盆休みの最後の日は、セルモINGINGからKYOJO CUPに参戦する佐藤こころ選手の応援で、富士スピードウェイに来ています。
前日に行われた予選では6位に入った佐藤選手。その後行われたスプリントは、途中コースのところどころで雨が降る大波乱のレースになり、トップ走行の斎藤愛未選手がスピンを喫します。
そんな荒れた状況の中でも、佐藤選手は危なげないドライビングで6位フィニッシュ。
本日は雨の心配がない状況なので、持ち味のオーバーテイクで6番グリッドから上位を目指してもらいたいと思います。
ザックリ見出し
パドックで佐藤こころ選手が目の前に!

午前10時前にサーキットに到着してまずはパドックを訪れると、いきなり佐藤選手が目の前に!
昨年は知り合いのマシンで参戦していたこともあり、少しだけ話をさせていただいたこともありましたが、彼女はすでに名門セルモINGINGに所属する人気ドライバー。
しかも大切なレース前なので、声を掛けるわけにはいかないとわかっていましたが、この口が勝手に、
「佐藤選手、頑張ってください」
と、発していました・・・。
そんな状況の中でも佐藤選手は駆け寄ってくださり、
「ありがとうございます」
と、笑顔で答えてくれました。
しっかりとファンサービスが出来る17歳と、まったく空気を読めないアラフィフのオッサン・・・。
呼び止めてしまったことに反省・・・ゴメンなさい。

KYOJO CUPのパドックはスーパーカーや旧車の展示、JAFの体験会やペダルカーの試乗などがあったり、キッチンカーも出店。スーパーフォーミュラやスーパーGTなど、全日本格式のイベントのようにイベントが多く、KYOJO CUPの人気の程が伺えました。
チームメイトにニコニコ佐藤こころ選手!KYOJOドライバートークショー
時刻は10時15分のKYOJOドライバートークショーの時間が近づいてきたので、パドックを後にしてピットガレージ2階のクリスタルルームに移動します。
今回は真夏の開催ということで厳しい日差しを考慮してか、ビンビンにクーラーの効いた室内での開催。ファンにとっては嬉しい配慮です。

時間になると関谷桃子さんの司会により、まずは予選11位以降の選手が登壇して第1ステージがスタート。予選下位ながら、斎藤愛未選手や翁長実希選手などランキング上位の選手など、豪華な顔ぶれでした。
話題は雨に翻弄されたスプリントで、織戸茉彩選手がキレイに決めた(?)トリプルアクセルや、斎藤選手のトップ快走からのスピンオフに。
斎藤愛未選手の昨日のレース後に落ち込んでいたら、夫の坪井翔選手が親身になってサポートしてくれたらしい。坪井選手って、ホントに優しいんですね。

続いては予選上位の選手たちが登壇。

私が応援する佐藤こころ選手も登場。昨年は表情にあどけなさが残っていましたが、17歳になりだいぶ大人っぽくなり、トークショーも慣れてきているようです。

そしてチームメイトの富下李央菜選手がインタビューを受けている際には終始この笑顔。この2人、ホントに仲が良いんだと表情からもわかりました。
そんな佐藤選手は、
「昨日(スプリント)では抜かれてばかりのレースだったけど、今日は追い上げるレースをしたいです」
と、力強く語ってくれました。
ぜひ、頑張ってもらいたいものです。

最後はKYOJOドライバー全員が揃っての撮影タイム。今日も良いレースを期待します!
ピットウォークでもずっと笑顔の佐藤こころ選手

トークショーが終了すると、程なくしてピットウォークが始まります。
ポルシェゲートは多くの人の列だったようですが、こちら3番ゲートはほぼ人がいなかったため、悠々とピットレーンに入場するも、向こうからファンがどっと詰めかけて、あっという間にサインの列が伸びます。
この列で人気の程が伺えます。

前半、長蛇の列だったのが下野莉央選手。予選トップからスプリントでも圧勝の彼女は、今回のファイナルの優勝候補筆頭。KYOJOフォーミュラ初のチャンピオンになる可能性も高い彼女のサインは貰いたいよね。

下野選手の次にサインの列が長かったのが、TGM GPの池島実紅選手と織戸茉彩選手。知名度抜群なふたりのドライバーは、サインに写真に大忙しでした。

人気も実力もあり、将来有望な若い3人のドライバーが所属するセルモINGINGはというと、今回はサイン会無し。
前回のラウンド2では、とんでもないファンがサイン欲しさに行列を成したため、今回は3人並んでの写真撮影のみ。ここでもずっと笑顔の佐藤こころ選手でした。

