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日本の主要サーキットで平均速度No.1は?サーキット別スーパーフォーミュラ平均速度ランキング!

日本の主要サーキットといえば日本のトップカテゴリーであるスーパーGTとスーパーフォーミュラが開催される鈴鹿サーキット、富士スピードウェイ、モビリティリゾートもてぎ、岡山国際サーキット、オートポリス、スポーツランドSUGOの6つのサーキット。

この中で1番速いサーキットはどこなのか?

「答えはもちろん富士の裾野のあのサーキットでしょ?」

もちろん私もそう思いました。でも調べてみると違ったのです!

明らかに1つのサーキットだけ飛び抜けて1周あたりの平均時速が違いすぎる。

ということで今回はスーパーフォーミュラの予選コースレコード(2023年12月現在)から平均速度を割り出し、ランキング形式で見てみたいと思います。

では、6位からいってみよう!

【第6位】岡山国際サーキット

DATA

平均速度:184.10km/h

  • ラップタイム:1’12.429
  • ドライバー:石浦宏明
  • マシン:ダラーラSF14
  • エンジン:トヨタR14A
  • 樹立日:2015年5月23日(2015年スーパーフォーミュラ第2戦)

日本の主要サーキットで1周あたりの平均速度がもっとも遅いのは岡山国際サーキットです。

狭い敷地に600mの短いホームストレートと700mのバックストレートを中低速のコーナーで繋ぐ形状のため、岡山国際サーキットの速度域はかなり遅いのです。

実際1994年に初めてF1を開催した時(当時はTIサーキット英田)、関係者が低速コースの代名詞であるモンテカルロ市街地コースを連想してミニモナコと言ったという逸話も残っています。

【第5位】モビリティリゾートもてぎ

2019年8月
DATA

平均速度:192.56km/h

  • ラップタイム:1’29.757
  • ドライバー:野尻智紀
  • マシン:ダラーラSF19
  • エンジン:ホンダM-TEC HR-417E
  • 樹立日:2021年10月26日(2021年スーパーフォーミュラ第6戦)

日本の主要サーキットで2番目にラップあたりの平均速度が遅いのがモビリティリゾートもてぎです。

このサーキットの営業開始は1997年と日本の主要サーキットの中では設計がもっとも新しく、ヘルマン・ティルケが設計する近年のサーキットと同様にストップアンドゴーと呼ばれるストレートを低速コーナーで繋ぐ形状になっているためでしょう。
※もてぎはティルケ設計ではない

そしてオーバルが併設するため敷地も限られており、ストレートが短いことも平均速度が遅い原因です。

インディアナポリスモータースピードウェイのようにオーバルのホームストレートをロードコースに併用すれば、レイアウトに自由度ができてよかったのでは、と思うのですが・・・。

【第4位】オートポリス

DATA

平均速度:199.98km/h

  • ラップタイム:1’24.140
  • ドライバー:野尻智紀
  • マシン:ダラーラSF19
  • エンジン:ホンダM-TEC HR-417E
  • 樹立日:2020年11月15日(2020年スーパーフォーミュラ第4戦)

第4位はオートポリスで平均速度は約200km/hでした。

ホームストレートは902mと平均的で、18個のコーナーも低速から高速までバランスよく配置されているため、平均速度は日本の主要サーキットの中では中間的な速度域です。

次のページでは日本主要サーキットの平均速度ランキングトップ3を紹介します!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。