ザックリ見出し
望遠機能コンパクトコンデジが欲しい
最近は撮り鉄にハマっており、当サイトでも写真を掲載させていただいている。
レーシングマシンは通常、サーキットに行かなくては撮影ができないため、撮影日は気合を入れて、その時点で考えられる一番良い機材を持ってサーキットに向かう。
対して鉄道撮影は、日時生活で偶然に撮影機会が訪れることも多いのだが、日頃からEOS R5や超望遠ズームなど持っていることはない。
私が日頃から携帯しているカメラは、リコーのGRIIIだけ。
このカメラは、日常生活でも携帯できる超小型のボディながら、APS-Sサイズの大型センサーを搭載し、一眼レフやミラーレスにも匹敵する描写なのだが、レンズは28mmの単焦点。この焦点距離だと、鉄道撮影には非常に不向きなのだ。
ということで、また物欲が溢れてきた。
200mm以上の焦点距離をカバーするコンデジが欲しい・・・。
撮り鉄用コンデジに求める仕様
私が撮り鉄用コンデジに求める仕様を考えてみた。
- リコーGRⅢ並みのコンパクトボディ
- 35mm換算で200mm以上の焦点距離
- 1型以上のセンサー
- RAW撮影が可能
大きさはもっとも重要で、私がいつも持っているトートバッグに入れてもかさばらないサイズでなければ意味がない。
できることならばリコーGRⅢと同等ぐらいで、GRⅢと2台持ちを可能としたい。
焦点距離も重要で、鉄道撮影では最低でも200mmまではカバーしたく、理想は350mm以上欲しい。
コンデジは描写においては妥協をしなければならないのだが、その描写を少しでも良くするためにはセンサーを大きなものにすべきだが、それによりボディが大きくなることは避けたい。
またセンサーサイズが小さくなり、落ちてしまった描写を現像でカバーするために、RAW撮影ができる機種が望ましい。
撮り鉄用コンデジを選定
そんな超コンパクトで、200mm以上のレンズを備え、理想は1型以上のセンサーでRAW撮影が可能という4点を基本に、私が理想とするコンデジを探してみよう。
ソニーサイバーショットRX100Ⅶ
望遠端 | センサー | RAW | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|
200mm | 1型 CMOS | ○ | 101.1× 58.1× 42.8mm | 275g |
各メーカーから発売されているコンデジで、カメラ好きにもっとも指示されているシリーズといえば、ソニーサイバーショットRX100シリーズで、その最新作がこのRX100Ⅶだ。
このシリーズがなぜ人気かというと、大型の1型センサーが吐き出す描写性能と、ウォークマンを生み出したソニーならではのコンパクトさだ。
今回私が求める仕様にも、このカメラは合致する。
ただ、RX1Rやα7RⅢを所持していたこともある私としては、あのソニーのインターフェイスがわかりにくくどうも好きになれない。
また、レンズの望遠端が200mmと少し物足りないのも気になるところ。
とは言っても、やはりソニーRX100Ⅶは、今回探している撮り鉄用デジカメ購入の筆頭に上がるだろう。
パナソニックDC-TX2
望遠端 | センサー | RAW | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|
360mm | 1型 MOS | ○ | 111.2× 66.4× 45.2mm | 298g |
今まで多くのカメラを購入してきた私だが、パナソニック製品を手に入れたことはない。
なぜ購入しなかったかと言うと、私にとってパナソニックは家電メーカーという印象が強く(ソニーもだろうという声もあると思うがあちらはミノルタの後継)、購入の候補にすら上げなかった。
しかしこのDC-TX2は、望遠端の焦点距離が360mmと、前出のソニーRX100Ⅶよりも望遠性能が高い。
ただ、センサーの形式がCMOSではなくMOSと書かれているのが気になるが・・・。ところでMOSって何だ?
パナソニックはフルサイズのS1もラインナップされており、近年は家電だけでなくカメラにも相当に力を入れているため、このカメラも候補のひとつとなり得る。
ライカC-LUX
望遠端 | センサー | RAW | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|
360mm | 1型 MOS | ○ | 113× 67× 46mm | 300g |
カメラ好きの多くが憧れるライカからも、今回私が求める仕様のコンデジが発売されている。
だが仕様を見ていくと・・・前出のパナソニックDC-TX2と同じ?
そう、このライカC-LUXは、パナソニックが設計したものを外観を少し変えてOEM供給されている。
が、5万円以上も高い・・・。
いやいや、ライカブランドのカメラをこの価格で購入できるなら、これはかなりのバーゲンプライスだろう。
うーん、これもいいなあ・・・。
キヤノンパワーショットSX740 HS
望遠端 | センサー | RAW | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|
960mm | 1/2.3型 CMOS | × | 110.1× 63.8× 39.9mm | 275g |
最後はキヤノンのパワーショットSX740 HS。
このカメラは、望遠端960mmが最大の魅力なのだが、センサーサイズが1/2.3と小さく、RAW撮影ができないのが欠点になる。
だが、キヤノンの一眼レフやミラーレスを愛用してきた私としては、きっとメニュー画面などのインターフェイスもそれらを踏襲しているだろうから馴染みやすいし、発色も信頼できる。
うーん、これも候補のひとつにしよう。
さて、以下の4機種に絞られた私の撮り鉄用コンデジ。
機種 | 望遠端 | センサー | RAW | サイズ | 重量 |
---|---|---|---|---|---|
ソニー サイバーショット RX100Ⅶ | 200mm | 1型 CMOS | ○ | 101.1× 58.1× 42.8mm | 275g |
パナソニック DC-TX2 | 360mm | 1型 MOS | ○ | 111.2× 66.4× 45.2mm | 298g |
ライカ C-LUX | 360mm | 1型 MOS | ○ | 113× 67× 46mm | 300g |
キヤノン パワーショット SX740 HS | 960mm | 1/2.3型 CMOS | × | 110.1× 63.8× 39.9mm | 275g |
ということで、この4台の中からどの機種を購入するか、いつもお世話になっているカメラのキタムラさんに出向き、店員さんに話を聞き、実際に現物を見てみたのだが、今回はここまでにします。
次回もぜひご覧ください!
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