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同じカラーでもチームが違う?トムスとセルモ同一タイトルスポンサーの歴史

2024年、スーパーGTにKeePerが復活参戦して話題になりました。

KeePer復活参戦だって?? 違うだろ!?

2025年現在KeePerと呼ばれるチームはセルモで、2022年までホワイトとブルーのKeePerとして参戦していたのはトムス。要するにタイトルスポンサーが変更になったんですよね。

まあ、GTファンの多くは承知していると思いますが・・・。

でも、テレビ中継でサッシャさんが、

「KeePer抜いたー!」

と、2022年以前と変わらぬ名称で叫ぶもんだから、こんがらがります。

そんなタイトルスポンサーの変更ってトヨタ系チーム、特にトムスとセルモでたまに、いや、頻繁にあるんです。

例えばセルモはKeePerになる前の2023年まで、パチンコチェーンを展開するZENTのサポートを受けており、サッシャさんは、

「ZENTがトップを快走!」

みたいな具合で言っていました。

でも、そのZENTも元をたどればトムスのタイトルスポンサーで、2001年から2003年はトムスのスープラがZENTと呼ばれていました。

そんなトムスのマシンがZENTと呼ばれていた時代にセルモはというと・・・なんとau!

現在、トムス36号車がauスープラと呼ばれていますが、当時はセルモのスープラがauと呼ばれていたんですよね。

久々にスーパーGTを視聴した往年のGTファンは、auスープラはセルモだと勘違いしている方もいるかも??

考えてみると、全日本GT選手権黎明期、トムスとセルモはトヨタカストロールチームとして、同一エントリーとして同じカストロールカラーで参戦していました。

トヨタ系チームで言えば、チームルマンのエネオスやワコーズをルーキーレーシングが引き継いでいますが、特にトムスとセルモは同じタイトルスポンサーが多い。もしかしたら、広告代理店が同じなのかもしれませんね。

モータースポーツの繁栄には欠かせない企業スポンサーですが、スーパーGTや前身の全日本GT選手権は、スポンサーに敬意を表してマシン名をタイトルスポンサーで呼称して栄えてきました。

でも、チーム間のスポンサー移籍があった場合、結構ややこしくなっちゃいます。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。