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スズキツイン購入!F1マシン以下の車重570kgのツインはライトウェイトスポーツカーだった!

本日セカンドカーでスズキから過去に発売していた軽自動車、ツインを購入しました。

軽量化のために不要なモノは一切搭載しないF1マシンさえも標準装備のパワステも無しで、私の購入したMT車の車両重量はF1マシン以下の570kg。

多くの軽自動車の全長3.4mを大きく下回る全長2.7mのボディは、横から見るとなんとも愛嬌がある佇まいです。

今回はそんな私のスズキツインを紹介します。

スズキツインとはどんなクルマ?

スズキツイン
出典:スズキホームページ
販売時期2003年1月-2005年12月
乗車定員2人
エンジンK6A型 直3 DOHC 660cc
駆動方式FF
全長2,735mm
全幅1,475mm
全高1,450mm
ホイールベース1,800mm
車両重量MT 570kg
生産台数10,106台

スズキツインは2003年1月にスズキから発売した軽自動車で、乗車定員を2人に割り切り全長を短くして重量を軽くしたことにより、取り回しと燃費の良さが特徴のクルマです。

ほぼすべての軽自動車は最大全長の3.4mいっぱいで製造されているので、このツインの2.7mの全長は実際に見ると驚くほど短いです!

ホイールベース1.8m、最小回転半径も3.6m・・・とんでもない数値です!

しかもこのツイン、短い荷台にオートバイ用のバッテリーを大量に乗せ、時代に先駆けたハイブリッドグレードも設定されていました。

しかしこの斬新な軽自動車は、発売時期が早すぎたのか、または時代がついてこなかったのか、それとも時代とはズレていたのか・・・まったく売れず、2003年の発売から3年にも満たない2005年に販売を終了してしまいました、合掌。

3年弱で販売した台数はスーパーカー並みの10,106台で、軽自動車で人気車種である、N-BOXやスペーシアならば1ヶ月足らずで販売する台数を3年間かけて販売した希少車なんですね。

購入したスズキツインの詳細

2003年から2005年まで販売されていたスズキツイン。

当然私が購入したクルマは中古車ですが、どんな仕様かというと、

  • 年式・・・平成17年(2004年)
  • グレード・・・ガソリンA
  • ミッション・・・MT
  • 走行距離・・・97,000km
  • 価格・・・10数万円
  • その他・・・A/C P/W(気合の重ステ・いにしえのキーレス無し)

私の購入したツインは、ガソリンAというラインナップ中一番のリーズナブルなグレードで、新車販売時の車輌本体価格は49万円だったと記憶しており、パワーステアリングやキーレスエントリーすらも標準装備されていない、超スパルタンな仕様になっています。

走行距離が多いのが気になりますが、私は前のオーナーを知っており、3,000kmごとにしっかりオイル交換をされている非常にクルマを大切にする方なのです。

中古車は走行距離の少なさだけが注目されますが、本当はそのクルマがしっかりメンテナンスされていたかが一番のポイントなんですよね。

ところでスズキツインにグレーのボディカラーってあったっけ?

実はクルマの元色はホワイトで、ソリッドグレーに全塗装が施されています。

私はその作業を行った塗装屋さんもよく知っている方で、高年式の高級車も塗装されている、腕は間違えなく一級品のお店で、しかも前オーナーは屋根下保管されているため、ボディのつやも申し分ありません。

ということで、走行距離や年式の割に非常に程度の良いスズキツインなのです!

佐藤琢磨曰く「公道でもクルマの性能を出し切って走りたい!」

2004年くらいだったか、テレビで佐藤琢磨選手の特集番組が放送されており、その番組ではプライベートにて愛車でドライブするシーンが映し出されていました。

そのクルマとは初代ミニクーパー。

佐藤琢磨選手といえば、当時はホンダの支援を得てBARホンダで活躍していましたが、なぜホンダ車ではなくミニクーパーを所有しているのか疑問に感じました。

そのことについて佐藤琢磨選手は、

「レースではいつもマシンの性能をフルに出し切るよう心がけて走っています」

「公道でもそれは同じで、制約のある公道でクルマの性能を出し切るにはこのミニクーパーが最高なのです」

と、語っていたと記憶しています(少々うろ覚えですが・・・)。

その番組はYouTubeにはアップされていませんでしたが、1999年イギリス在住時の佐藤琢磨選手が自身のミニクーパーでドライブするシーンがありましたので、一応載せておきますね。

私は過去にホンダS2000など高性能スポーツカーも所有していましたが、公道では到底マシン性能をフルに発揮できるはずもなく、ただただ直線での加速を楽しんでいただけでした。

その点スズキツインは、レーシングカートのごとく少しアクセルを開けるだけでスピード感を楽しめるし、コーナーでは重ステをねじ伏せることでレーサー気分になれるのです。

私が佐藤琢磨選手のように公道でクルマの性能を発揮するには、このスズキツインレベルのクルマがちょうど良いのかもしれません。

最後に

近年はファミリーカーを乗り継いでいましたが、久々にカスタムしがいのある遊びグルマをセカンドカーとして所有しました。

今後はマフラーや車高調、アルミホイールなど、より自分好みのクルマに仕立てていきたいと思いますので、その時は当ブログでお伝えできればと考えております。

とまあ今回はセカンドカーとしてスズキツインを購入した話しでした。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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1件のコメント

ツインのMT乗ってます 面白くていい車です。
昔ローバーミニのMTに乗ってましたが、公道ではこのぐらいの車がちょうどいいです。
ツインはエンジンがよく回って面白いです。

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。