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チームクニミツの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1994-2024)

2004年

100号車
  • ドライバー:中野信治/加藤寛規
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:13位
  • チームズランキング:11位

2004年は1998年までF1に参戦し、その後CARTに参戦した中野信治選手が加入。3年目の加藤寛規選手とコンビを組みます。

強力なドライバーを迎えてのシーズンでしたが、この年はNSX-GT自体に速さがなく、結局シーズンを通して最高位が8位。ドライバーズランキングは13位と、前年からさらに順位を下げてしまいました。

そして1997年からマシンのメンテナンスを依頼していたムーンクラフトとは、この年を以て終了しました。

2005年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:セバスチャン・フィリップ/ジェレミー・デュフォア
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:14位
  • チームズランキング:11位

シリーズ名称がスーパーGTになった2005年。チームクニミツは童夢から移籍してきたセバスチャン・フィリップ選手と、トヨタ系のサードから加入のジェレミー・デュフォア選手の外国人ドライバーコンビに一新されます。

この年は第5戦もてぎで1999年以来、実に6年ぶりの優勝を遂げます。しかし3度のリタイヤも響き、ドライバーズランキングはチーム史上もっとも悪い14位でした。

2006年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:セバスチャン・フィリップ/細川慎弥
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:2位
  • チームズランキング:3位

2006年のチームクニミツのドライバーは、ジェレミー・デュフォア選手に代えてGT500クラス初挑戦の細川慎弥選手を起用し、セバスチャン・フィリップ選手と組みます。

シーズンは第2戦岡山国際で幸先よく2位表彰台を獲得します。

そしてシリーズ終盤となる第7戦もてぎ予選でトップタイムをマークしてポールポジションを獲得すると、レースでもファステストラップを記録して優勝。ハットトリックを記録します。

翌第8戦のオートポリスでも3位に入り、シーズン3度目の表彰台を獲得。一躍選手権トップに躍り出ます。

そして迎えた最終戦の富士でしたが、大切な一戦で失速。結局13位ノーポイントに終わり、トムスに1点差で敗れ、初のチャンピオン獲得とはなりませんでした。

2007年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:ドミニク・シュワガー/細川慎弥
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:3位
  • チームズランキング:4位

2007年は、日産勢のハセミモータースポーツに移籍したセバスチャン・フィリップ選手に代わりドミニク・シュワガー選手が加入。細川慎弥選手とチームメイトを形成します。

この年はホンダ陣営が好調で、ドライバーズランキング4位までを独占。もちろんチームクニミツも好調で、第2戦岡山国際、第4戦セパン、第8戦オートポリスの3レースで2位表彰台を獲得。

しかし2度のリタイヤが響き、同門のARTA、ナカジマレーシングに次ぐドライバーズランキング3位という成績でした。

2008年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:井出有治/細川慎弥(/松浦孝亮)
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:11位
  • チームズランキング:9位

2008年のドライバーはドミニク・シュワガー選手に代わり元F1ドライバーの井出有治選手が加入。チーム在籍3年目の細川慎弥選手とコンビを組みます。

この年は前年好調だったNSX-GTに対して特別性能調整が行われ車両重量が引き上げられます。

そのためNSX-GTの性能は低下し、チームクニミツは第6戦鈴鹿の2位が唯一の表彰台というシーズンで、ドライバーズランキングは11位に下がってしまいました。

次のページでは2009年から2013年のチームクニミツを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。