2006年
- ドライバー:ブノワ・トレルイエ/星野一樹(/ジェレミー・デュフォア)
- マシン:フェアレディZ(Z33)
- タイトルスポンサー:カルソニック
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:8位
- チームズランキング:6位
2006年のチームインパルのドライバーは、3年間在籍した井出有治選手がスーパーアグリからF1に参戦するため、星野一義監督の御曹司である星野一樹選手がGT500クラスに初参戦します。チームメイトはチーム在籍5年目となるブノワ・トレルイエ選手が継続。
この年のインパルは第4戦のセパンで3位表彰台を獲得すると、第6戦の鈴鹿でポールトゥウィンを達成。2年ぶりの優勝を記録したシーズンでしたが、3レースでポイントを逃したのが原因でドライバーズランキングは8位でした。
2007年
- ドライバー:ブノワ・トレルイエ(ジェレミー・デュフォア)/星野一樹
- マシン:フェアレディZ(Z33)
- タイトルスポンサー:カルソニック
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:11位
- チームズランキング:10位
2007年のドライバーは前年と同様のブノワ・トレルイエ選手と星野一樹選手のコンビ。トレルイエ選手はチーム在籍6年目になります。
2004年から4年間使用したZ33型フェアレディZの最終年となるこの年のインパルは、第4戦のセパンで3位表彰台を獲得。さらに最終戦の富士で2位になりますが、第6戦から3戦連続のリタイヤを喫し、ドライバーズランキングは11位に終わりました。
2008年
- ドライバー:松田次生(ドミニク・シュアガー)/セバスチャン・フィリップ
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:カルソニック
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:4位
- チームズランキング:4位
2008年のチームインパルのドライバーは6年間チームに在籍したブノワ・トレルイエ選手と星野一義監督の御曹司である星野一樹選手がともに移籍し、ニスモから松田次生選手が、ハセミモータースポーツからセバスチャン・フィリップ選手が移籍してきます。
日産勢はこの2008年からR35型GT-Rを投入。
そんな新たなドライバーと新たなマシンで挑んだ2008年シーズンは、第2戦の岡山国際で2位表彰台を獲得すると第6戦の鈴鹿で2年ぶりの優勝を記録。さらに最終戦富士でシーズン2勝目を上げますが、4レースでポイントを逃し、シーズンランキングは4位でした。
2009年
- ドライバー:松田次生/セバスチャン・フィリップ
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:–
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:11位
- チームズランキング:10位
2009年もチームインパルは松田次生選手とセバスチャン・フィリップ選手のドライバーコンビでの参戦です。
写真を見ていただけるとお分かりだと思いますが、この年はシリーズ参戦以来チームインパルのタイトルスポンサーを務めていたカルソニックがサポートを縮小し、マシンには大きくIMPULのロゴが入ります。
そんな2009年シーズンの成績は第2戦鈴鹿での3位が最高位で、ドライバーズランキングは11位と低迷しました。
2010年
- ドライバー:松田次生/ロニー・クインタレッリ
- マシン:GT-R(R35)
- タイトルスポンサー:カルソニック
- タイヤ:ブリヂストン
- ドライバーズランキング:5位
- チームズランキング:5位
2010年シーズンのドライバーはセバスチャン・フィリップ選手に代えて、ハセミモータースポーツから移籍したロニー・クインタレッリ選手が加入し、松田次生選手とコンビを組みます。
前年はスポンサー活動を縮小したカルソニックでしたが、この年からはインパルのタイトルスポンサーに返り咲いています。
この年は第4戦のセパンで2年ぶりの優勝を記録。表彰台はこの1度のみでしたが、上位でのフィニッシュも多く、ドライバーズランキングは5位と前年から大きく上げました。
この1年でロニー・クインタレッリ選手はモーラに移籍することになりますが、2014年からニスモで松田次生選手と再会。以来松田次生選手とロニー・クインタレッリ選手のコンビは長年に渡り続くことになります。
次のページでは2011年から2015年までのチームインパルを紹介します