メルセデス
- #4 グッドスマイルレーシング&チーム右京(GT300 FIA-GT3)
- #9 パシフィックレーシング(GT300 FIA-GT3)
- #22 R’Qsモータースポーツ(GT300 FIA-GT3)
- #65 レオンレーシング(GT300 FIA-GT3)
メルセデスはFIA-GT3のAMG GT3エボが4台エントリーします。
かつては比較的安価で性能が高いAMG GT3を使用するチームが多くいましたが、モデル末期のため、現在は数を減らしています。
個人的にはロングノーズショートデッキのマシンが好きなので、まだまだ見ていたいマシンです。
フェラーリ
- #6 チームルマン(GT300 FIA-GT3)
- #45 ポノスレーシング(GT300 FIA-GT3)
近年スーパーGTはフェラーリのエントリーがありませんでしたが、2024年シーズンより最新のFIA-GT3マシンである296GT3がデビュー。
かつてはGT500クラスにエントリーしていた名門チームルマンも走らせているため、初年度から上位争いが期待できそうです。
個人的にはフェラーリvs.ランボルギーニの争いを観てみたい。
ランボルギーニ
- #87 JLOC(GT300 FIA-GT3)
- #88 JLOC(GT300 FIA-GT3)
ランボルギーニはスーパーGTの前身である全日本GT選手権初年度から長く参戦しています。
使用するのはJLOC(ジャパンランボルギーニーナーズクラブ)。
かつてはカウンタックやディアブロ、ムルシエラゴでGT500クラスに参戦していましたが、現在はGT300クラスでFIA-GT3規定で製造されたウラカンGT3 EVO2で2台エントリーしています。
BMW
- #7 チームStudie×CRS(GT300 FIA-GT3)
BMWのM4 GT3は1台が参戦。
エントリーするチームはBMW専門のカスタムショップ、チームStudieです。
アストンマーティン
- #777 D’stationレーシング(GT300 FIA-GT3)
最後に紹介するのが2020年以来の参戦になるアストンマーティン。
FIA-GT3規定のヴァンテージAMR GT3 Evoを走らせるのは、アストンマーティンと繋がりの深いD’stationレーシングです。
D’stationレーシングはル・マン24時間参戦のためスーパーGTへの参戦は控えていましたが、今シーズンからル・マンとともにスーパーGTにも長期的に参戦することを発表しています。
今後も長くアストンマーティンの車両が見られることは嬉しいですね。
まとめ
今回は2024年に参戦する10の自動車メーカー(ブランド)と14の車種を使用するチームとともに紹介しましたが、まとめると以下の通り。
メーカー (ブランド) | 車種 | 使用チーム |
---|---|---|
トヨタ | GRスープラ | #14 ルーキーレーシング(GT500) #19 レーシングプロジェクトバンドウ(GT500) #36 トムス(GT500) #37 トムス(GT500) #38 セルモ(GT500) #39 サード(GT500) #25 つちやエンジニアリング(GT300 GTA-GT300) #52 埼玉グリーンブレイブ(GT300 GTA-GT300) #60 LMコルサ(GT300 GTA-GT300) |
トヨタ | GR86 | #2 mutaレーシングINGING(GT300 GTA-GT300) #20 シェイドレーシング(GT300 GTA-GT300) #30 apr(GT300 GTA-GT300) #5 チームマッハ※(GT300 GTA-GT300MC) |
レクサス | LC500h | #31 apr(GT300 GTA-GT300) |
レクサス | RC F | #50 アルナージュ(GT300 FIA-GT3) #96 K-tunes(GT300 FIA-GT3) |
日産 | フェアレディZ | #3 NDDP(GT500) #12 チームインパル(GT500) #23 ニスモ(GT500) #24 KONDOレーシング(GT500) #11 ゲイナー(GT300 GTA-GT300) |
日産 | GT-R | #48 NIZZレーシング(GT300 FIA-GT3) #56 KONDOレーシング(GT300 FIA-GT3) #62 ヘルムモータースポーツ(GT300 FIA-GT3) #360 東名スポーツ(GT300 FIA-GT3) |
ホンダ | シビック | #8 ARTA(GT500) #16 ARTA(GT500) #17 リアルレーシング(GT500) #64 ナカジマレーシング(GT500) #100 チームクニミツ(GT500) |
ホンダ | NSX | #18 チームアップガレージ(GT300 FIA-GT3) |
スバル | BRZ | #61 R&Dスポーツ(GT300 GTA-GT300) |
メルセデス | AMG GT | #4 グッドスマイルレーシング&チーム右京(GT300 FIA-GT3) #9 パシフィックレーシング(GT300 FIA-GT3) #22 R’Qsモータースポーツ(GT300 FIA-GT3) #65 レオンレーシング(GT300 FIA-GT3) |
フェラーリ | 296 | #6 チームルマン(GT300 FIA-GT3) #45 ポノスレーシング(GT300 FIA-GT3) |
ランボルギーニ | ウラカン | #87 JLOC(GT300 FIA-GT3) #88 JLOC(GT300 FIA-GT3) |
BMW | M4 | #7 チームStudie×CRS(GT300 FIA-GT3) |
アストンマーティン | ヴァンテージ | #777 D’stationレーシング(GT300 FIA-GT3) |
メーカー別ではトヨタが13台ともっとも多く、車種別ではGRスープラが9台と最大勢力になります。
ちなみに今回の自動車メーカーや車種とは関係ありませんが、GT500のクラス1規定で製造されたマシンが15台、GT300のGTA-GT300規定のマシンが9台、GTA-GT300MC(マザーシャシー)規定のマシンが1台、そしてFIA-GT3のマシンが一番台数が多く17台でした。
冒頭でも書いた通り、スーパーGTは豊富な車種が参戦するのが最大の魅力で、特にGT300クラスはBoPにより国内メーカーの小型スポーツカーが海外メーカーのスーパーカーとガチンコで争う姿に魅了されます。
今後も車種が偏ることなく、多くの車種で争われるスーパーGTが観たいと切に願います。