人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【2021年版】モータースポーツ撮影に最適なカメラ&レンズ紹介

モータースポーツ撮影向け望遠レンズ

モータースポーツ撮影では、私たちアマチュアカメラマンが撮影できる場所は観客席からで、コースまでの距離が長いため超望遠レンズが必須となる。

超望遠レンズの焦点距離はサーキットや撮影場所によって異なるが、もっとも長い焦点距離が必要なのはランオフエリアの広い富士スピードウェイとツインリングもてぎで、最低でも500mm以上(35mm換算)の焦点距離が必要で、その他、鈴鹿サーキットやスポーツランドSUGOでも400mm以上は欲しい。

※岡山国際サーキットとオートポリスは訪れたことがないため不明だが、400mm以上は欲しいだろう

そして焦点距離と同時にモータースポーツ撮影で必要なのは、オートフォーカスを速く動かすためのモーターの性能だ。

そんな焦点距離とモーターの性能を加味しながら、モータースポーツ撮影に最適なレンズをマウントごとに紹介してみよう。

キヤノンRFマウント用オススメレンズ

  • キヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USM

キヤノンRFマウントのカメラを使用するのなら、最新のキヤノンRF100-500mm F4.5-7.1L IS USMが焦点距離やモーターのスピードでもっとも有利なレンズになり、これに1.4×のエクステンダーを装着しテレ端700mmにすれば、どのサーキットでも強力な武器になる。

キヤノンEFマウントレンズ用オススメレンズ

  • キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

キヤノンEFマウントのカメラを使用する方は、キヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMがもっともオススメで、APS-C機ならばテレ端640mmで運用できるし、フルサイズ機ならば1.4×のエクステンダー装着で560mmになる。

この組み合わせは現在サーキットでもっとも使用率が高く、私も現在はフルサイズ機のキヤノンEOS R5にマウントコンバーターを介してエクステンダー1.4×とキヤノンEF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USMを装着して多くの写真を撮影してきた(当ブログのほとんどの写真がこの組み合わせ)が、富士スピードウェイでの560mmの焦点距離では少々足りない場所もあり、トリミングをすることもある。

対応マウントキヤノンEFマウント
焦点距離100-400mm
開放F値F4.5-5.6
手ぶれ補正
フルサイズ対応
防塵防滴
フィルター径77mm
最大径×長さ94×193mm
重量1570g
発売日2014年12月

ニコンFマウント用オススメレンズ

  • ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm F/5.6E ED VR

ニコンFマウントのカメラを使用している方は、ニコンAF-S NIKKOR 200-500mm F/5.6E ED VRを使用している方を多く見かけるが、このレンズはテレ端500mmでありながらリーズナブルな価格と開放F5.6通しなのが嬉しいポイントだ。

対応マウントニコンFマウント
焦点距離200-500mm
開放F値F5.6
手ぶれ補正
フルサイズ対応
防塵防滴
フィルター径95mm
最大径×長さ108×267.5mm
重量2090g
発売日2015年9月

ソニーEマウント用オススメレンズ

  • ソニーFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
  • ソニーFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS

ソニーEマウントを使用しているユーザーならば、純正でありながらテレ端で600mmの焦点距離が使えるソニーFE 200-600mm F5.6-6.3 G OSSがもっともオススメだ。

その他写りの良さにこだわるならば、GマスターレンズのソニーFE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSSもモータースポーツ撮影に向いているだろう。

ソニー
FE 200-600mm F5.6-6.3 G OSS
ソニー
FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS
対応マウントソニーα Eマウントソニーα Eマウント
焦点距離200-600mm100-400mm
開放F値F5.6-6.3F4.5-5.6
手ぶれ補正
フルサイズ対応
防塵防滴
フィルター径95mm77mm
最大径×長さ111.5×318mm93.9×205mm
重量2115g1395g
発売日2019年7月2017年7月

その他、価格を抑えたいのであれば、シグマやタムロンなどのサードパーティ製レンズならば600mm級のレンズを純正よりもリーズナブルな金額で体感できる。

最後に

今回はモータースポーツ撮影のオススメ機材として、おもに中級機から上級機のカメラやレンズを紹介してみた。

究極の動きモノ撮影であるモータースポーツ撮影は、カメラやレンズの性能に依存することが多く、腕はもちろんのことだが今回の機材を使用すれば良い写真が撮れる近道になるだろう。

しかしこのような機種を使ういわゆるガチ勢だけでなく、サーキットにはリーズナブルなカメラやキットレンズなどを使用する方も多くみられるため、新たなカメラライフを模索している方はまずはお持ちの機材で一度サーキットに訪れてみることをオススメしたい。

きっとその先には新しいカメラライフが待っているだろう・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

146人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。