【第11位タイ】大嶋和也☆
優勝回数:8回

通算8勝で歴代11位にランクインしたドライバーは4人いますが、そのひとりが大嶋和也選手です。
大嶋和也選手は2006年にGT300のaprから初参戦し、2009年にクラフトからGT500デビューして、そのデビューシーズンで初優勝します。
2011年からはチームルマンに移籍。2014年から2018年までの5シーズンに渡り勝利することはできませんでしたが、2019年に2勝を上げて念願のシリーズチャンピオンに輝きます。
2020年からは新参戦のルーキーレーシングに移籍し、2024年現在までに通算8勝を記録しています。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2009 | 6 | 鈴鹿 | クラフト | レクサス | SC430 | B |
2010 | 3 | 富士 | クラフト | レクサス | SC430 | B |
2012 | 4 | SUGO | ルマン | レクサス | SC430 | B |
2013 | 8 | もてぎ | ルマン | レクサス | SC430 | B |
2019 | 4 | チャーン | ルマン | レクサス | LC500 | B |
2019 | 5 | 富士 | ルマン | レクサス | LC500 | B |
2021 | 1 | 岡山国際 | ルーキー | トヨタ | GRスープラ | B |
2022 | 1 | 岡山国際 | ルーキー | トヨタ | GRスープラ | B |
【第11位タイ】平手晃平
優勝回数:8回

平手晃平選手もスーパーGT優勝回数歴代11位のドライバーです。
平手晃平選手はF1直下のGP2に参戦した翌年の2008年にaprからGT300でスーパーGTに参戦を開始します。
そして翌2009年にトヨタ系のセルモでGT500クラスにエントリーをすると、2011年に初優勝します。
そのセルモでは2013年に念願のチャンピオンに輝きました。
2015年にサードに移籍して翌2016年には2度目のスーパーGT王者になります。
しかし2017年にドライビングミスが続いたためか、翌年にGT500のシートを獲得することができず、2019年には日産系のNDDPレーシングに移籍。
2024年にはふたたびGT300クラスで活躍しています。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2011 | 6 | 富士 | セルモ | レクサス | SC430 | B |
2012 | 1 | 岡山国際 | セルモ | レクサス | SC430 | B |
2012 | 8 | もてぎ | セルモ | レクサス | SC430 | B |
2013 | 6 | 富士 | セルモ | レクサス | SC430 | B |
2014 | 4 | SUGO | セルモ | レクサス | RC F | B |
2016 | 8 | もてぎ | サード | レクサス | RC F | B |
2017 | 4 | SUGO | サード | レクサス | LC500 | B |
2019 | 7 | SUGO | NDDP | 日産 | GT-R | M |
【第11位タイ】リチャード・ライアン
優勝回数:8回

写真提供:Mさん
リチャード・ライアン選手も歴代11位。
リチャード・ライアン選手は2002年にホンダ系の童夢から全日本GT選手権に初参戦し、この年に初勝利を記録。
翌2003年から日産系のニスモに移籍すると、2004年には2勝してシリーズチャンピオンを獲得します。ニスモでは5勝しています。
2008年からはトヨタ系のセルモに移籍して2度の優勝を経験。
結局ホンダ、日産、レクサス(トヨタ)の3メーカーを渡り歩き、各メーカーで通算8勝を記録しています。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2002 | 6 | もてぎ | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2003 | 2 | 富士 | ニスモ | 日産 | スカイラインGT-R | B |
2004 | 1 | TI英田 | ニスモ | 日産 | フェアレディZ | B |
2004 | 6 | オートポリス | ニスモ | 日産 | フェアレディZ | B |
2005 | 3 | セパン | ニスモ | 日産 | フェアレディZ | B |
2007 | 3 | 富士 | ニスモ | 日産 | フェアレディZ | B |
2008 | 3 | 富士 | セルモ | レクサス | SC430 | B |
2009 | 2 | 鈴鹿 | セルモ | レクサス | SC430 | B |
【第11位タイ】道上龍
優勝回数:8回

