人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

2020年スーパーGT GT500全ドライバー決定!全チームのラインナップ紹介

2020年2月7日のトヨタ2020年モータースポーツ体制発表をもって、2020年のスーパーGT GT500クラスに参戦する全15チームとドライバーがすべて発表されました。

噂はされていましたが実際に名門チームルマンの撤退が発表されると残念でなりませんが、2020年より新たなトヨタ系チームとしてルーキーレーシングが参戦することになりました。

どのカテゴリーでもチームの撤退と新規加入を繰り返しながらシリーズは発展して行くのです。

今回は2020年スーパーGT GT500クラスの、全チーム・ドライバー・監督・タイヤ・メインスポンサーを紹介したいと思います。

まずはトヨタ系GT500レーシングチームから行ってみましょう!

トヨタ系レーシングチーム

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦で公開されたGRスープラ開発車両

まずは2020年2月7日と3メーカー中もっとも遅く発表したトヨタ系チームからです。

ちなみに2019年まではレクサスLC500をベース車両に使用していた関係から、レクサス系チームとして扱われていましたが、2020年からはGRスープラをベース車両に使用することからトヨタ系チームとして復活しました。

【14】ルーキーレーシング

ルーキーレーシングのスーパー耐久車両 東京オートサロン2020にて
ドライバー大嶋和也
坪井翔
監督調査中
カーナンバー14
タイヤブリヂストン
メインスポンサーWAKO’S
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
2020年から参戦
昨年のシリーズ順位
(チーム)
2020年から参戦

チームルマンの撤退で、それと入れ替わりルーキーレーシングがスーパーGTにエントリーしました。

ルーキーレーシングとは?

聞き慣れないモータースポーツファンも多くいると思いますが、モリゾウことトヨタ自動車の豊田章男社長を中心チーム結成され、2019年のスーパー耐久から参戦しているルーキーレーシングと関係があると思います。

ただ昨年セルモがスーパーGT GT500クラスに2台体制で参戦するとの発表があったことから、運営はセルモが行うものとみられます。

メインスポンサーはWAKO’Sでドライバーのひとりが大嶋和也選手と、チームルマン色も残っているチームですね。

そしてもうひとりのドライバーは、昨年レーシングプロジェクトバンドウに所属していた坪井翔選手が移籍してきます。

まだまだ謎多きチームですが、詳細が分かり次第追記したいと思います。

【19】レーシングプロジェクトバンドウ

2019年スーパーGT第5戦にて
ドライバー国本雄資
宮田莉朋
監督坂東正敬
カーナンバー19
タイヤヨコハマ
メインスポンサーWedsSport
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
11位
昨年のシリーズ順位
(チーム)
11位

今年もトヨタ勢で唯一、ブリヂストン以外のタイヤメーカーであるヨコハマを履くレーシングプロジェクトバンドウ。

ドライバーは国本雄資選手が2018年から所属3年目のシーズンになります。

もうひとりは宮田莉朋選手で、昨年トムスから中嶋一貴選手の代役としてGT500クラスにスポット参戦をし、今年からレギュラーシートを獲得しました。

【36】トムス

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて
ドライバー関口雄飛
S.フェネストラズ
監督伊藤大輔
カーナンバー36
タイヤブリヂストン
メインスポンサーau
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
7位
昨年のシリーズ順位
(チーム)
8位

トムス36号車は長年所属した中嶋一貴選手に代わり、今年からサッシャ・フェネストラズ選手が加入しました。

中嶋一貴選手はWECとの両立が大変だったのですかね。

そしてもうひとりは一発の速さが魅力的な関口雄飛選手がトムス3年目としてシーズンをむかえます。

近年は同じトムスの37号車に水を開けられるレースが多いトムス36号車ですが、トムスのエースナンバーは36なので、今年こそはトムスのそしてトヨタ勢のエースとして、GRスープラ初年度にチャンピオンを奪取してもらいたいものです。

【37】トムス

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて
ドライバー平川亮
N.キャシディ
監督山田淳
カーナンバー37
タイヤブリヂストン
メインスポンサーKeePer
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
2位
昨年のシリーズ順位
(チーム)
1位

昨年はシリーズ最終戦のツインリンクもてぎまでチームルマンと死闘を繰り広げ、結果ドライバーズチャンピオンシップで2位、そしてチーム部門ではチャンピオンに輝いたトムス37号車。

今年はドライバーもタイヤもスポンサーもすべて昨年と同じ体制で2020年シーズンに挑みます。

【38】セルモ

2019年スーパーGT×DTM特別交流戦にて
ドライバー立川祐路
石浦宏明
監督立川祐路
カーナンバー38
タイヤブリヂストン
メインスポンサーZENT
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
4位
昨年のシリーズ順位
(チーム)
4位

昨年は第2戦の富士スピードウェイで優勝しましたが、浮き沈みの激しいシーズンだったセルモ。

今年は全日本GT選手権時代の2003年以来、2台体制(1台はルーキーレーシングとしてエントリー)として参戦します。

今年もドライバーは変わらず、立川祐路選手は1999年!からチーム所属22年目!、チームメイトは今年も石浦宏明選手が務めます。

【39】サード

2019年スーパーGT第5戦にて
ドライバーH.コバライネン
(山下健太※)
中山雄一
監督脇阪寿一
カーナンバー39
タイヤブリヂストン
メインスポンサーDENSO
昨年のシリーズ順位
(ドライバー)
5位
昨年のシリーズ順位
(チーム)
5位

※コバライネンがコロナ禍で来日できないため、開幕戦は山下健太選手が代役を務める予定。

昨年はオートポリス戦で劇的な優勝を遂げたサード。

ドライバーは昨年と変わらず、チーム5年目となる元F1ドライバーのエイキ・コバライネン選手と、チーム2年目の中山雄一選手です。

今年のハイライトとしては、昨年までチームルマンの監督を務めていた脇阪寿一監督がサードに移籍してきます。

元来いぶし銀的な少々地味目のサードですが、ド派手でアピール上手な脇阪寿一監督が所属することによりどのように変化していくのか非常に楽しみです。

次のページでは、ホンダ系GT500レーシングチームの2020年ラインナップを紹介します。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

156人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。