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スーパーGT GT500ノーハンデで強いのはどのチーム?開幕戦+最終戦 勝利数ランキング

【第2位】ニスモ

2017年ニスモGT-R

4.39勝 (全5勝を1台換算で計算)

Rd.ドライバードライバー
2008開幕戦本山哲B.トレルイエ
2011最終戦本山哲B.トレルイエ
2014最終戦松田次生R.クインタレッリ
2016開幕戦松田次生R.クインタレッリ
2017最終戦松田次生R.クインタレッリ

第2位はノーハンデレースで5勝を記録したニスモ。

そのニスモはノーハンデレース全29レースのうち4レースを2台体制で参戦しているため、29÷33=0.87で、1台換算とすると5×0.87=4.39勝となる。

特にマシンが熟成した最終戦には3勝とめっぽう強く、そのうち2011年と2014年にはそのレースでチャンピオンを決めている。
※2011年はドライバーズチャンピオンのみ

【第1位】トムス

2020年トムスGRスープラ(37号車)

4.96勝(全8勝を1台換算で計算)

Rd.ドライバードライバー
2006開幕戦脇阪寿一A.ロッテラー
2010最終戦脇阪寿一A.ロッテラー
2014開幕戦伊藤大輔A.カルダレッリ
2015開幕戦A.カルダレッリ平川亮
2015最終戦A.カルダレッリ平川亮
2017開幕戦平川亮N.キャシディ
2019最終戦平川亮N.キャシディ
2020開幕戦平川亮N.キャシディ

スーパーGTチームの中で、ノーウエイトのノーハンデレースでもっとも強いのがトムスで、全8勝をあげている。

トムスは2005年および2013年以降の18レースに2台体制で参戦しているため、それを1台換算とすると、29÷47=0.62で、換算4.96勝になる。

特にトヨタ(レクサス)系チームは例年仕上がりが早く、そのエースチームであるトムスも開幕戦で強さを見せる傾向にあり、開幕全17レース中5レースで勝利している。

まとめ

全車ノーハンデの2020年スーパーGT最終戦にて

今回はノーハンデレースでの各チームの優勝回数を調べてみたが、まとめると以下のとおりになる。

順位チームメーカー優勝数
5KONDO日産2
5クニミツホンダ2
3セルモトヨタ(レクサス)3
3ARTAホンダ3
2ニスモ日産5(4.39)
1トムストヨタ(レクサス)8(4.96)

ご覧のとおり、上位は各メーカーの主力チームが出揃ったが、そんな中でもトムスとニスモの成績は抜きん出ており、やはり、ノーハンデ戦は各チームの実力差が如実に現れるのだろう。

ただし、2012年のセルモ、2015年のトムスともに、ノーハンデレースを2度とも勝っているのにも関わらずチャンピオンを逃しており、もっとも速いマシンだと証明できてもチャンピオンを獲得できないのがスーパーGTの奥深いところで、そこがエンターテイメント性を大切にするスーパーGTたる所以とも言えるだろう。

とはいえ、チームの本当の実力を知る上でも、ノーハンデのガチンコ勝負は今後も注視していきたいと思う。

Rd.チームメーカードライバードライバー
2005開幕戦つちやレクサス織戸学D.シュワガー
2006開幕戦トムスレクサス脇阪寿一A.ロッテラー
2007開幕戦セルモレクサス立川祐路高木虎之介
2008開幕戦ニスモ日産本山哲B.トレルイエ
2009開幕戦KONDO日産J-P.デ・オリベイラ荒聖治
2009最終戦ARTAホンダR.ファーマン伊沢拓也
2010開幕戦KONDO日産J-P.デ・オリベイラ安田裕信
2010最終戦トムスレクサス脇阪寿一A.ロッテラー
2011開幕戦インパル日産松田次生J-P.デ・オリベイラ
2011最終戦ニスモ日産本山哲B.トレルイエ
2012開幕戦セルモレクサス立川祐路平手晃平
2012最終戦セルモレクサス立川祐路平手晃平
2013開幕戦クニミツホンダ伊沢拓也小暮卓史
2013最終戦ルマンレクサス大嶋和也国本雄資
2014開幕戦トムスレクサス伊藤大輔A.カルダレッリ
2014最終戦ニスモ日産松田次生R.クインタレッリ
2015開幕戦トムスレクサスA.カルダレッリ平川亮
2015最終戦トムスレクサスA.カルダレッリ平川亮
2016開幕戦ニスモ日産松田次生R.クインタレッリ
2016最終戦サードレクサスH.コバライネン平手晃平
2017開幕戦トムスレクサス平川亮N.キャシディ
2017最終戦ニスモ日産松田次生R.クインタレッリ
2018開幕戦リアルホンダ塚越広大小暮卓史
2018最終戦ARTAホンダ野尻智紀伊沢拓也
2019開幕戦ARTAホンダ野尻智紀伊沢拓也
2019最終戦トムスレクサス平川亮N.キャシディ
2020開幕戦トムストヨタ平川亮N.キャシディ
2020最終戦クニミツホンダ山本尚貴牧野任祐
2021開幕戦ルーキートヨタ大嶋和也山下健太
2021最終戦

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。