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スーパーGT開催サーキット別入場者数ランキング

【第3位】セパンインターナショナルサーキット

平均入場者数・・・予選14138人+決勝38703人=52831人

かつてスーパーGTが開催されていたセパンサーキットが第3位にランクインした。

全日本GT選手権時代の2000年から2013年まで開催され、最終開催では週末合計で108000人もの入場者数を記録した。

そんなスーパーGTは現地マレーシアでも復活を希望する声が上がっており、その結果GTAは2020年から3年契約で復活開催することを発表したが、コロナウイルスの影響であえなく中止になってしまった。

コロナが終息したらヘンルマン・ティルケの代表作であるこの素晴らしいサーキットで、多くの観客の元、あらためてスーパーGTが復活することを期待したい。

スーパーGT初年度からコロナ前までのセパンインターナショナルサーキット全レースの入場者数

Rd.予選決勝トータル
2013341000人67000人108000人
2012328000人48000人76000人
2011315000人36000人51000人
201045200人27500人32700人
200948900人30586人39486人
200845500人25516人31016人
200743500人34150人37650人
200646000人36000人42000人
20053未発表43579人43579人

【第2位】鈴鹿サーキット

平均入場者数・・・予選21800人+決勝34150人=55950人

第2位は鈴鹿サーキットが入った。

鈴鹿サーキットのスーパーGTといえば、2006年から伝統の『鈴鹿1000km』としてシリーズ最長の1000kmのレース距離(2009-2011年は短縮)で開催され、その最終年だった2017年には週末を通して70000人を超える来場者があった。

しかし2018年からは単独開催となりレース距離も300kmに改められ、その影響なのかそれ以降はやや入場者数が減少している。

日本が世界に誇る鈴鹿サーキットで行われる日本発祥のスーパーGTが、通常の300kmレースでは少々寂しいと思うのは私だけではないはず。

スーパーGTマシンはフォーミュラと違いヘッドライトがある・・・ナイトレースなんてどうだ?

そんな特別な1戦としてシリーズを盛り上げてくれれば、さらに多くのファンが詰めかけてくれることだろう。

スーパーGT初年度からコロナ前までの鈴鹿サーキット全レースの入場者数

Rd.予選決勝トータル
2019321000人36000人57000人
2018320000人33000人53000人
2017627500人45000人72500人
2016626500人34000人60500人
2015526000人34000人60000人
2014625000人36000人61000人
2013526500人36000人62500人
2012525000人35500人60500人
2011520500人27000人47500人
2010625000人33000人58000人
2010122000人31000人53000人
2009624000人34000人58000人
2009222000人35000人57000人
2008617000人37000人54000人
2008120000人32000人52000人
2007621000人35500人56500人
2007116000人30000人46000人
2006620000人35000人55000人
2006114000人30500人44500人
2005817000人33500人50500人

【第1位】富士スピードウェイ

2019年スーパーGT第2戦より

平均入場者数・・・予選26172人+決勝45448人=71620人

スーパーGTが開催されたサーキットで平均入場者数がもっとも多かったのは富士スピードウェイだった。

その数は決勝45000人超え、開催日トータルでは平均で70000人超えと、第2位の鈴鹿サーキットを大きく上回った。

富士スピードウェイの入場者数が多いのはまず開催日にある。

毎年ゴールデンウィーク真っ只中の5月3-4日に開催されるため、都心をはじめ日本全国からモータースポーツファンが富士スピードウェイに集結する。

そのため富士の大きなグランドスタンドもこの時ばかりは満員で、広いグランドスタンド裏のファンゾーンも歩けないほどになり、スーパーGT人気を実感できる。

しかしそれだけでない。

富士スピードウェイはスーパーGTで唯一シリーズで2回の開催(コロナ禍を除く)をするのだが、ゴールデンウイークからわずか3ヶ月後、しかもこちらは通常の週末に行われるレースなのにもかかわらず、先に挙げた鈴鹿サーキット以上の集客がある。

