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歴代チームメイト対決にみるF1ドライバーランキング【2021年版】

【第4位】シャルル・ルクレール

直接対決

  • 対M.エリクソン 1勝0敗
  • 対S.ベッテル 2勝0敗

勝ったドライバー

シャルル・ルクレールはセバスチャン・ベッテルに対して2年連続して勝ち越しているので上位に。

そのベッテルはキミ・ライコネンに対して勝ち越しており、そのライコネンはアントニオ・ジョヴィナッティに対して勝ち越しているのでルクレールよりも下位になる。

負けたドライバー

ルクレールは2020年終了時点でチームメイトに負け越した経験はない。

結果

ベッテル
ライコネン
ジョヴィナッツィ
<ルクレール

まだ対戦が少ないため今回はこの順位にしたが、今後のチームメイト対決でルクレールの本当の実力が見えてくる。

【第3位】ダニエル・リカルド

直接対決

  • 対J-E.ベルニュ 1勝1敗
  • 対S.ベッテル 1勝0敗
  • 対D.クビアト 0勝1敗
  • 対M.フェルスタッペン 2勝1敗
  • 対N.ヒュルケンベルグ 1勝0敗
  • 対E.オコン 1勝0敗

勝ったドライバー

ダニエル・リカルドは、レッドブル1年目にセバスチャン・ベッテルに勝っているのでリカルドが上位。

またその後のレッドブル在籍時のチームメイトはマックス・フェルスタッペンだったが、経験に勝るリカルドが最初の2シーズンで勝ち越しているので上位になり、その後のルノー時代はエスティバン・オコンに勝っている。

※フェルスタッペンよりもリカルドの方が上位なの?と思う方もいるだろうが、今回は結果を重視しているのでご理解いただきたい

ベッテルはキミ・ライコネンに、フェルスタッペンはサインツに勝っているので、リカルドは彼らよりも下位になる。

またライコネンとサインツはそれぞれジョヴィナッティとノリスに勝っているので、リカルドは彼らよりも上に位置する。

そしてリカルドはニコ・ヒュルケンベルグに勝っているが、彼に負けたカルロス・サインツもやはリカルドよりも下位になる。

負けたドライバー

リカルドが唯一負け越しているドライバーは絶頂期のダニール・クビアト。

ただしこのクビアトは好不調の波が激しく、トロロッソ時代にはサインツやフェルスタッペンに負けていて、勝ちにも負けにも両者が登場する歪な結果になった。

結果

ベッテル
フェルスタッペン

オコン
ライコネン

ノリス
ジョヴィナッティ

サインツ
<リカルド<サインツ※
フェルスタッペン※

ルクレールとの相対関係が難しかったが、ベッテルに加えフェルスタッペンにも直接対決で勝利し、間接的にも多くのドライバーに勝っていることからこの順位とした。

※好不調の波が激しいクビアトとの対決はが難しく、彼が関与している対戦は今回のランキング評価から除外とした

【第2位】フェルナンド・アロンソ

直接対決

  • 対T.マルケス 0勝1敗
  • 対J.トゥルーリ 2勝0敗
  • 対G.フィジケラ 2勝0敗
  • 対L.ハミルトン 0勝1敗
  • 対N.ピケ Jr. 1勝0敗※
  • 対F.マッサ 4勝0敗
  • 対K.ライコネン 1勝0敗
  • 対J.バトン 1勝1敗
  • 対S.バンドーン 2勝0敗

※2009年はチームメイトピケJr.が途中でチームを離脱したため除外

勝ったドライバー

フェルナンド・アロンソは2014年にキミ・ライコネンとの直接対決に勝利しており、そのライコネンはジョヴィナッティに勝っているので、アロンソが上位になる。

負けたドライバー

アロンソがチームメイト対決で負けたドライバーはルイス・ハミルトンのみ※。

※新人時代のマルケスとの対決は、マシン性能があまりにも低かったので除外

結果

ライコネン
ジョヴィナッツィ
<アロンソ<ハミルトン

ダニエル・リカルドやシャルル・ルクレールとの順位付けが難しかったが、2007年のハミルトンとの対決で同ポイントだったことを考慮し2位とした。

【第1位】ルイス・ハミルトン

直接対決

  • 対F.アロンソ 1勝0敗
  • 対H.コバライネン 2勝0敗
  • 対J.バトン 2勝1敗
  • 対N.ロズベルグ 3勝1敗
  • 対V.ボッタス 4勝0敗

勝ったドライバー

ルイス・ハミルトンはデビュー年にも関わらず、フェルナンド・アロンソに対して同ポイントながら上位入賞の数で勝っている。

そのアロンソはキミ・ライコネンに、そのライコネンは、アントニオ・ジョヴィナッティに勝っているのでハミルトンよりも下位になる。

また現在のメルセデス在籍中は、バルテリ・ボッタスに4連勝中。

負けたドライバー

ハミルトンは2020年シーズン終了現在、ジェンソン・バトンとニコ・ロズベルグに1シーズンのみ負けているのみで、通算成績でチームメイトに負けた実績はない。

結果

ボッタス
アロンソ
ライコネン
ジョヴィナッティ
<ハミルトン

過去にチームメイトに通算成績で負けたことのないハミルトンは、新人のシーズンで当時実力ナンバー1と評されていたアロンソに勝つなど過去の成績はピカイチで、彼が堂々のトップとして異論はないであろう。

まとめ

今回は2021年にF1に参戦するドライバーのうち、14人のドライバーに対して過去の対戦成績をもとに順位付けをしてみたが、結果を以下の表にまとめてみた。

順位ドライバー勝ったドライバー負けたドライバー
12Tジョヴィナッティライコネン
アロンソ
ベッテル
ハミルトン
リカルド
ルクレール
12Tオコンペレス
リカルド

アロンソ
ハミルトン
12Tノリスサインツ
フェルスタッペン
リカルド
11ストロールペレス
ハミルトン
10サインツノリスフェルスタッペン
リカルド
9ライコネンジョヴィナッツィアロンソ
ベッテル

ハミルトン
リカルド
ルクレール
8ペレスオコン
ストロール

サインツ
ノリス
ハミルトン
7ボッタスライコネン
ジョヴィナッツィ
ハミルトン
6ベッテルライコネン
ジョヴィナッツィ
リカルド
ルクレール
5フェルスタッペンサインツ
ノリス
リカルド
4ルクレールベッテル
ライコネン
ジョヴィナッツィ
3リカルドベッテル
フェルスタッペン

オコン
ライコネン

ノリス
ジョヴィナッティ

サインツ
サインツ※
フェルスタッペン※
2アロンソライコネン
ジョヴィナッツィ
ハミルトン
1ハミルトンボッタス
アロンソ

ライコネン
ジョヴィナッティ

経験の少ない若手ドライバーや、独自のステップを踏む元レッドブル系ドライバーに関しては、相対的な評価が難しく、ある程度独断での順位付けもさせてもらったが、読者のみなさんはどのように感じたかよかったら下のコメント欄に書いていただけたら嬉しく思います。

2021年はリカルド、ベッテル、ペレス、サインツの実力者の移籍や、2度の王者アロンソの復帰など、多くのドライバーがシャッフルされ、新たなチームメイトと対戦することになり、評価を上げるドライバーや逆に下げるドライバーなどこの順位も変動するかもしれない。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。