人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

スーパーGTマシン大きさランキング!全長・全幅・全高No.1は?

スーパーGTを観ていると、上位クラスのGT500マシンよりもラップダウンされるGT300マシンの方が大きく見えることがありますが、実際に数字で見てみると、やはりGT500クラスのマシンよりも大きいGT300マシンが存在しました。

そこで今回は、2020年のスーパーGTに参戦する全マシンの全長・全幅・全高ランキングを見ていくことにしましょう。

最後に驚きの結末が!?

スーパーGTマシン全長ランキング

全長No.1のレクサスRC F GT3
2019年スーパーGT第5戦にて
順位マシン形式規格全長
1レクサス
RC F GT3
USC10FIA
GT3
4846
mm
2日産
GT-RニスモGT3
R35FIA
GT3
4832
mm
3メルセデス
AMG
C190FIA
GT3
4746
mm
4トヨタ
GRスープラ
DBクラス14725
mm
4ホンダ
NSX-GT
NC1クラス14725
mm
4日産
GT-R GT500
R35クラス14725
mm
4トヨタ
86
ZN6MC4725
mm
8ロータス
エボーラ
122MC4638
mm
9ホンダ
NSX GT3
NC1FIA
GT3
4612
mm
10ポルシェ
911 GT3 R
991FIA
GT3
4604
mm
11アウディ
R8 LMS
R8 LMSFIA
GT3
4583
mm
12スバル
BRZ GT300
BRZ GT300JAF
GT
4565
mm
13トヨタ
プリウスPHV
ZVW52JAF
GT
4560
mm
14アストンマーティン
ヴァンテージGT3
ABA-AM601FIA
GT3
4522
mm
15ランボルギーニ
ウラカンGT3
HURACAN GT3FIA
GT3
4458
mm
レクサスRC F GT3はウラカンより40cm近く長い!
2019年スーパーGT第2戦にて

全長ランキングNo.1はGT300クラスのレクサスRC Fで、その長さは実に4846mmもあり、GT500のクラス1車両よりも12cm以上長く、1番短いランボルギーニウラカンよりもなんと40cm近く長い!

全長が一番短いランボルギーニウラカンGT3
2018年スーパーGT第5戦にて

ベース車両は比較的余裕のあるリヤシートも備えており、2シーターと比べるのは酷かもしれませんが、たしかに横から見ると長いですよね。

2位はGT300クラスのGT-RニスモGT3で、GT500クラスのGT-Rと比べて100mm以上長い結果でした。

GT300のGT-RはGT500のGT-Rよりも100mm長い
スーパーGT×DTM特別交流戦にて

わかっていたことですが、名前が同じGT-Rでもクラス1車両とFIA GT3車両は別物なんですよね。

反対にJAF GT勢のBRZとプリウスPHVの全長がともに4560mmと、短いことがわかりました。

短い全長のマシンは一般的にコーナーリング性能が優れていると言われていますが、JAF GT勢の運動性能の高さが数字からも伺えますね。

スーパーGTマシン全幅ランキング

全幅No.1はメルセデスAMG
2019年スーパーGT第5戦にて
順位マシン形式規格全幅
1メルセデス
AMG
C190FIA
GT3
2052
mm
2ランボルギーニ
ウラカンGT3
HURACAN GT3FIA
GT3
2050
mm
3アストンマーティン
ヴァンテージGT3
ABA-AM601FIA
GT3
2049
mm
4ホンダ
NSX GT3
NC1FIA
GT3
2039
mm
5日産
GT-RニスモGT3
R35FIA
GT3
2036
mm
6レクサス
RC F GT3
USC10FIA
GT3
2030
mm
7ポルシェ
911 GT3 R
991FIA
GT3
2002
mm
8アウディ
R8 LMS
R8 LMSFIA
GT3
1997
mm
9トヨタ
GRスープラ
DBクラス11950
mm
9ホンダ
NSX-GT
NC1クラス11950
mm
9日産
GT-R GT500
R35クラス11950
mm
9スバル
BRZ GT300
BRZ GT300JAF
GT
1950
mm
9トヨタ
プリウスPHV
ZVW52JAF
GT
1950
mm
9トヨタ
86
ZN6MC1950
mm
15ロータス
エボーラ
122MC1946
mm
全幅2052mmのメルセデスAMG
2019年スーパーGT第5戦にて

マシンの全幅はその大きさが如実に現れますが、第1位はメルセデスAMGで、その幅は驚きの2052mmと2mを余裕でオーバーしています。

全長も第3位と長いメルセデスAMGは、全幅でもNo.1なんです。

デカイなあと思っていましたが、数字で見るとやっぱりですね!

2位、3位は、全長が最下位だったランボルギーニウラカンGT3と全長ブービーのアストンマーティンヴァンテージGT3がつけました。

ワイド&ショートはスーパーカーの鉄則なのです。

で、クラス1車両はというと・・・えっ!全幅1950mm!?

そうなんです、メルセデスAMGやランボルギーニウラカンGT3に比べると、GT500マシンは10cmも全幅が狭いんです!

こんなにも違うとは・・・完全に下克上!?

