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スーパーGTチーム監督の現役時代の成績が凄い!レーシングドライバー出身監督の主な実績

『2016年スーパーGT GT300チャンピオン』つちやエンジニアリング 土屋武士監督

  • スーパーGT GT300シリーズチャンピオン 1回(2016)
  • 全日本GT選手権/スーパーGT GT300 7勝

先日惜しまれつつもこの世を去った、つちやエンジニアリング初代チーム監督の土屋春雄氏の息子である土屋武士監督も、スーパーGTを中心に活躍したレーシングドライバー。

フォーミュラニッポンや全日本GT選手権/スーパーGT GT500クラスでも長く活躍した土屋武士選手だが、両レースでの優勝はできなかった。

GT300クラスでは7回の優勝を記録しており、2016年には父親のチームでGT300クラスを制している。

『2018年スーパーGT GT300チャンピオン』レオンレーシング 黒澤治樹監督

2019年東京オートサロンにて
  • ル・マン24時間 クラス2位(2004,2007)
  • スーパーGT GT300シリーズチャンピオン 1回(2018)
  • スーパーGT GT300 7勝

レオンレーシングの黒澤治樹監督は、1960年代から1970年代にかけて活躍した、ガンさんこと黒澤元治氏の次男として、主にスーパーGT GT300クラスで活躍したドライバー。

記憶に新しい2018年には、レオンレーシングでGT300クラスのチャンピオンになっている。

また、ル・マン24時間では2004年と2007年にクラス2位に入った。

『JGTC/スーパーGT 6勝(GT500 1勝/GT300 5勝)』マックスレーシング 田中哲也監督

  • 全日本GT選手権 GT500 1勝
  • 全日本GT選手権/スーパーGT GT300 5勝

マックスレーシングの田中哲也監督は、全日本GT選手権で7シーズンに渡りGT500クラスに参戦しており、ニスモ在籍の2001年には優勝を記録している。

2003年からはGT300クラスで長く参戦し、5度の優勝をした。

『JGTC/スーパーGT 19年連続参戦』チームマッハ 玉中哲二監督

  • 日本トップフォーミュラ(フォーミュラニッポン) 6年参戦
  • 全日本GT選手権/スーパーGT GT300 19年連続参戦

チームマッハの玉中哲二監督は、2001年から2019年まで19年に渡り全日本GT選手権/スーパーGTのGT300クラスに参戦した。

最後に

監督名チーム名主な実績
星野一義インパル日本トップフォーミュラ39勝
中嶋悟ナカジマ日本人初のF1フル参戦
鈴木亜久里ARTA日本人初のF1表彰台
高木虎之介ルーキーF1/CART/インディ参戦
高橋国光クニミツ日本人初の世界GP優勝
脇阪寿一サードGTチャンピオン3回(GT500)
伊藤大輔トムスGT 12勝(GT500)
金石勝智リアル日本人初のDTMフル参戦
近藤真彦KONDOGT 2勝
片山右京グッドスマイル日本人F1最多出走
影山正彦K-tune初代GTチャンピオン(GT1)
飯田章LMコルサGTチャンピオン(GT500)
土屋武士つちやGTチャンピオン(GT300)
黒澤治樹レオンGTチャンピオン(GT300)
田中哲也マックスGT 7勝(GT500 1勝/GT300 5勝)
玉中哲二マッハGT 19年連続参戦

今回はスーパーGTチームの、レーシングドライバー出身監督の現役時代の実績を見ていただいたが、多くの監督がF1やインディなどに参戦したり、国内モータースポーツでも多くの勝利をあげた名ドライバーばかりなのに驚かされる。

それもそのはず。通常世界のレーシングチームの監督は、そのチームを統括しレースの際は戦略を考え、ピットストップなどとっさの判断をするのが役割となるのだが、スーパーGTの監督はそれに加えて、ドライバーとともに多くのトークショーに参加したり、スポンサー企業への訪問活動に従事する。

そんな時、現役時代の素晴らしい成績が多くのファンや企業を惹きつけるのだ。

ファンやスポンサー企業を大切にして、世界でも有数のモータースポーツカテゴリーになったスーパーGTは、そんなビッグネームのチーム監督とともにこれからも繁栄を続けていくことだろう。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。