今回は2026年のWEC観戦記の続き。
前回はグランドスタンド裏のファゾーンの様子を紹介したが、今回は決勝レース前のスタート進行の様子をお伝えしたいと思う。

時刻は10時を回り、1年ぶりのハイパーカーの音色が聴こえてきた。インストレーションチェックが始まったようだ。

ということで、トヨタフラッグがたなびくグランドスタンドへ、ワッショイ!(今年のトヨタのレース前の掛け声)
WECといえばトヨタ、フェラーリ、BMWなど、各メーカーの応援スタンドが設置されるのが恒例。WECが人気になり、年々メーカー応援スタンドのエリアが増え、今回ただの自由席を購入した私の席は、ピットエントリーまで後退した。

そのため、インストレーションチェックを終えたマシンたちは私の前を通り過ぎ、はるか前方のダミーグリッドへ。望遠で撮影しているので近そうに見えるが、特にハイパーカーは遥か彼方にわずかに見えるのみ。せめてLMGT3でもいいので、マシンの横でスタートまで楽しみたかった・・・。
そんな状況の中、スタート前セレモニーが始まった。

グリッドウォークのファンがなだれ込み、まずは地元静大のよさこいチームが演舞し、続いてはギタリストのMIYAVIさんによるスペシャルパフォーマンス。その後に昨年の優勝チームであるアルピーヌのドライバーたちによるトロフィーの返還が行われていたようだが、最終コーナー寄りにはサーキットビジョンがない。というか、いつもはサーキットビジョンの一つとして機能する表彰台のモニターが、今回はWECのプロモーションとして使われていたため、場内放送で知るのみ。来年はメーカー応援席を買うことにしよう。
尚、グリッドウォークの中には、なんと瑶子女王殿下がプライベートでお越しになられていたようだ。瑶子女王殿下は、瑶子女王杯として開催された2024年のスーパーフォーミュラ富士戦のスタート前セレモニーでのご挨拶の中で、プライベートでもレースを観戦するほどのモータースポーツファンだと話されていたが、その話はファンサービスではなくガチだった!

その他、ダミーグリッドには、F1で9勝したマーク・ウェバーさんや、F1で3度王者になり、息子とともにチームをF1に参戦させたジャッキー・シチュワートさん、F1で活躍後にル・マンのキングと呼ばれるようになるジャッキー・イクスさんもいたようだ。
イクスさんは81歳、シチュワートさんに至ってはなんと87歳なのに、遥々日本まで渡航できるなんてスゴイ!
Xではそんなレジェンドたちと写真を撮った方が写真をアップしていた。羨ましすぎるぞ!
うーん、来年はメーカー応援席ではなく、奮発してパドックパス+グリッドウォーク!?

そんなことを思っていると、グリッドウォークの方が退場し、ル・マン式スタートを模したマシンの横にチームスタッフが一列に並ぶ。国歌演奏だ。
今年の君が代は、先ほども登場したMIYAVIさんによる演奏。音楽に疎い私は彼のことを知らないが、若いモータースポーツファン獲得のためにも、若い層に人気のアーティストにお願いするのは賛成。
ん!?MIYAVIさん、45歳??先から年齢のことばかり・・・だ。

国歌演奏が終わると、ほとんどのチームスタッフがコースを離れ、最後にシートベルトを絞めるスタッフがドライバーと握手を交わし健闘を祈る。この瞬間がカッコいいんだよね。

富士にエンジン音が鳴り響き、30秒前のボードが掲げられるとファンは一斉にカメラやスマートフォンをマシンに向ける。おっ、ズームをテレ端一杯にすれば、なんとかハイパーカーも狙えるぞ。

そして名誉スターターのジャッキー・シチュワートさんが日の丸をかざし(写真の左側にいるのだが、残念ながら撮れなかった)、今回台風の目になるアルピーヌを先頭に、各マシンがフォーメーションラップに出発する。おーい、手が邪魔だぞ(ガンさん風に)。

トヨタ8号車も無事出発。
昨日は雨で予選が中止になり、フリー走行のタイム順で決勝グリッドが決定し、地元トヨタは8号車が8番手、7号車が13番手からのスタートになる。決勝で強いトヨタの追い上げに期待したい。
ということで、6時間先のゴールへ向けてル・マンのマシンたちが出発をしたところで今回は終了とする。
なんで一番いいところで終わりなのって?
理由は写真の整理と現像が終わっていないから。。。
次回までに2000枚の写真をしっかりと整理しておくので、興味のある方は次回もどうぞお付き合いを。


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