ホンダコレクションホールにて
かつてホンダのエースドライバーとして活躍した道上龍選手も8回優勝をしています。
道上龍選手は1995年にチームクニミツから全日本GT選手権にデビューします。
そして翌1998年にチーム無限に移籍すると、この年に2度の優勝を経験。
2000年には未勝利ながら4度2位に入り、シリーズチャンピオンに輝きます。
2003年からは童夢に移籍。結局チーム無限と童夢で通算8勝を上げました。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
1998 | 5 | もてぎ | 無限 | ホンダ | NSX-GT | B |
1998 | 7 | SUGO | 無限 | ホンダ | NSX-GT | B |
2001 | 1 | TI英田 | 無限 | ホンダ | NSX-GT | B |
2002 | 7 | MINE | 無限 | ホンダ | NSX-GT | B |
2003 | 5 | 富士 | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2006 | 2 | 岡山国際 | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2007 | 7 | もてぎ | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2008 | 5 | SUGO | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
【第9位タイ】小暮卓史
優勝回数:9回

写真提供:Mさん
現在はGT300クラスで活躍する小暮卓史選手は、スーパーGT GT500クラスで9勝して歴代9位です。
小暮卓史選手は全日本GT選手権時代の2003年にナカジマレーシングからデビューします。
1年のブランクの後、2005年に童夢から参戦し2006年に初勝利を記録。童夢が撤退する2012年まで所属し、同チームで7勝をしました。
その後2013年にチームクニミツで1勝、2018年にはリアルレーシングで1勝し、通算で9勝を上げ、現在はJLOCからGT300クラスに参戦しています。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2006 | 2 | 岡山国際 | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2007 | 7 | もてぎ | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2008 | 5 | SUGO | 童夢 | ホンダ | NSX-GT | B |
2010 | 2 | 岡山国際 | 童夢 | ホンダ | HSV-010 GT | B |
2011 | 3 | セパン | 童夢 | ホンダ | HSV-010 GT | B |
2011 | 5 | 鈴鹿 | 童夢 | ホンダ | HSV-010 GT | B |
2012 | 3 | セパン | 童夢 | ホンダ | HSV-010 GT | B |
2013 | 1 | 岡山国際 | クニミツ | ホンダ | HSV-010 GT | B |
2018 | 1 | 岡山国際 | リアル | ホンダ | NSX-GT | B |
【第9位タイ】ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ
優勝回数:9回

写真提供:Mさん
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手もGT500クラスで9勝しています。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手は2006年にハセミモータースポーツからスーパーGTにデビュー。
翌2007年にKONDOレーシングに移籍しこの年に初勝利を記録します。
KONDOレーシングには4年間所属して4勝を上げ、2011年からチームインパルに移籍して6年間で5勝。通算で9勝を上げました。
ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手は、劣勢とされるヨコハマタイヤで4度も勝利しているのが特筆すべきところでしょう。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2007 | 4 | セパン | KONDO | 日産 | フェアレディZ | Y |
2008 | 4 | セパン | KONDO | 日産 | GT-R | Y |
2009 | 1 | 岡山国際 | KONDO | 日産 | GT-R | Y |
2010 | 1 | 鈴鹿 | KONDO | 日産 | GT-R | Y |
2011 | 1 | 岡山国際 | インパル | 日産 | GT-R | B |
2012 | 6 | 富士 | インパル | 日産 | GT-R | B |
2013 | 3 | セパン | インパル | 日産 | GT-R | B |
2014 | 2 | 富士 | インパル | 日産 | GT-R | B |
2016 | 5 | 富士 | インパル | 日産 | GT-R | B |
【第8位】野尻智紀☆
優勝回数:10回

2024年に1勝を挙げて、歴代8位に浮上したのが、現在ホンダのエースとして活躍する野尻智紀選手。
野尻智紀選手は2013年にARTAからGT300クラスにスポット参戦し、翌2014年はチーム無限からGT300クラスにレギュラー参戦します。
そして2015年からARTAでGT500にデビューし、2017年に初勝利を記録します。
その後も毎年1勝から2勝を上げ通算勝利数は10回(すべてARTA)を数えますが、未だチャンピオン獲得はありません。
ちなみにスーパーフォーミュラでは2度の王者に輝く、国内最強のドライバーのひとりです。
年 | Rd. | サーキット | チーム | メーカー | マシン | タイヤ |
---|---|---|---|---|---|---|
2017 | 5 | 富士 | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2018 | 3 | 鈴鹿 | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2018 | 8 | もてぎ | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2019 | 1 | 岡山国際 | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2020 | 7 | もてぎ | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2021 | 6 | オートポリス | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2021 | 7 | もてぎ | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2022 | 2 | 富士 | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2023 | 6 | SUGO | ARTA | ホンダ | NSX-GT | B |
2024 | 4 | 富士 | ARTA | ホンダ | シビックR-GT | B |
次のページではGT優勝回数トップ7を発表します!
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