に開発されたBRZを走らせています。

海外のスーパーカーをカリカリに改良されたBRZで追い抜くシーンは胸熱です。

次のページではスーパーGTに参戦する海外メーカーとその車種を紹介します!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。