PETRONAS(ペトロナス)

写真提供:Mさん
- トムス(2008年-2015年)
マレーシアの国営オイル関連企業であるPETRONAS。
PETRONASといえばメルセデスやザウバーなど、F1チームを積極的にサポートしているブランドだが、スーパーGTにもタイトルスポンサーとして参戦していた。

2015年スーパーGT第4戦にて
サポートしたチームはトムスで、2008年から2015年まで8年間にわたり同チームのタイトルスポンサーを務めており、F1のメルセデスでもお馴染みのPETRONASのブランドカラーであるグリーン(レイトンブルー?)が印象的だった。
ちなみに当時はその他のカテゴリーでもトムスをサポートし、フォーミュラニッポンや全日本F3のトムスチームのマシンにも同じPETRONASカラーが施されていた。
Mobil(モービル)

写真提供:Mさん
- ナカジマレーシング(1998年-2003年)
- チームルマン(2006年)
石油メジャー最大手であるエクソンモービルのブランド、Mobilも全日本GT選手権時代にタイトルスポンサーを務めている。

2003年JGTC第2戦にて
全日本GT選手権時代、Mobilといえばナカジマレーシング。ナカジマレーシングが全日本GT選手権に参戦を開始した1998年よりMobilも同チームのタイトルスポンサーとして参戦をはじめ、2003年まで同チームをサポートした。
白地に大きくMobil1と描かれたあのシンプルなカラーリングは、ちょうどナカジマレーシングが強かった頃でカッコよく見えたなあ。

また、1年限りではあるがチームルマンも2006年にMobilがタイトルスポンサーを務めている。
あれっ、この写真をあらためて見てみると、ルーフにキグナスのロゴ!?これキグナスだよね!!どういうこと??
ESSO(エッソ)

2019年東京オートサロンにて
- INGING(1998年)
- チームルマン(1999年-2005年)
Mobilと同じくエクソンモービルのブランドであるESSOも、かつてGTのタイトルスポンサーを務めていた。
GTファンが強烈な印象を持っているのはチームルマンに描かれたESSOのロゴだが、じつは1998年にINGINGのタイトルスポンサーを務めたのがはじまりで、当時は濃紺にタイガーの絵が描かれていた。

写真提供:Mさん
その後カーナンバー6をINGINGから引き継いだチームルマンのタイトルスポンサーになり、マシン全体がタイガー柄になった。
このカラーリングかなりインパクトあるでしょ!

そしてハイオクの商品名がタイガーからウルトラフローに変更されたためマシンカラーも一新され、あのチャンピオンカラーであるブルーとホワイトのカラーリングになった。
まあ、カッコいいかどうかは別として、チームルマンがもっとも輝いていた頃のカラーリングだよね。
うんっ?WAKO’S時代の方が輝いてた?まあ人それぞれです・・・。
Pennzoil(ペンズオイル)

写真提供:Mさん
- ニスモ(1998年-1999年、2001年)
アメリカのオイル関連企業であるペンズオイルといえば、アメリカンモータースポーツのトップカテゴリーであるNASCARやインディカーではお馴染みのブランドだが、かつて全日本GT選手権で活躍した時代があった。
ペンズオイルが全日本GT選手権でタイトルスポンサーを務めたのは1998年、1999年、2001年の3年間で、ニスモのスカイラインGT-Rをイエローに染めていた。
ペンズオイルカラーのニスモGT-Rはその3年間のうち2度のチャンピオンを獲得し、日本のモータースポーツファンに強烈なインパクトを与えた。
個人的にはこの時代RCカーにハマっていて、このペンズオイルカラーのカウルが欲しかったんだよね。すみません余談でした・・・。
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