年間トータルでは平均で140000人以上の入場者数がある富士スピードウェイ・・・恐るべし集客力だ。

スーパーGT初年度からコロナ前までの富士スピードウェイ全レースの入場者数

Rd.予選決勝トータル
2019522500人38100人60600人
2019235800人56000人91800人
2018522100人38300人60400人
2018231300人55000人86300人
2017521600人33500人55100人
2017234100人58000人92100人
2016518400人33500人51900人
2016235700人50100人85800人
2015420400人36400人56800人
2015233500人58000人91500人
2014516500人26500人43000人
2014232200人57200人89400人
2013619500人32800人52300人
2013231600人48500人80100人
2012618200人33800人52000人
2012226000人57000人83000人
2011615800人27800人43600人
2011224000人36000人60000人
20107中止中止中止
2010326500人53100人79600人
2009718100人33000人51100人
2009328500人50000人78500人
2008926500人47100人73600人
2008331100人56900人88000人
2007929300人48800人78100人
2007331500人54800人86300人
2006929200人46300人75500人
2006331000人54300人85300人
2005620800人44800人65600人
2005227300人52400人79700人

最後に

2019年スーパーGT第2戦より

今回はスーパーGTがはじまった2005年から、コロナが蔓延する前の2019年までのすべての開催レースの入場者数の平均を算出してランキング形式で発表したが、結果は以下のとおり。

順位サーキット予選決勝トータル
1富士スピードウェイ26172人45448人71620人
2鈴鹿サーキット21800人34150人55950人
3セパンサーキット14138人38703人52831人
4モビリティリゾートもてぎ
(旧ツインリンクもてぎ)
16067人35900人51967人
5チャーンサーキット18429人33118人51547人
6スポーツランドSUGO11497人30993人42490人
7オートポリス12366人26696人39062人
8岡山国際サーキット12392人25467人37859人

やはり結果は富士スピードウェイが圧倒的に多く、その後に鈴鹿サーキット、セパンインターナショナルサーキット、モビリティリゾートもてぎ(旧ツインリンクもてぎ)、チャーンインターナショナルサーキットが僅差で続いた。

その後はスポーツランドSUGOが6位、オートポリスが7位で、開幕戦が開催される岡山国際サーキットは意外にも入場者数の平均がもっとも少なかった。

ただ多くのサーキットは初年度から少しずつ入場者数が少なるも、2010年代中盤ごろから一点上昇に転じていることがわかった。

コロナ禍で無観客や入場制限を受けての開催となっていた昨今だが、今季(2022年)からは制限を大幅に解除しているスーパーGT。

早くあの頃のような、多くのファンで溢れかえる日が戻ってきてほしいと切に願っている。

スーパーGT全レースの入場者数(2005 Rd.1-2022 Rd.2)

