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チームクニミツの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1994-2024)

2009年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:井出有治/細川慎弥(/松浦孝亮)
  • マシン:NSX-GT(初代)
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:13位
  • チームズランキング:12位

チームクニミツは2009年も井出有治選手と細川慎弥選手のコンビで参戦(第3戦と最終戦は細川選手の代役で松浦孝亮選手が参戦)します。

この年のホンダ陣営はシーズンを通して未勝利と不調を極めます。

チームクニミツも厳しいレースが続き、結局この年は表彰台を獲得できず、ドライバーズランキングは前年よりも悪い13位という結果でした。

そしてチームクニミツが1996年から使用してきた初代NSX-GTは、この年を以て参戦を終了することになります。

2010年

100号車
  • ドライバー:伊沢拓也/山本尚貴
  • マシン:HSV-010 GT
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:8位
  • チームズランキング:7位

2010年はARTAから移籍してきた伊沢拓也選手とスーパーGT初参戦の山本尚貴選手という、2人のドライバーを迎え入れてのシーズンになります。

ちなみに前年まで所属した井出有治選手は伊沢拓也選手と入れ替わりでARTAに、そして細川慎弥選手はGT300クラスのJLOCにそれぞれ移籍しました。

長年NSX-GTで参戦してきたチームクニミツですが、この年からHSV-010 GTに変更。チームクニミツにとっては初となるフロントエンジン車両での参戦になります。

そんな2010年シーズンは、開幕戦の鈴鹿で2年ぶりとなる3位表彰台を獲得。さらに同じく鈴鹿で行われた第6戦でもシーズン2度目の表彰台(3位)に上がります。

結局、優勝は叶いませんでしたが、ドライバーズランキングは8位と前年よりも良い成績でシーズンが終了しました。

2011年

100号車
写真提供:Mさん
  • ドライバー:伊沢拓也/山本尚貴
  • マシン:HSV-010 GT
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:9位
  • チームズランキング:9位

2011年シーズンも伊沢拓也選手と山本尚貴選手というコンビでシーズンを戦います。

ホンダ勢はこの年もHSV-010 GTで参戦。そのHSV-010 GTは、この年からコーナーリング性能を高めるためにFRマシンでは珍しいサイドラジエターを採用。上の写真でもリヤタイヤ前にエアインテイクが確認できますね。

この年は開幕戦の岡山国際で2位表彰台を獲得するも、結局それ以降は表彰台を獲得できず、ランキング9位という成績でした。

2012年

100号車
2012年JAF GPにて
  • ドライバー:伊沢拓也/山本尚貴
  • マシン:HSV-010 GT
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:5位
  • チームズランキング:5位

2012年もドライバーラインナップは伊沢拓也選手と山本尚貴選手のコンビを継続。これで3年連続になります。

この年は開幕戦の岡山国際と第2戦の富士で2戦連続で2位表彰台を獲得。チーム初のチャンピオン奪取に期待が膨らみますが、その後は上位フィニッシュができず、シーズンランキングは5位に終わりました。

2013年

100号車
2012年JAF GPにて
  • ドライバー:伊沢拓也/小暮卓史
  • マシン:HSV-010 GT
  • タイトルスポンサー:レイブリック
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:10位
  • チームズランキング:10位

2013年のチームクニミツのドライバーはチーム在籍4年目となる伊沢拓也選手と童夢から移籍してきた小暮卓史選手のコンビ。前年までチームに在籍していた山本尚貴選手は、小暮卓史選手と入れ替わりで童夢に移りました。

ホンダはシーズン前の体積発表で、翌2014年から2代目NSXのプロトタイプ車両をベースとすることを発表。そのため2010年から使用しているHSV-010 GTはこの年が最終年となります。

さて、シーズンは開幕戦の岡山国際で2006年以来、実に7年ぶりとなる勝利を上げます。

さらにセパンで行われた第3戦でも重いウエイトながら3位表彰台を獲得。今年こそは、と期待が膨らむも、やはりこの年もシーズン中盤から後半戦にかけて失速。

結局第4戦以降は1ポイントしか稼ぐことができず、ランキングは10位に落ちてしまいました。

次のページでは2014年から2018年のチームクニミツを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。