ホンダ系GT500チームの2022年ラインナップ
2022年1月14日に発表されたホンダ系チームの体制発表で驚きのニュースが飛び込んだ。
それは松下信治のホンダ復帰。
それでは、今年もNSX-GTで参戦するホンダ系GT500チームの2022年ラインナップを、チームごとに紹介していこう。
ARTA
ドライバー | 野尻智紀 福住仁嶺 |
カーナンバー | 8 |
タイヤ | ブリヂストン |
メインスポンサー | オートバックス |
2021年のシリーズ順位 (ドライバー) | 2位 |
2021年のシリーズ順位 (チーム) | 2位 |
昨年はGT500クラスで唯一2度の勝利をあげ、2007年以来のチャンピオンまであと一歩と迫ったARTA。
今期も昨年と同様に、野尻智紀と福住仁嶺のコンビで参戦する。
野尻智紀はチーム所属8年目※1、福住仁嶺選手は3年目※2のシーズンになる。
※1.2013年にGT300のARTAでスポット参戦した実績は除く
※2.2015年にGT300のARTAでスポット参戦、2019年にARTAでフル参戦した実績は除く
チーム無限
ドライバー | 笹原右京 大湯都史樹 |
カーナンバー | 16 |
タイヤ | ダンロップ |
メインスポンサー | レッドブル |
2021年のシリーズ順位 (ドライバー) | 16位 |
2021年のシリーズ順位 (チーム) | 14位 |
チーム無限も昨年と同様、チーム所属3年目となる笹原右京と2年目の大湯都史樹のドライバーで参戦する。
昨シーズンを最後にF1から撤退し、レッドブルと決別したホンダだが、スーパーGTのタイトルスポンサーは今年も継続してホンダ系の無限へサポートをすることが決まった。
個人的にはスーパーGTマシンでもっともカッコいいカラーリングだと思っているので、今年もこのマシンを見ることができることは嬉しい限りだ。
無限の最大のポイントは昨年からスイッチしたダンロップタイヤの出来になる。
長年1チームのみの供給だったダンロップだが、昨年から2チーム供給になり、多くのデータが蓄積された今期は、性能で勝るブリヂストンやミシュランに迫る性能を見せてもらいたいものだ。
やっぱりホンダといえば無限。
このチームが下位にいては物足りない。
かつての栄光をふたたび・・・。
リアルレーシング
ドライバー | 塚越広大 松下信治 |
カーナンバー | 17 |
タイヤ | ブリヂストン |
メインスポンサー | 日立Astemo |
2021年のシリーズ順位 (ドライバー) | 6位 |
2021年のシリーズ順位 (チーム) | 5位 |
リアルレーシングの2022年ドライバーラインナップは、塚越広大と松下信治。
2022年のホンダスーパーGT体制発表で、最大のサプライズが松下信治のホンダ復帰で、スーパーGTフル参戦14年目のベテラン塚越広大とコンビを組む。
松下は長年ホンダのサポートを受け、F1直下のFIA-F2で7勝をあげた実力派ドライバーだが、昨年はホンダと決別し、日産陣営のチームインパルでGT500初勝利をあげ、今期は晴れてリアルレーシングでホンダ陣営復帰と相成った。
個人的に大好きなドライバーなので、今期は大活躍してホンダドライバーのエースになってもらうことを期待したい。
ナカジマレーシング
ドライバー | 伊沢拓也 大津弘樹 |
カーナンバー | 64 |
タイヤ | ダンロップ |
メインスポンサー | モデューロ(ホンダアクセス) |
2021年のシリーズ順位 (ドライバー) | 18位 |
2021年のシリーズ順位 (チーム) | 15位 |
ナカジマレーシングは、昨年同様にベテラン伊沢拓也と若き大津弘樹のドライバーコンビ、そしてダンロップタイヤでシーズンを戦う。
F1ブーム世代の私にとって、中嶋悟監督とナカジマレーシングは特別な存在なので、下位を争う姿など見たくはない。
一度でいい、2019年DTMとの特別交流戦以来の優勝を・・・。
チームクニミツ
ドライバー | 山本尚貴 牧野任祐 |
カーナンバー | 100 |
タイヤ | ブリヂストン |
メインスポンサー | スタンレー電気 |
2021年のシリーズ順位 (ドライバー) | 3位/4位/19位 |
2021年のシリーズ順位 (チーム) | 3位 |
チームクニミツも昨年同様に、山本尚貴と牧野任祐のドライバーラインナップで2022年シーズンを戦う。
山本尚貴はチーム所属8年目でGT500クラス参戦は13年目、牧野任祐選手はチーム所属3年目でGT500クラス参戦は4年目となる。
昨年はあと一歩のところでこぼれ落ちたタイトルだが、今年は奪還に燃えていることだろう。
次のページでは、日産系GT500チームの2022年ラインナップを紹介します!
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