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ドライバー固有カーナンバー制導入後のF1カーナンバーの推移(2014-2025)

カーナンバー【30】-【39】を付けたドライバー

2024年から【30】を付けるローソン
2023年スーパーフォーミュラ第2戦にて
No.ドライバー使用期間備考
30J.パーマー
L.ローソン
2016-2017
2024-
.
40から変更
31E.オコン2016-2018, 2020-
32未使用
33M.フェルスタッペン2015-20211に変更
34未使用
35S.シロトキン2018
36A.ジョヴィナッツィ201799に変更
37未使用
38O.ベアマン202450に変更
39B.ハートレイ201728に変更

30番台のカーナンバーとしては【33】を選択するマックス・フェルスタッペン選手を思い浮かべるファンも多いのですが(もう忘れてしまった?)、2021年にチャンピオンを獲得し2022年から【1】に変更。しかしディフェンディングチャンピオンが【1】にした場合、元の番号は確保されます。

2024年にリアム・ローソン選手が【30】を選択し、ジョリオン・パーマー選手から引き継ぎました。

オリバー・ベアマン選手は2024年にフェラーリで【38】を付けて代役参戦し、同年に今度はハースから【50】で同じく代役。そしてレギュラーとなった2025年から【87】で参戦と、立て続けにカーナンバーを変更しています。

となるとそれまでの番号は2年間使用できないのでしょうか? おそらくですが、自ら放棄した場合は使用できると思いますので、一応色は着けていません。

FP1のみ出走するドライバーは各チームが保有するカーナンバーで走行しますが、多くのチームは30番台から40番台を保有しています。

カーナンバー【40】-【49】を付けたドライバー

王者になっても【44】を使い続けたハミルトン
2023年F1日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
40P.ディ・レスタ
L.ローソン
2017
2023

30に変更
41未使用
42未使用
43F.コラピント2024
44L.ハミルトン2014-
45A.ロッテラー2014
46W.スティーブンス201428に変更
47S.バンドーン
M.シューマッハ
2016
2021-2022
2に変更
.
48未使用
49未使用

40番台のカーナンバーといえば、真っ先に思い浮かべるのがルイス・ハミルトン選手の【44】。

彼は前述のとおり2015年から2016年、2018年から2021年までチャンピオンナンバーである【1】を使用することもできましたが、この【44】を使い続けています。

2024年の途中から参戦したフランコ・コラピント選手は【43】を選択しました。しかし2025年のシートは確保できませんでした。

2021年デビューのミック・シューマッハはカーナンバー【47】を選択しましたが、これは家族の誕生日を足した数とのことで、ミハエル他家族のことを大事にしているミック・シューマッハらしい選択だと言えます。しかしミック選手は2022年限りでシートを失い、2025年からフリーになっています。

カーナンバー【50】-【99】を付けたドライバー

NPBの監督のような【81】を使用するピアストリ
2023年F1日本GPにて
No.ドライバー使用期間備考
50O.ベアマン202487に変更
51P.フィッティパルディ2020
52未使用
53A.ロッシ2015
54未使用
55C.サインツ2015-
56-60未使用
61J.ドゥーハン20247に変更
62未使用
63J.ラッセル2019-
64-76未使用
77V.ボッタス2014-2024
78-80未使用
81O.ピアストリ2023-
82-86未使用
87O.ベアマン2025-
88R.ハリアント
R.クビサ
2016
2019,2021
89-93未使用
94P.ウェーレイン2016-2017
95-97未使用
98R.メリ2015
99E.スーティル
J.ジョヴィナッティ
2014
2019-2021
.
36から変更

カーナンバー【50】以降は選択するドライバーが減るので、一気に【99】まで見ていきたいと思います。

50番台のカーナンバーは【55】が唯一現役でカルロス・サインツ選手が使用しています。

2014年以降で60番台のカーナンバーを選択したドライバーは、現役のジョーシ・ラッセル選手のみでしたが、2024年の最終戦にスポット参戦したジャック・ドゥーハン選手が【61】を使用。しかし、翌2025年から【7】に変更しています。

70番台を付けたドライバーはバルテリ・ボッタス選手ただひとりでしたが、2024年を最後にF1から離れています。

80番台はオスカー・ピアストリ選手が【81】を、そして2025年からオリバー・ベアマン選手が【87】を使用します。個人的には日本プロ野球の監督やコーチみたいな番号だと思います・・・。

90番台は、大きな番号の中では人気が高く、【94】がパスカル・ウェーレイン選手、【98】がロベルト・メリ選手、そして【99】がエイドリアン・スーティル選手とアントニオ・ジョヴィナッツィ選手により使用されました。

まとめ

2023年F1日本GPにて

今回は2014年に導入されたドライバー固有カーナンバー制以降で選ばれた番号を見てみましたが、やはり若いカーナンバーに人気が集中していることがわかりますね。

そしてゾロ目も人気があり、2025年現在は【22】角田裕毅選手、【33】フェルスタッペン選手、【44】ハミルトン選手、【55】サインツ選手、が使用しており、過去には【11】ペレス選手、【77】ボッタス選手、【88】ハリアント選手/クビサ選手、【99】ジョヴィナッティ選手が使用していました。

さあ、これらの番号を【27】のような伝説のカーナンバーに変えていくドライバーが出てくるのか・・・私としてはルイス・ハミルトン選手の【44】を、後世に語り継ぐ永久欠番としてFIAに承認してもらえたら、と思うのですが・・・。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。