人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

フェルスタッペンがシュタイアーマルクGPを制しレッドブル4連勝!ホンダエンジン4連勝は1991年以来!

レッドブルのマックス・フェルスタッペンが、チームの地元であるシュタイアーマルクグランプリを制し、グランプリ4連勝!

まさに王者のレースだった。

予選でトップタイムを出したフェルスタッペンは、ポールポジションからスタートを完璧に決める。

その後は、2位を行くルイス・ハミルトンに対し、DRS圏内に入らせぬよう4秒ほどのタイム差でペースをコントロールする。

このレース唯一のピットストップでは、2位ハミルトンが動いた翌周に自身もピットに入りトップで復帰。

ハードタイヤでの長いスティントも、ハミルトンとの差を少しずつ広げながら周回を重ね、最後はハミルトンのタイヤが根を上げてたまらずピットイン。

フェルスタッペンはタイヤを最後まで持たせ、独走でフィニッシュ。

今回のレースは、昨年までメルセデスが行っていた王者のレースをレッドブルが完全に再現し、時代はメルセデスからレッドブルに完全に移行した。

王者を争うフェルスタッペンとハミルトン
2019年日本GPにて

たしかに観ている我々F1ファンは僅差の接戦を望むのだが、毎グランプリそのようなレースではチャンピオンを獲得するのは一苦労だ。

そう、先週のポールリカールのような、フロントヘビーでメルセデスの得意とするコースでは接戦に持ち込み、レッドブルリンクのようなレッドブルが得意とするトラクション重視のサーキットでは確実にものにすることが、今後チャンピオンを獲得する上で重要になる。

んっ!?

この4連勝したサーキットって全部コース特性が違うぞ!

極めて低速のモナコ、路面ミューの低い市街地だが高速のアゼルバイジャン、高速でフロント重視のポールリカール、そしてトラクション重視のレッドブルリンクを全部勝っちゃった。

こりゃ、チャンピオンいけるなぁ。

1985年ラウダからプロストに、2005年シューマッハからアロンソにF1の主役が移り変わっていったあの年のように、2021年シーズンはハミルトンからフェルスタッペンに世代交代する年になるのだろうか・・・。

ホンダエンジンの4連勝は、1991年にセナが開幕4連勝して以来らしい。

そして次回のオーストリアグランプリは、同じレッドブルリンクで行われる。持ち込まれるタイヤは違えど、ここもやはりレッドブルが有利だと想像に難くない。

最強を誇った1988年のマクラーレンホンダ(MP4/4)
ホンダコレクションホールにて

ということは・・・5連勝?

ホンダエンジンの過去の5連勝を調べると、あの伝説の1988年シーズン以来だ!

そう、セナとプロストがバチバチにやり合い、16戦15勝の金字塔を成し遂げたあの年!

いやいや、すごいことになってきたぞ。

5連勝したら、F1撤退発言を撤回してくれないかな・・・。

撤退を発表したのは八郷社長でしょ?

4月から社長交代したし、三部社長発言の撤回をぜひ!

なんてね、もう引き継ぐ先も決まっているし、そんなのムリだよね。

まあいずれにしても、F1ファンにとって今年は忘れられないシーズンになるのかもしれない。

マックス頼むぞ!

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

146人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。