Rd.サーキット予選決勝トータル
20051岡山23500人58500人82000人
20052富士27300人52400人79700人
20053セパン未発表43579人43579人
20054SUGO14600人50300人64900人
20055もてぎ17000人52000人69000人
20056富士20800人44800人65600人
20057オートポリス12290人49700人61990人
20058鈴鹿17000人33500人50500人
20061鈴鹿14000人30500人44500人
20062岡山28980人56100人85080人
20063富士31000人54300人85300人
20064セパン6000人36000人42000人
20065SUGO14000人51000人65000人
20066鈴鹿20000人35000人55000人
20067もてぎ15000人50000人65000人
20068オートポリス14970人36230人51200人
20069富士29200人46300人75500人
20071鈴鹿16000人30000人46000人
20072岡山15000人35000人50000人
20073富士31500人54800人86300人
20074セパン3500人34150人37650人
20075SUGO16250人29000人45250人
20076鈴鹿21000人35500人56500人
20077もてぎ14000人38000人52000人
20078オートポリス12100人24600人36700人
20079富士29300人48800人78100人
20081鈴鹿20000人32000人52000人
20082岡山15000人29000人44000人
20083富士31100人56900人88000人
20084セパン5500人25516人31016人
20085SUGO16200人34800人51000人
20086鈴鹿17000人37000人54000人
20087もてぎ14000人39000人53000人
20088オートポリス15300人28800人44100人
20089富士26500人47100人73600人
20091岡山10500人23000人33500人
20092鈴鹿22000人35000人57000人
20093富士28500人50000人78500人
20094セパン8900人30586人39486人
20095SUGO12000人26000人38000人
20096鈴鹿24000人34000人58000人
20097富士18100人33000人51100人
20098オートポリス14300人28050人42350人
20099もてぎ14000人35000人49000人
20101鈴鹿22000人31000人53000人
20102岡山9000人16000人25000人
20103富士26500人53100人79600人
20104セパン5200人27500人32700人
20105SUGO11500人27000人38500人
20106鈴鹿25000人33000人58000人
20107富士中止中止中止
20108もてぎ13000人32000人45000人
20111岡山8500人15000人23500人
20112富士24000人36000人60000人
20113セパン15000人36000人51000人
20114SUGO9200人27000人36200人
20115鈴鹿20500人27000人47500人
20116富士15800人27800人43600人
20117オートポリス12500人23500人36000人
20118もてぎ10000人26000人36000人
20121岡山8100人16000人24100人
20122富士26000人57000人83000人
20123セパン28000人48000人76000人
20124SUGO9500人27500人37000人
20125鈴鹿25000人35500人60500人
20126富士18200人33800人52000人
20127オートポリス11200人21100人32300人
20128もてぎ12500人27000人39500人
20131岡山8000人16000人24000人
20132富士31600人48500人80100人
20133セパン41000人67000人108000人
20134SUGO9500人26500人36000人
20135鈴鹿26500人36000人62500人
20136富士19500人32800人52300人
20137オートポリス11600人22100人33700人
20138もてぎ14500人30000人44500人
20141岡山9000人18000人27000人
20142富士32200人57200人89400人
20143オートポリス13800人24400人38200人
20144SUGO9000人28000人37000人
20145富士16500人26500人43000人
20146鈴鹿25000人36000人61000人
20147チャーン42597人75168人117765人
20148もてぎ15500人32000人47500人
20151岡山9300人17000人26300人
20152富士33500人58000人91500人
20153チャーン不明不明不明
20154富士20400人36400人56800人
20155鈴鹿26000人34000人60000人
20156SUGO8000人28500人36500人
20157オートポリス11340人22680人34020人
20158もてぎ17000人33000人50000人
20161岡山9600人19000人28600人
20162富士35700人50100人85800人
20163オートポリス中止中止中止
20164SUGO8200人29500人37700人
20165富士18400人33500人51900人
20166鈴鹿26500人34000人60500人
20167チャーン24249人27948人52197人
20168もてぎ23500人36000人59500人
20171岡山9700人17300人27000人
20172富士34100人58000人92100人
20173オートポリス10470人18200人28670人
20174SUGO9600人26200人35800人
20175富士21600人33500人55100人
20176鈴鹿27500人45000人72500人
20177チャーン15881人42257人58138人
20178もてぎ19500人36000人55500人
20181岡山10700人17700人28400人
20182富士31300人55000人86300人
20183鈴鹿20000人33000人53000人
20184チャーン9417人20219人29636人
20185富士22100人38300人60400人
20186SUGO12900人28500人41400人
20187オートポリス10880人20380人31260人
20188もてぎ21000人37000人58000人
20191岡山11000人28400人39400人
20192富士35800人56000人91800人
20193鈴鹿21000人36000人57000人
20194チャーン不明不明不明
20195富士22500人38100人60600人
20196オートポリス10010人27310人37320人
20197SUGO12000人25100人37100人
20198もてぎ20500人35500人56000人
20201富士無観客無観客無観客
20202富士無観客無観客無観客
20203鈴鹿無観客無観客無観客
20204もてぎ無観客無観客無観客
20205富士未発表未発表未発表
20206鈴鹿9500人19000人28500人
20207もてぎ9300人15600人24900人
20208富士未発表未発表未発表
20211岡山未発表未発表未発表
20212富士未発表未発表未発表
20213もてぎ7500人12500人20000人
20214鈴鹿7000人11500人18500人
20215SUGO未発表未発表未発表
20216オートポリス6500人10300人16800人
20217もてぎ6100人12000人18100人
20218富士23200人35300人58500人
20221岡山6900人12500人19400人
20222富士29000人44000人73000人
合計入場者数2265334人4420073人6685407人
※赤文字は最高入場者数

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。