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2017 WEC富士 観戦記 後編

前回 2017 WEC富士 観戦記 前編からのつづき

決勝レーススタート

ホームストレート

霧は少し晴れたが、路面がかなりのウェット状態のため、セーフティーカー先導で予定時間にスタートが切られた。

まずはピットビルAにてスタートを見守る。

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/250(f/8.0) 焦点距離255mm ISO250

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/250(f/7.1) 焦点距離338mm ISO250

レクサスコーナー

15分程して撮影の定位置である、レクサスコーナーに移動。

下り坂のため電チャリですぐに到着。

富士最大の撮影ポイントであり、いつもは土手にカメラマンの長い列だが、本日はかなり空いている。

1時間ほど撮影をしただろうか、かなりの霧でご覧の通り撮影にならない。

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/30(f/16) 焦点距離560mm ISO100

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/50(f/10) 焦点距離560mm ISO100

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/50(f/14) 焦点距離560mm ISO100

レース赤旗中断、私も車に戻り昼食。

ヘアピンコーナー

レース再開となり、今度はヘアピンで撮影する。

レース写真、特にスローシャッター時は後続の車が流れてくれると良い絵になるが、コーナーリング中のヘアピンの撮影ではほぼ遭遇しない。

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/30(f/9.0) 焦点距離560mm ISO100

すぐに飽きてしまい、ダンロップコーナーへ移動。

ダンロップコーナー

ダンロップコーナーはレクサスコーナーと並び富士の名物撮影スポットだが、あまり場所が広くない。

しかし今回は驚くほど空いており、霧もコース上で一番少ない場所のため、ベストポイントとなった。

1時間ほど撮影したであろうか、その間雨足と霧の影響でセーフティーカーが入ったりを繰り返す。

その度に車が詰まり重なり合う、うん悪くない、このアングル。

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/30(f/10) 焦点距離560mm ISO100

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/30(f/9.0) 焦点距離560mm ISO100

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/30(f/9.0) 焦点距離560mm ISO100

2017年10月15日 CANON EOS5D MarkⅣ EF100-400mmL f/4.5-5.6L IS Ⅱ USM + 1.4×Ⅲ 露光量1/15(f/14) 焦点距離560mm ISO100

レース終了

そうこうしていると、本日2度目の赤旗中断。

後ろを振り返るの、とんでもない霧(御殿場市内からは雲だろう)に、これではドクターヘリも飛べないだろうと赤旗に納得する。

これ以上のレース続行は無いと判断し、私は帰路に着いた。

その後、レースは規定周回数の75%を走りきり成立。

トヨタガズーレーシングは、雨に助けられたものの地元で6戦5勝という素晴らしい結果に終わった。

総括

今年で見納めとなる、LMP1-Hでのトヨタとポルシェの闘いはセーフティーカーの影響で、非常に見応えのあるレースとなった。

来年WECは大変革の年となるが、FIAならびにACOが、各車僅差の闘いになる素晴らしいレギュレーションを考えてくれることを望む。

願わくば、メーカー系チームの参戦がある事を希望したい。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。