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薩埵峠でクルマのライトの光跡を撮影したら東名のポスターのような写真が撮れた!

薩埵峠は富士山、東名高速道路、国道1号線、東海道本線が一度に撮影できる有名スポットで、古くは歌川広重の浮世絵『東海道五十三次・由比』にも描かれたほどの絶景ポイントで、プロアマ問わず多くのカメラマンが三脚を片手に当地を訪れる。

そこで今回は薩埵峠で長時間露光撮影をし、富士山をバックに東名高速道路や東海道本線を行くクルマや鉄道のライトの光跡を撮影してみようと思う。

薩埵峠展望台の場所

まずは今回撮影する薩埵峠の展望台の場所を説明してみよう。

薩埵峠展望台は、清水インターチェンジを出て、接続する国道1号線を東京方面に向かい、興津インターチェンジを下りる。

そして国道52号線を山梨方面に行き、程なくして東名高速道路のガードをくぐり1つ目の『八木間』信号機を右折して、細い山道を登って行くと右側に目的の薩埵峠展望台の駐車場がある。

駐車場は9台しか駐車することのできない小規模なもので、週末や空気の澄んだ日になると駐車場入口の道路に縦列駐車するクルマが多くある。

駐車場からは旧東海道の砂利道を100mほど歩いて行くと、薩埵峠展望台に到着する。

本日の撮影機材

撮影の前に本日のカメラ機材を紹介しておこう。

  • カメラ・・・キヤノンEOS R5
    風景写真には高画素のミラーレス機が最適のため、今回はキヤノン最新のEOS R5を持ち込んだ
  • レンズ・・・キヤノンEF70-200mm F2.8L IS Ⅱ USM
    今回は望遠レンズを持ち込んでみたが、もう少し広角が欲しいと後悔することになる
  • 三脚・・・ベルボン
    今回は長時間露光をするため安価な三脚を使用

まずは夕日に染まった富士山を撮影

私はこの日17時ごろに薩埵峠展望台に到着したのだが、すでに10人ほどの先客が三脚を据えて撮影をしていたが、すべてのカメラマンは展望台の上ではなく、その前の歩道でカメラを構えている。

80mm SS1/20 F8.0 ISO100

なぜだろう、と思い展望台から数枚撮ってみたが・・・なるほど、ご覧のとおり前になる木の枝が国道1号線に被ってしまっているからだ。

そこで私も展望台を降りて、歩道の隅から三脚を据えて撮影をする。

85mm SS0.4秒 F16 ISO100

確かに邪魔だった木の枝の写り込みは無くなった・・・が、先ほどの写真から8分ほど経過し、すでに夕日に染まる富士山の写真は撮れず、風景写真は時間とともにその景色が様変わりするのだと知ったのだった。

長時間露光でクルマのライトの光跡を撮る!

日が暮れはじめ、いよいよ本日のメインとなる、長時間露光撮影ができる時間が近づいてくる。

ただ、気になることがひとつ。

本来であれば日曜日の夕方ともなると、首都圏へ帰宅する多くのクルマが東名高速道路の上り線を行き交うのだが、現在首都圏は緊急事態宣言の真っ只中ということで、極端に交通量が少ない。

まあそれはしょうがない、まだ日は十分に暮れていないがとりあえず練習をしようと、レンズの最大絞りであるF32に合わせて暗くし、シャッタースピードを20秒に設定する。

85mm SS20秒 F32 ISO100

そうそう、こんな感じ!

等倍にすると絞りすぎの小絞りボケが発生しているが、イメージはできたぞ。

さあ、陽よ沈め!

10分後、あたりもだいぶ暗くなってきたので、絞りを理想のF16にしてシャッタースピードは最大の30秒で再度挑戦だ。

85mm SS30秒 F16 ISO100

おおっ!イイ感じだよ!

肉眼では富士山が見えなくなってきたが、スローシャッターならばまだ確認できる。

さらに10分後、あたりは随分と暗くなり富士山は主役の座から落ちはじめたために、もう少し広角にして、クルマのライトの光跡を主役にする。

70mm SS30秒 F11 ISO100

すっ、素晴らしい・・・(自画自賛出たー)。

NEXCO中日本さん、この写真ポスターに使ってください!

さらに5分後、周囲のカメラマンもひとりまた一人と姿を消す中、最後にもう一枚撮影をして終わりにしよう。

70mm SS30秒 F8.0 ISO100

絞りを先ほどの写真よりも明るいF8.0に設定することで、国道1号線を走るクルマの光の線を表現し、東名高速道路にもまた然り、そして東海道本線にも列車が通過し、テールランプを写し出すことに成功した。

芸術は爆発だーーーーー!

最後に

今回は、はじめてクルマのライトの光跡を撮影してみたが、読者のみなさんの眼にはどのように映っただろう。

カメラ歴は20年以上と年数だけは長い私だが、長時間露光撮影は難しいと思って避けていたが、シャッタースピードをコントロールできるカメラと三脚を使用することで、思いの外うまく撮影することがわかり、すっかりハマってしまった。

ということで、次回もまた有名な撮影地を探し、このような撮影に挑戦してみたいと思っているのでぜひご期待願いたい。

今回のロケ地は、富士山の絶景スポットである薩埵峠での撮影だったが、他にも多くの富士山撮影スポットを紹介しているので、よかったら下記の記事もご覧ください。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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奥が深いモータースポーツ撮影の世界
MOTORSPORT撮影術

モータースポーツ撮影歴18年。腕に覚えは全く無いが、知識だけは豊富なワタクシぴぴが、レース撮影について偉そうに解説します。




5件のコメント

ハハハッ(^o^)
ノってくれてありがとうございます。

カメラの進化とともに、このような写真を簡単に撮れるようになりました。

イイ時代です。

追伸、ホテル紹介の記事を楽しく拝見させていただきました!

ありがとうございます!

そう、クルマの流れるライトっていいものですね。

今回の撮影で撮り方を覚えたので、今年は富士24時間のナイトセッションでも挑戦してみようかと思っています。

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ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。