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F1マシンの購入をお考えの方必見! 中古F1マシンの相場を公開します!!

F1マシン価格相場

それでは今回の本題、F1マシンの価格相場について『並・上・特上』に分けて調べてみましたので、是非購入の参考になさってください。

並クラス

もしあなたが、「どうしても市販車では満足できない、究極のレーシングカーを所有し運転したい」、と思ったらこのクラスのF1マシンを狙いましょう。

ラルース

2016年11月20日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2016』鈴鹿サーキット

鈴木亜久里選手が日本人として初めて表彰台にたったときに所属していたチームとしてもおなじみのラルース、その後片山右京選手がデビューしたチームとしても知られています。

F1の中では歴史の浅いチームでしたが、下位チームではなく時折入賞していましたね。

1,000万円前後

ミナルディ

終盤はテールエンダーとして知られたミナルディでしたが、1991年に門外不出と言われたフェラーリエンジンを始めて搭載したチームでした。

金額はコスワースDFRエンジンを搭載した1989年・1990年のモデルです。

1,000万円前後

上クラス

一時代を築いた歴史のあるチームのF1マシンが欲しいあなたには、こちらがおすすめです。

ティレル

2016年11月20日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2016』鈴鹿サーキット

1970年代には、ジャッキースチュワートが駆りチャンピオンになった名門チームです。

中嶋悟選手が引退までの2年間所属したチームとして日本で人気のチームで、1990年の019は今ではフォーミュラカーでは当たり前になったハイノーズの先駆けのマシンでした。

金額は1989年・1990年のコスワースDFRが搭載されたマシンです。

3,000万円前後

2019年11月16日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2019』鈴鹿サーキット

ただしティレルの中でも6輪タイレルことティレルP34は別格です。

F1史上唯一の6輪マシンとして、現在でも多くの愛好家が憧れるマシンですが、製造された7台はオークションには出てきません。

近年では元F1ドライバーのピエルルイジ・マルティニ氏がイタリアの富豪ラッティ氏からティレルP34を購入しましたが、その金額は現在実業家として成功したマルティニ氏でもお金の工面で苦労したとのことで、億をはるかに超えているものと推測します。

現存するティレルP34については下の記事で詳しく解説していますので、よかったらご覧ください。

ロータス

2019年11月16日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2019』鈴鹿サーキット

コーリンチャップマン率いたロータスは、エポックメイキングなマシンを多く生み出し、度々時代のトップを走ってきました。

晩年は、日本人初のフルタイムF1ドライバーである中嶋悟選手がデビューしたチームとして、日本人に人気があります。

1987年・1988年式は、ホンダエンジン搭載のターボエンジンということで購入は難しいと思いますが、1989年のロータス101はジャッドエンジン車ということで購入できるチャンスがありそうです。

この車、中嶋悟選手が日本人で唯一のファーステストラップを記録したマシンです。

3,000万円前後

特上クラス

購入するにはトップチーム、F1の中でも超名門チームでないと購入する意味がない、というワガママなあなたにも資金さえあれば購入できるマシンがあります。

フェラーリ

2018年11月17日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2018』鈴鹿サーキット

F1チームNo.1の名門チームであるフェラーリは、唯一公式にF1を販売しています。

それはF1クリエンティプログラムといい、フェラーリにVIPと認めてもらった顧客が正規ディーラー経由でF1マシンを購入でき、購入されたF1マシンはフェラーリが管理してもらい、サーキットを走りたければ専門のメカニックにより良いコンディションのまま走行できます。

しかし一昨年末、フェラーリより2014年以降のF1マシンについては機構が複雑になりすぎて一般人には到底運転できないとして、販売は行わない旨の発表がありました。

2013年以前のマシンについては販売を継続するとのことですが、もちろん数に限りがありますので、購入をお考えの方はお早めにどうぞ。

1億円〜3億円
※ただし購入するには何台ものフェラーリの市販車を正規購入し、フェラーリにVIPと認めてもらった顧客に限る

まとめ

2017年11月19日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2017』鈴鹿サーキット
購入しても事故には十分気をつけてください アフターパーツは非常に少ないです
2018年11月17日撮影 『SUZUKA Sound of ENGINE 2018』鈴鹿サーキット

私たち第二次F1ブームを経験した世代にとって、あの頃テレビで見た夢のマシンが、NSXやGT-RやLC500よりも安く購入できるんだと、驚かれた方もいると思います。

今回は資料があったマシンのみ紹介しましたが、当時テールエンダーだったライフやコローニ、ユーロブルンやAGSなどは、もっとリーズナブルに購入できるかもしれませんね。

逆にフェラーリに次ぐ名門チームであるマクラーレンのMP4シリーズ以降は門外不出で、一切市場に出回らないそうです。

そういう意味では、ホンダが所有するMP4/4やMP4/5Bが日本で見られることは、欧州のF1ファンから見たら貴重なことなんです。

あっ!最後になりましたが、F1マシン購入にすべての予算を使うことのないよう、お気をつけください。

年間の維持費が数百万円ほどかかります・・・。

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あのミナルディは1000万円、あのフェラーリは3億円・・・ この記事を読んだあなたなら別の楽しみができる。
日本最大のヒストリックF1マシンイベントSUZUKA Sound of ENGINEの観戦記は下のバナーからどうぞ!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。