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スーパーGTチーム監督の現役時代の成績が凄い!レーシングドライバー出身監督の主な実績

『JGTC/スーパーGT 12勝』トムス(36号車) 伊藤大輔監督

  • スーパーGT GT500シリーズチャンピオン 1回(2007)
  • 全日本GT選手権/スーパーGT GT500 12勝

トムス36号車の伊藤大輔監督も、全日本GT選手権やスーパーGTで活躍した名ドライバーだった。

2000年にナカジマレーシングから全日本GT選手権GT500クラスに参戦すると、2007年にARTAでスーパーGT GT500クラスを制覇する。

そして翌2008年からトヨタ系チームに移籍すると、チームルマンとトムスのトップチームで長年にわたり活躍した。

全日本GT選手権とスーパーGTで積み上げた勝利数は12で、ミスターGTと言われた脇阪寿一選手をも凌ぐ優勝回数だ。

『日本人唯一のDTMフル参戦』リアルレーシング 金石勝智監督

  • 日本トップフォーミュラ(フォーミュラニッポン) 2勝
  • 全日本GT選手権GT500 3勝
  • 日本人唯一のDTMフル参戦(2003)

リアルレーシングの金石勝智監督は、1990年から2002年まで日本トップフォーミュラに参戦、1997年から2009年は全日本GT選手権/スーパーGTに参戦と、長きに渡り日本のトップカテゴリーで活躍した選手だった。

そして金石勝智選手を語る上で欠かせないのがDTM参戦。

2003年に単身でドイツに渡り、パーソンモータースポーツから日本人初にして現在のところ唯一のDTM参戦を果たした。

『JGTC GT1 2勝』KONDOレーシング 近藤真彦監督

  • 全日本GT選手権 GT1 2勝
  • ル・マン24時間 7回出場

歌手や俳優として日本トップクラスの知名度を誇るKONDOレーシングの近藤真彦監督も、レーシングドライバーとして活躍した過去がある。

トップアイドルだった1984年から富士フレッシュマンレースに参戦し、前述の星野一義選手のもとでレース活動を勉強し1988年に全日本F3にステップアップ。

そして1995年には日本トップフォーミュラである全日本F3000まで上り詰めた。

また1994年にル・マン24時間に初出場を果たし、同年には全日本GT選手権にも参戦して第3戦で当時のトップカテゴリーであるGT1で優勝を遂げ、翌1995年には2勝目を記録している。

ル・マン24時間には7度の参戦実績を誇る。

『日本人F1最多出走』グッドスマイルレーシング&チーム右京 片山右京監督

2016年鈴鹿サウンドオブエンジンにて
  • 日本人F1最多出走
  • F1参戦(1992-1997)
  • ル・マン24時間 クラス優勝 総合2位(1999)
  • 日本トップフォーミュラ(全日本F3000)シリーズチャンピオン 1回(1991)
  • 日本トップフォーミュラ(全日本F3000) 2勝

GT300クラスの監督で、現役時代にもっとも成績を残しているのがグッドスマイルレーシング&チーム右京の片山右京監督だ。

F1ブーム真っ盛りの1991年に全日本F3000でチャンピオンを獲得すると、翌1992年にティレルからF1デビューを果たす。

1993年に名門ティレルに移籍すると、1994年ドイツグランプリでは予選で5番手グリッドを獲得するなどの活躍をした。

その後も長くF1に参戦を続け、日本人最多のF1グランプリ97回出走の記録を残し、1997年を最後に引退した。

その後はル・マン24時間に出場し、1999年には鈴木利男選手と土屋圭市選手とともに、日本人トリオで総合2位、クラス優勝を達成している。

『初代JGTC GT1チャンピオン』K-tunes 影山正彦監督

  • 全日本GT選手権GT1シリーズチャンピオン 2回(1994,1995)
  • 全日本GT選手権GT1 2勝
  • 日本トップフォーミュラ(フォーミュラニッポン) 2勝
  • ル・マン24時間 総合3位(1998)
  • 全日本ツーリングカー選手権シリーズチャンピオン 1回(1993)

K-tunesの影山正彦監督といえば、全日本GT選手権GT1クラス(現GT500)の記念すべき初戦の優勝者であり初代チャンピオンになったドライバーだ。また翌1995年もGT1クラスで2年連続チャンピオンになっている。

ちなみに1993年の全日本GT選手権はGTアソシエイションではノーカウント扱いになっているが、その年も3勝をあげてチャンピオンになっていることから、この年も入れると3年連続してGT1クラスのチャンピオンを獲得している。

『2002年JGTC GT500チャンピオン』LMコルサ 飯田章監督

2016年スーパーGT第2戦にて
  • ル・マン24時間 クラス優勝(1995)
  • 全日本GT選手権GT500シリーズチャンピオン 1回(2002)
  • 全日本GT選手権 GT500 5勝
  • スーパーGT GT300 2勝

LMコルサの飯田章監督は、全日本GT選手権/スーパーGTでGT500クラスとGT300クラスで長く活躍したドライバーだ。

その長いGT参戦の中でキャリア最上位は2002年。

前述の脇阪寿一選手と組んであのエッソカラーのスープラに乗り、全日本GT選手権GT500クラスのチャンピオンを獲得している。

2006年までGT500クラスに参戦して5勝し、2007年からはGT300クラスでの出走で2勝をあげている。

また1995年には、高橋国光選手と土屋圭市選手とのトリオで、ル・マン24時間のGT2クラスに参戦してクラス優勝を記録した。

残り4名のレーシングドライバー出身監督が登場!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。