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ドライバー固有カーナンバー制導入後のF1カーナンバーの推移(2014-2023)

カーナンバー【30】-【39】を付けたドライバー

2023年現在唯一の30番台は【31】のオコン
2022年F1日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
30J.パーマー2016-2017
31E.オコン2016-2018, 2020-
32未使用
33M.フェルスタッペン2015-20212022年1に変更
34未使用
35S.シロトキン2018
36A.ジョヴィナッツィ20172019年99に変更
37未使用
38未使用
39B.ハートレイ2017同年28に変更

30番台のカーナンバーとしては【33】を選択するマックス・フェルスタッペン選手を思い浮かべるファンも多いのですが、2021年にチャンピオンを獲得し2022年から【1】に変更。しかしディフェンディングチャンピオンが【1】に変更された場合、元の番号は確保されます。

その他30番台で使用されているのはエスティバン・オコン選手の【31】のみ。

FP1のみ出走するドライバーは各チームが保有するカーナンバーで走行しますが、多くのチームは30番台から40番台を保有しています。

カーナンバー【40】-【49】を付けたドライバー

王者になっても【44】を使い続けたハミルトン
2022年F1日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
40P.ディ・レスタ2017
41未使用
42未使用
43未使用
44L.ハミルトン2014-
45A.ロッテラー2014
46W.スティーブンス20142015年28に変更
47S.バンドーン
M.シューマッハ
2016
2021-2022
代役
48未使用
49未使用

40番台のカーナンバーといえば、真っ先に思い浮かべるのがルイス・ハミルトン選手の【44】。

彼は前述のとおり2015年から2016年、2018年から2021年までチャンピオンナンバーである【1】を使用することもできましたが、この【44】を使い続けています。

2021年デビューのミック・シューマッハはカーナンバー【47】を選択しましたが、これは家族の誕生日を足した数とのことで、ミハエル他家族のことを大事にしているミック・シューマッハらしい選択だと言えます。しかしミック選手は2022年限りでシートを失いました。

カーナンバー【50】-【99】を付けたドライバー

人気のゾロ目【55】を使用するサインツ
2022年F1日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
50未使用
51P.フィッティパルディ2020
52未使用
53A.ロッシ2015
54未使用
55C.サインツ2015-
56-62未使用
63J.ラッセル2019-
64-76未使用
77V.ボッタス2014-
78-80未使用
81O.ピアストリ2023-
82-87未使用
88R.ハリアント
R.クビサ
2016
2019,2021
89-93未使用
94P.ウェーレイン2016-2017
95-97未使用
98R.メリ2015
99E.スーティル
A.ジョヴィナッツィ
2014
2019-2021

36から変更

カーナンバー【50】以降は選択するドライバーが減るので、一気に【99】まで見ていきたいと思います。

50台のカーナンバーは【55】が唯一現役でカルロス・サインツ選手が使用しています。

2014年以降で60番台のカーナンバーを選択したドライバーは、現役のジョーシ・ラッセル選手のみで、同じく70番台を付けたドライバーも現役のバルテリ・ボッタス選手ただひとりです。

80番台は【88】のみ、リオ・ハリアント選手とロバート・クビサ選手によって使用されましたが、2023年から話題の新人オスカー・ピアストリ選手が【81】という日本プロ野球の監督みたいな番号を選択しています。

90番台は、大きな番号の中では人気が高く、【94】がパスカル・ウェーレイン選手、【98】がロベルト・メリ選手、そして【99】が2021年までアントニオ・ジョヴィナッツィ選手により使用されました。

まとめ

2022年F1日本GPにて

2014年以降のすべてのカーナンバーの使用状況をまとめると以下のとおりになります。

No.ドライバー使用期間備考
1S.ベッテル
M.フェルスタッペン
2014
2022-
2015年5に変更
2022年33から変更
2S.バンドーン
L.サージェント
2017-2018
2023-
3D.リカルド2014-2022
4M.チルトン
L.ノリス
2014
2019-
5S.ベッテル2015-20221から変更
6N.ロズベルグ
N.ラティフィ
2014-2016
2020-2022
7K.ライコネン2014-2021
8R.グロージャン2014-2020
9M.エリクソン
N.マゼピン
2014-2018
2021-2021
10小林可夢偉
P.ガスリー
2014
2017-
11S.ペレス2014-
12F.ナスル2015-2016
13P.マルドナド2014-2015
14F.アロンソ2014-2018,2021-
15未使用
16C.ルクレール2018-
17J.ビアンキ2014永久欠番
18L.ストロール2017-
19F.マッサ2014-2017
20K.マグヌッセン2014-2020,2022-
21E.グティエレス
N.デ・フリーズ
2014,2016
2023-
22J.バトン
角田裕毅
2014-2017
2021-
23A.アルボン2019-2020,2022-
24周冠宇2022-
25J=E.ベルニュ2014
26D.クビアト2014-2017,2019-2020
27N.ヒュルケンベルグ2014-2020,2022-
28W.スティーブンス
B.ハートレイ
2015
2017-2018
46から変更
39から変更
29未使用
30J.パーマー2016-2017
31E.オコン2016-2018, 2020-
32未使用
33M.フェルスタッペン2015-20212022年1に変更
34未使用
35S.シロトキン2018
36A.ジョヴィナッツィ20172019年99に変更
37-38未使用
39B.ハートレイ2017同年28に変更
40P.ディ・レスタ2017
41-43未使用
44L.ハミルトン2014-
45A.ロッテラー2014
46W.スティーブンス20142015年28に変更
47S.バンドーン
M.シューマッハ
2016
2021-2022
代役
48-50未使用
51P.フィッティパルディ2020
52未使用
53A.ロッシ2015
54未使用
55C.サインツ2015-
56-62未使用
63J.ラッセル2019-
64-76未使用
77V.ボッタス2014-
78-80未使用
81O.ピアストリ2023-
82-87未使用
88R.ハリアント
R.クビサ
2016
2019,2021
89-93未使用
94P.ウェーレイン2016-2017
95-97未使用
98R.メリ2015
99E.スーティル
A.ジョヴィナッツィ
2014
2019-2021

36から変更

今回は2014年に導入されたドライバー固有カーナンバー制以降で選ばれた番号を見てみましたが、やはり少ない数字のカーナンバーに人気が集中していることが確認わかります。

そしてゾロ目も人気があり、2023年現在は【11】ペレス選手、【22】角田裕毅選手、【33】フェルスタッペン選手、【44】ハミルトン選手、【55】サインツ選手、【77】ボッタス選手が使用しており、2021年まではジョヴィナッティ選手が【99】を、過去にはハリアントやクビサが【88】を使用していました。

これらの番号を【27】のような伝説のカーナンバーに変えていくドライバーが出てくるのか・・・私としてはルイス・ハミルトン選手の【44】を、後世に語り継ぐ永久欠番としてFIAに承認してもらえたら、と思うのですが・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。