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スーパーGT GT300に参戦した9つの国内メーカーと車種一覧

ホンダ

2020年のNSX GT3 Evo(NC1型)
2020年スーパーGT第5戦にて
車種・グレード参戦年規格
NSX(NA2型)2005-2006JAF-GT
CR-Z2012-2015JAF-GT
NSX GT3(NC1型)2018FIA-GT3
NSX GT3 Evo(NC1型)2019-FIA-GT3

ホンダはGT300クラスに新旧のNSXとCR-Zを走らせている。

2006年のNSX(NA2型)
写真提供:Mさん

2005年は全日本GT選手権から引き続き初代NSXのGT300仕様でM-TEC(無限)がエントリーし、2006年はチームBOMEXドリーム27が使用している。

2012年のCR-Z
2012年JAF GPにて

2007年から2011年の5年間はホンダ車のGT300参戦はなかったが、2012年にレーシングハイブリッドを搭載したCR-Zをチーム無限が投入した。

小さなCR-Zを無理やりGTカーに仕立てたその造形が、なかなか興味深いマシンだった。

そのCR-Zは2013年からARTAも走らせ、チーム無限は2014年まで、ARTAは2015年までCR-Zで参戦した。

2018年のNSX GT3(NC1型)
2018年スーパーGT第2戦にて

2018年にはドラゴコルセがFIA-GT3規格の2代目NSX-GTを投入し、

2019年のNSX GT3 Evo(NC1型)
2019年スーパーGT第5戦にて

2019年にEvoモデルに進化して現在に至る。

スバル

2020年のBRZ(ZC6型)
2020年スーパーGT第5戦にて
車種・グレード参戦年規格
インプレッサ2005-2008JAF-GT
レガシィB42009-2011JAF-GT
BRZ(ZC6型)2012-2020JAF-GT
BRZ(ZC8型)2021-JAF-GT

現在スーパーGT GT300クラスの主役のひとつがスバルだ。

2006年のインプレッサ
写真提供:Mさん

スーパーGT初年度はGD型のインプレッサで参戦し、2008年まで参戦した。

2009年のレガシィB4
写真提供:Mさん

その後2009年第6戦にR&DスポーツレガシィB4をエントリーさせた。

2019年のBRZ(ZC6型)
2019年スーパーGT第5戦にて

そのレガシィB4は2011年まで走り、2012年からは初代BRZにマシンを変更する。

ちなみにこのBRZは前述の兄弟車である86のマザーシャシーではなく、マシンを一から仕立てたJAF-GT規格で製造されている。

そして市販のBRZが2代目になったことにより、2021年からスーパーGTマシンも2代目BRZに変更されている。

マツダ

2007年のRX-7
写真提供:Mさん
車種・グレード参戦年規格
RX-72005-2010JAF-GT

マツダのスーパーGTマシンはFD3S型RX-7が唯一参戦した。

2006年のRX-7
写真提供:Mさん

RX-7といえばRE雨宮と言われるほど同社の知名度は高いが、そのRE雨宮レーシングが唯一RX-7を走らせ、全日本GT選手権時代から2010年シーズンまでエントリーしている。

エンジン形式もスーパーGT参戦車両では唯一のロータリーで、その甲高いエンジン音をサーキットに轟かせていた。

次のページでは、伝説のガライヤや紫雷などが登場します!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。