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【スーパーGT/JGTC GT500】ドライバー優勝回数ランキングトップ20(1994-2023)

【第11位タイ】大嶋和也☆

優勝回数:8回

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて

通算8勝で歴代11位にランクインしたドライバーは4人いますが、そのひとりが大嶋和也選手です。

大嶋和也選手は2006年にGT300のaprから初参戦し、2009年にクラフトからGT500デビューして、そのデビューシーズンで初優勝します。

2011年からはチームルマンに移籍。2014年から2018年までの5シーズンに渡り勝利することはできませんでしたが、2019年に2勝を上げて念願のシリーズチャンピオンに輝きます。

2020年からは新参戦のルーキーレーシングに移籍し、2023年現在までに通算8勝を記録しています。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20096鈴鹿クラフトレクサスSC430B
20103富士クラフトレクサスSC430B
20124SUGOルマンレクサスSC430B
20138もてぎルマンレクサスSC430B
20194チャーンルマンレクサスLC500B
20195富士ルマンレクサスLC500B
20211岡山国際ルーキートヨタGRスープラB
20221岡山国際ルーキートヨタGRスープラB

【第11位タイ】平手晃平☆

優勝回数:8回

2017年スーパーGT第2戦にて

平手晃平選手もスーパーGT優勝回数歴代11位のドライバーです。

平手晃平選手はF1直下のGP2に参戦した翌年の2008年にaprからGT300でスーパーGTに参戦を開始します。

そして翌2009年にトヨタ系のセルモでGT500クラスにエントリーをすると、2011年に初優勝します。

そのセルモでは2013年に念願のチャンピオンに輝きました。

2015年にサードに移籍して翌2016年には2度目のスーパーGT王者になります。

しかし2017年にドライビングミスが続いたためか、翌年にGT500のシートを獲得することができず、2019年には日産系のNDDPレーシングに移籍。現在は同じく日産系のKONDOレーシングに所属しています。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20116富士セルモレクサスSC430B
20121岡山国際セルモレクサスSC430B
20128もてぎセルモレクサスSC430B
20136富士セルモレクサスSC430B
20144SUGOセルモレクサスRC FB
20168もてぎサードレクサスRC FB
20174SUGOサードレクサスLC500B
20197SUGONDDP日産GT-RM

【第11位タイ】リチャード・ライアン

優勝回数:8回

ライアン最後の勝利を記録した2009年セルモのマシン
写真提供:Mさん

リチャード・ライアン選手も歴代11位。

リチャード・ライアン選手は2002年にホンダ系の童夢から全日本GT選手権に初参戦し、この年に初勝利を記録。

翌2003年から日産系のニスモに移籍すると、2004年には2勝してシリーズチャンピオンを獲得します。ニスモでは5勝しています。

2008年からはトヨタ系のセルモに移籍して2度の優勝を経験。

結局ホンダ、日産、レクサス(トヨタ)の3メーカーを渡り歩き、各メーカーで通算8勝を記録しています。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20026もてぎ童夢ホンダNSX-GTB
20032富士ニスモ日産スカイラインGT-RB
20041TI英田ニスモ日産フェアレディZB
20046オートポリスニスモ日産フェアレディZB
20053セパンニスモ日産フェアレディZB
20073富士ニスモ日産フェアレディZB
20083富士セルモレクサスSC430B
20092鈴鹿セルモレクサスSC430B

【第11位タイ】道上龍

優勝回数:8回

道上龍が王者になった2000年のマシン
ホンダコレクションホールにて

かつてホンダのエースドライバーとして活躍した道上龍選手も8回優勝をしています。

道上龍選手は1995年にチームクニミツから全日本GT選手権にデビューします。

そして翌1998年にチーム無限に移籍すると、この年に2度の優勝を経験。

2000年には未勝利ながら4度2位に入り、シリーズチャンピオンに輝きます。

2003年からは童夢に移籍。結局チーム無限と童夢で通算8勝を上げました。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
19985もてぎ無限ホンダNSX-GTB
19987SUGO無限ホンダNSX-GTB
20011TI英田無限ホンダNSX-GTB
20027MINE無限ホンダNSX-GTB
20035富士童夢ホンダNSX-GTB
20062岡山国際童夢ホンダNSX-GTB
20077もてぎ童夢ホンダNSX-GTB
20085SUGO童夢ホンダNSX-GTB