トップドライバーのひとりで、前回の優勝者の翁長実希選手はというと、バナナで栄養補給しながら、満面の笑みで私たちファンの前に出てきてくれました。
いや、さすがにリラックスしすぎるので、写真を掲載するのはやめておこうと思いましたが、この姿をXに載せていましたのでオッケーかな。

そんなファンの流れが一転。中盤に斎藤愛未選手が下野選手のとなりでサイン会を開始すると、たちまち長蛇の列に。やっぱり人気はディフェンディングチャンピオンがNo.1でした。

なお、このピットウォーク中に、山本龍先生が恐竜に襲われた模様。なんとか一命は取り留めたようですが、無事ファイナルに出られるのか心配ですwww
佐藤こころ選手の応援に宮島花蓮選手がやってきた!スタート前進行

大盛況のピットウォークの後に行われた富士マイナーツーリングが終了すると、いよいよKYOJO CUPファイナルに向けたスタート進行が始まります。
13時45分が近づくとKYOJOフォーミュラがピット前に並び、時刻が来ると一斉にエンジンが雄叫びを上げ、インストレーションチェックに出かけます。この感じ、スーパーフォーミュラと一緒ですね。

そして一番乗りでダミーグリッドに到着する佐藤こころ選手。
F1日本グランプリでは日本人ドライバーが各セッションで最初にピットを離れるシーンをよく見ますが、これはスポンサーに対するアピールやファンへのサービスが目的だと考えられます。
そんなことをサラリとこなす佐藤こころ選手はさすがです。
尚、写真のグリッドには7の文字が見えますが、KYOJO CUPはイン側の通常2番グリッドの位置がポールポジションなので、佐藤こころ選手は6番手からのスタートになります。

恒例のミカっちゃんによるグリッドインタビュー。
あらっ!?今回は宮島花蓮選手が応援に駆けつけているようです。みんなに可愛がられる佐藤こころ選手でした。
まだユルッとした表情の佐藤こころ選手ですが、いつになったらレーシングモードになるのでしょうか・・・。

徐々にスタート時間が迫り、マシンに乗り込む佐藤こころ選手。さあ、今回も彼女らしいレースを期待します。
佐藤こころ選手スタートでジャンプアップ!その後も果敢に攻めたFinalレース

ここでグランドスタンドを離れ、急いでGRスープラコーナーに移動。なんとかフォーメーションラップに間に合いました。
そして遠くで爆音が響き渡り、レースがスタートしました。さあ、6番手スタートの佐藤こころ選手は、何位でここにやってくるのか!?

佐藤こころ選手はスタートを成功して、1コーナーまでに2つ順位を上げるも、ヘアピンで佐々木藍咲選手に抜き返されて5位になって、私のいるGRスープラコーナーにやってきました。
6位白石いつも選手に攻め立てられていますが、守って欲しい。

そんな白石選手を振り切り、チームメイトの富下李央菜選手とともにランデブー走行で前を狙います。

その後も佐藤選手の後ろにいた白石選手でしたが、ペースに着いていけずたまらずスピン。さあ、後ろがいなくなったので、積極的に前を狙って行きましょう。

そして、ペースの落ちた3位平川真子選手を富下選手がオーバーテイク。その後方佐藤選手も虎視眈々と平川選手を狙います。

しかし平川選手に比べると佐藤選手のストレートでのスピードが劣るようで、なかなか抜けない。
それでもコーナーで頑張り、攻め続ける佐藤選手。
が、ここで12周の決勝はここで終了。もう少し周回数があったら抜けたのになあ・・・。
最後に
ということで、今回のファイナルは6位スタートから1つ順位を上げて5位に入賞した佐藤こころ選手。
フォーミュラになったKYOJO CUPはかなりの体力が必要なようで、今回も多くのドライバーが終盤にペースダウンしましたが、佐藤選手はいつも同様に終盤までペースが落ちることなく、果敢に攻め続け、最後の最後まで諦めないレースを披露してくれました。
これで開幕戦からスプリントとファイナル合わせて6レースすべてでポイントを獲得。攻めながらもしっかり結果を残す素晴らしいドライバーですね。

そんな佐藤選手はレース後、いつも同様に私たちファンに向けて大きく手を振ってくれました。

こんな姿を見ると、次回も応援したくなるんですよね!
ラウンド4では開幕戦以来の表彰台に・・・いや、優勝が見たい!!
以上、最後までご覧いただきましてありがとうございました。















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