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日産が2020年のスーパーGT GT500参戦ドライバーを発表!

先日は、ホンダの2020年スーパーGT GT500クラスのドライバー発表について書きましたが、同日の東京オートサロンでは日産もスーパーGT GT500体制発表をしました。

2018年・2019年と不振なシーズンを過ごした日産勢だけに、2020年にかける想いは他メーカー以上だと推測できますね。

それでは早速、日産のスーパーGT GT500クラスのドライバーラインナップを、カーナンバー順にみていきましょう。

NDDPレーシング

平手晃平選手
千代勝正選手

昨年日産勢で唯一優勝したNDDPレーシングは、平手晃平選手が残留、そしてフレデリック・マコヴィッキィ選手に代わり千代勝正選手が抜擢されました。

トヨタ陣営から移籍した平手晃平選手は、移籍1年目にして日産勢唯一の優勝を上げ信頼を勝ち取り、2020年もNDDPレーシングのシートを確保しました。

千代勝正選手は一昨年以来のスーパーGT返り咲きで、2011年に全日本F3でチャンピオンを獲得したNDDPレーシングからの参戦になります。

ふたりのイケメンコンビで、女性ファンのハートを掴む!?

チームインパル

佐々木大樹選手
平峰一貴選手

チームインパルは佐々木大樹選手と、ジェームス・ロシター選手に代わり平峰一貴選手のコンビで2020年シーズンに参戦します。

佐々木大樹選手はGT500クラス7年目で、チームインパルとしては3年目のシーズンになります。

平峰一貴選手は、JLOCやKONDOレーシングでGT300クラスを6年間参戦し、今年はGT500クラスに初参戦します。

そしてチームインパルには嬉しいニュースがありました。

カルソニックとマレリが経営統合し、チーム名やカラーリングに変更があると噂されていましたが、2020年シーズンも継続されると発表がありました。

国内モータースポーツファン、取り分け星野一義ファンにとってカルソニックは欠かせない存在なだけに、まずは一安心と行ったところでしょうね。

ニスモ

松田次生選手
ロニー・クインタレッリ選手

日産のワークスチームであるニスモは、不動の松田次生選手とロニー・クインタレッリ選手のコンビで2020年も参戦します。

今年で41歳になる大ベテランの松田次生選手は、GT500クラスでなんと21年目、ニスモで7年目のシーズンに挑みます。

松田選手と同じく今年41歳を迎えるロニー・クインタレッリ選手は、GT500クラス16年目でニスモ8年目。

スーパーGTを代表する超ベテランコンビの目標は、5年ぶりとなるシリーズチャンピオンです。

KONDOレーシング

高星明誠選手
ヤン・マーデンボロー選手

ニスモと同じく2019年からドライバー変更の無かったKONDOレーシング。

高星明誠選手はKONDOレーシング3年目、ヤン・マーデンボロー選手はGT500クラス4年目でKONDOレーシング2年目のシーズンになります。

まとめ

No.チームドライバー
3NDDPレーシング平手晃平
千代勝正
12チームインパル佐々木大樹
平峰一貴
23ニスモ松田次生
R.クインタレッリ
24KONDOレーシング高星明誠
J.マーデンボロー

2020年の日産陣営は、千代勝正選手の復帰と平峰一貴選手のGT500クラス初参戦が目玉でしたが、総じて大きな話題はありませんでした。

マシンに目を移すと、2020年シーズンはトヨタがLC500に代えてスープラを投入、ホンダはNSXをFR化と大きな車両変更がありましたが、日産は2020年もベース車両のGT-Rを踏襲するため昨年から開発を継続できるメリットがあり、トヨタ・ホンダに比べるとそこが大きなアドバンテージになると予想できます。

近年は不振にあえぐ日産ですが、スーパーGTきっての人気メーカーだけに今年こそは飛躍の年にしてもらいたいものですね。

以上、今回は日産のスーパーGT GT500クラス体制発表について書いてみました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。