【第8位タイ】野尻智紀☆

優勝回数:9回

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて

スーパーGTで9勝を上げて歴代8位に入ったドライバーは3人います。そのひとりが現在ホンダのエースとして活躍する野尻智紀選手。

野尻智紀選手は2013年にARTAからGT300クラスにスポット参戦し、翌2014年はチーム無限からGT300クラスにレギュラー参戦します。

そして2015年からARTAでGT500にデビューし、2017年に初勝利を記録します。

その後も毎年1勝から2勝を上げ通算勝利数は9回(すべてARTA)を数えますが、未だチャンピオン獲得はありません。

ちなみにスーパーフォーミュラでは2度の王者に輝く、国内最強のドライバーのひとりです。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20175富士ARTAホンダNSX-GTB
20183鈴鹿ARTAホンダNSX-GTB
20188もてぎARTAホンダNSX-GTB
20191岡山国際ARTAホンダNSX-GTB
20207もてぎARTAホンダNSX-GTB
20216オートポリスARTAホンダNSX-GTB
20217もてぎARTAホンダNSX-GTB
20222富士ARTAホンダNSX-GTB
20236SUGOARTAホンダNSX-GTB

【第8位タイ】小暮卓史

優勝回数:9回

小暮卓史初優勝マシン(2006年童夢)
写真提供:Mさん

現在はGT300クラスで活躍する小暮卓史選手もスーパーGT GT500クラスで9勝して、歴代8位です。

小暮卓史選手は全日本GT選手権時代の2003年にナカジマレーシングからデビューします。

1年のブランクの後、2005年に童夢から参戦し2006年に初勝利を記録。童夢が撤退する2012年まで所属し、同チームで7勝をしました。

その後2013年にチームクニミツで1勝、2018年にはリアルレーシングで1勝し、通算で9勝を上げ、現在はJLOCからGT300クラスに参戦しています。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20062岡山国際童夢ホンダNSX-GTB
20077もてぎ童夢ホンダNSX-GTB
20085SUGO童夢ホンダNSX-GTB
20102岡山国際童夢ホンダHSV-010 GTB
20113セパン童夢ホンダHSV-010 GTB
20115鈴鹿童夢ホンダHSV-010 GTB
20123セパン童夢ホンダHSV-010 GTB
20131岡山国際クニミツホンダHSV-010 GTB
20181岡山国際リアルホンダNSX-GTB

【第8位タイ】ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ

優勝回数:9回

オリベイラ初優勝マシン(2007年KONDO)
写真提供:Mさん

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手もGT500クラスで9勝しています。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手は2006年にハセミモータースポーツからスーパーGTにデビュー。

翌2007年にKONDOレーシングに移籍しこの年に初勝利を記録します。

KONDOレーシングには4年間所属して4勝を上げ、2011年からチームインパルに移籍して6年間で5勝。通算で9勝を上げました。

ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手は、劣勢とされるヨコハマタイヤで4度も勝利しているのが特筆すべきところでしょう。

Rd.サーキットチームメーカーマシンタイヤ
20074セパンKONDO日産フェアレディZY
20084セパンKONDO日産GT-RY
20091岡山国際KONDO日産GT-RY
20101鈴鹿KONDO日産GT-RY
20111岡山国際インパル日産GT-RB
20126富士インパル日産GT-RB
20133セパンインパル日産GT-RB
20142富士インパル日産GT-RB
20165富士インパル日産GT-RB

次のページではGT優勝回数トップ7を発表します!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。