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2024年スーパーGTに参戦する『10の自動車メーカー(ブランド)』と『14の車種』一覧

メルセデス

AMG GT
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #4 グッドスマイルレーシング&チーム右京(GT300 FIA-GT3)
  • #9 パシフィックレーシング(GT300 FIA-GT3)
  • #22 R’Qsモータースポーツ(GT300 FIA-GT3)
  • #65 レオンレーシング(GT300 FIA-GT3)

メルセデスはFIA-GT3のAMG GT3エボが4台エントリーします。

かつては比較的安価で性能が高いAMG GT3を使用するチームが多くいましたが、モデル末期のため、現在は数を減らしています。

個人的にはロングノーズショートデッキのマシンが好きなので、まだまだ見ていたいマシンです。

フェラーリ

296
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #6 チームルマン(GT300 FIA-GT3)
  • #45 ポノスレーシング(GT300 FIA-GT3)

近年スーパーGTはフェラーリのエントリーがありませんでしたが、2024年シーズンより最新のFIA-GT3マシンである296GT3がデビュー。

かつてはGT500クラスにエントリーしていた名門チームルマンも走らせているため、初年度から上位争いが期待できそうです。

個人的にはフェラーリvs.ランボルギーニの争いを観てみたい。

ランボルギーニ

ウラカン
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #87 JLOC(GT300 FIA-GT3)
  • #88 JLOC(GT300 FIA-GT3)

ランボルギーニはスーパーGTの前身である全日本GT選手権初年度から長く参戦しています。

使用するのはJLOC(ジャパンランボルギーニーナーズクラブ)。

かつてはカウンタックやディアブロ、ムルシエラゴでGT500クラスに参戦していましたが、現在はGT300クラスでFIA-GT3規定で製造されたウラカンGT3 EVO2で2台エントリーしています。

BMW

M4
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #7 チームStudie×CRS(GT300 FIA-GT3)

BMWのM4 GT3は1台が参戦。

エントリーするチームはBMW専門のカスタムショップ、チームStudieです。

アストンマーティン

ヴァンテージ
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • #777 D’stationレーシング(GT300 FIA-GT3)

最後に紹介するのが2020年以来の参戦になるアストンマーティン。

FIA-GT3規定のヴァンテージAMR GT3 Evoを走らせるのは、アストンマーティンと繋がりの深いD’stationレーシングです。

D’stationレーシングはル・マン24時間参戦のためスーパーGTへの参戦は控えていましたが、今シーズンからル・マンとともにスーパーGTにも長期的に参戦することを発表しています。

今後も長くアストンマーティンの車両が見られることは嬉しいですね。

まとめ

今回は2024年に参戦する10の自動車メーカー(ブランド)と14の車種を使用するチームとともに紹介しましたが、まとめると以下の通り。

メーカー
(ブランド)
車種使用チーム
トヨタGRスープラ#14 ルーキーレーシング(GT500)
#19 レーシングプロジェクトバンドウ(GT500)
#36 トムス(GT500)
#37 トムス(GT500)
#38 セルモ(GT500)
#39 サード(GT500)
#25 つちやエンジニアリング(GT300 GTA-GT300)
#52 埼玉グリーンブレイブ(GT300 GTA-GT300)
#60 LMコルサ(GT300 GTA-GT300)
トヨタGR86#2 mutaレーシングINGING(GT300 GTA-GT300)
#20 シェイドレーシング(GT300 GTA-GT300)
#30 apr(GT300 GTA-GT300)
#5 チームマッハ※(GT300 GTA-GT300MC)
レクサスLC500h#31 apr(GT300 GTA-GT300)
レクサスRC F#50 アルナージュ(GT300 FIA-GT3)
#96 K-tunes(GT300 FIA-GT3)
日産フェアレディZ#3 NDDP(GT500)
#12 チームインパル(GT500)
#23 ニスモ(GT500)
#24 KONDOレーシング(GT500)
#11 ゲイナー(GT300 GTA-GT300)
日産GT-R#48 NIZZレーシング(GT300 FIA-GT3)
#56 KONDOレーシング(GT300 FIA-GT3)
#62 ヘルムモータースポーツ(GT300 FIA-GT3)
#360 東名スポーツ(GT300 FIA-GT3)
ホンダシビック#8 ARTA(GT500)
#16 ARTA(GT500)
#17 リアルレーシング(GT500)
#64 ナカジマレーシング(GT500)
#100 チームクニミツ(GT500)
ホンダNSX#18 チームアップガレージ(GT300 FIA-GT3)
スバルBRZ#61 R&Dスポーツ(GT300 GTA-GT300)
メルセデスAMG GT#4 グッドスマイルレーシング&チーム右京(GT300 FIA-GT3)
#9 パシフィックレーシング(GT300 FIA-GT3)
#22 R’Qsモータースポーツ(GT300 FIA-GT3)
#65 レオンレーシング(GT300 FIA-GT3)
フェラーリ296#6 チームルマン(GT300 FIA-GT3)
#45 ポノスレーシング(GT300 FIA-GT3)
ランボルギーニウラカン#87 JLOC(GT300 FIA-GT3)
#88 JLOC(GT300 FIA-GT3)
BMWM4#7 チームStudie×CRS(GT300 FIA-GT3)
アストンマーティンヴァンテージ#777 D’stationレーシング(GT300 FIA-GT3)
※チームマッハは初代86がベース

メーカー別ではトヨタが13台ともっとも多く、車種別ではGRスープラが9台と最大勢力になります。

ちなみに今回の自動車メーカーや車種とは関係ありませんが、GT500のクラス1規定で製造されたマシンが15台、GT300のGTA-GT300規定のマシンが9台、GTA-GT300MC(マザーシャシー)規定のマシンが1台、そしてFIA-GT3のマシンが一番台数が多く17台でした。

冒頭でも書いた通り、スーパーGTは豊富な車種が参戦するのが最大の魅力で、特にGT300クラスはBoPにより国内メーカーの小型スポーツカーが海外メーカーのスーパーカーとガチンコで争う姿に魅了されます。

今後も車種が偏ることなく、多くの車種で争われるスーパーGTが観たいと切に願います。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。