スーパーGTマシン全高ランキング

全高No.1はメルセデスAMG
2019年スーパーGT第5戦にて
順位マシン形式規格全高
1メルセデス
AMG
C190FIA
GT3
1315
mm
2ポルシェ
911 GT3 R
991FIA
GT3
1274
mm
3レクサス
RC F GT3
USC10FIA
GT3
1271
mm
4アウディ
R8 LMS
R8 LMSFIA
GT3
1171
mm
5スバル
BRZ GT300
BRZ GT300JAF
GT
1160
mm
5ホンダ
NSX GT3
NC1FIA
GT3
1160
mm
7ロータス
エボーラ
122MC1152
mm
8トヨタ
GRスープラ
DBクラス11150
mm
8ホンダ
NSX-GT
NC1クラス11150
mm
8日産
GT-R GT500
R35クラス11150
mm
11トヨタ
プリウスPHV
ZVW52JAF
GT
1130
mm
12トヨタ
86
ZN6MC1100
mm
アストンマーティン
ヴァンテージGT3
ABA-AM601FIA
GT3
日産
GT-RニスモGT3
R35FIA
GT3
ランボルギーニ
ウラカンGT3
HURACAN GT3FIA
GT3
全高は1315mmとダントツトップのメルセデスAMG
2019年スーパーGT第5戦にて

全高が高いマシンも非常に迫力がありますが、全長第3位、全幅第1位のメルセデスAMGが全高でもNo.1で、ダントツの1300mm超という結果でした。

意外にも全高が高いポルシェ911 GT3 R
2019年スーパーGT第5戦にて

スーパーカーのポルシェが以外にも全高が高く第2位の1274mmで、第3位がレクサスRC Fで1271mm。

4位以下は100mmの差があるので、全高はトップ3台がダントツという結果でした。

全高が一番低いトヨタ86は1100mm
2019年スーパーGT第5戦にて

ちなみに全高が一番低いトヨタ86は1100mmでその差はなんと200mm以上になり、同じGT300クラスのマシンでも大きな差があるのです。

ヴァンテージGT3・GT-RニスモGT3・ウラカンGT3の3台のマシンはデータがありませんでしたので、ランキング外とします。

GT-RニスモGT3
2019年スーパーGT第5戦にて

GT-RニスモGT3は意外と高いのかも!?

まとめ

全幅・全高No.1のメルセデスAMG
2018年スーパーGT第2戦にて
マシン
形式
規格全長全幅全高
トヨタ
GRスープラ
DB
クラス14725
mm
1950
mm
1150
mm
ホンダ
NSX-GT
NC1
クラス14725
mm
1950
mm
1150
mm
日産
GT-R GT500
R35
クラス14725
mm
1950
mm
1150
mm
スバル
BRZ GT300
BRZ GT300
JAF
GT
4565
mm
1950
mm
1160
mm
トヨタ
プリウスPHV
ZVW52
JAF
GT
4560
mm
1950
mm
1130
mm
トヨタ
86
ZN6
MC4725
mm
1950
mm
1100
mm
ロータス
エボーラ
122
MC4638
mm
1946
mm
1152
mm
メルセデス
AMG
C190
FIA
GT3
4746
mm
2052
mm
1315
mm
アストンマーティン
ヴァンテージGT3
ABA-AM601
FIA
GT3
4522
mm
2049
mm
ポルシェ
911 GT3 R
991
FIA
GT3
4604
mm
2002
mm
1274
mm
日産
GT-RニスモGT3
R35
FIA
GT3
4832
mm
2036
mm
ホンダ
NSX GT3
NC1
FIA
GT3
4612
mm
2039
mm
1160
mm
アウディ
R8 LMS
R8 LMS
FIA
GT3
4583
mm
1997
mm
1171
mm
レクサス
RC F GT3
USC10
FIA
GT3
4846
mm
2030
mm
1271
mm
ランボルギーニ
ウラカンGT3
HURACAN GT3
FIA
GT3
4458
mm
2050
mm

全幅第1位・全高第1位・全長第3位のメルセデスAMGが、2020年のスーパーGT車両でもっとも大きなマシンで、そのデカさはGT500マシンを大きく上回っていました。

しかし過去にはもっと大きなマシンが!

2018年までスーパーGTに参戦したベントレーは驚愕のデカさ!
2018年スーパーGT第5戦にて

そのマシンとはベントレー。

マシン
形式
規格全長全幅全高
ベントレー
BGT3 01
FIA GT4910
mm
2103
mm
1345
mm
メルセデスAMG
C190
FIA GT4746
mm
2052
mm
1315
mm
レクサス
RC F GT3
USC10
FIA GT4846
mm
2030
mm
1271
mm

2018年までスーパーGTに参戦していたベントレーのFIA GT3車両は、全長4910mm・全幅2103mm・全高1345mmと、すべてにおいて2020年に参戦するスーパーGTマシンを圧倒的に上回っていました!

角ばったデザインがさらに迫力を倍増させる!
2018年スーパーGT第2戦にて

しかもこのベントレー、数字もさることながらデザインが角ばっているので、その異常なデカさが視覚ではさらに倍増されるんです!

こんなデカいマシンがモッサモッサとコーナーを曲がり、比較的小さなGT500マシンが苦労しながら抜いて行く・・・。

ワンメイクを採用しないスーパーGTだからこそ、こんなエポックメイキングなマシンも登場するんですよね。

以上、今回はスーパーGTマシンの大きさランキングを見ていきました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

156人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。