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ナカジマレーシングの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(1998-2024)

2016年

64号車
2016年スーパーGT第5戦にて
  • ドライバー:中嶋大祐/ベルトラン・バゲット
  • マシン:NSX CONCEPT-GT
  • タイトルスポンサー:エプソン
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:18位
  • チームズランキング:15位

2016年も中嶋大祐選手とベルトラン・バゲット選手のドライバーコンビ。このコンビは3年連続になります。

NSX CONCEPT-GTを投入以来、なかなか調子が上がらないホンダは、この年からハイブリッドシステムを非搭載としてシーズンに挑みます。

しかしそれでも成績は向上せず、ナカジマレーシングも御多分に洩れずに入賞2回、最高位は各チームがウエイトを満載した第6戦タイ戦の5位という結果で、ドライバーズランキングは定位置のレギュラー参戦最下位となる18位でシーズンを終えました。

2017年

64号車
2017年スーパーGT第2戦にて
  • ドライバー:ベルトラン・バゲット/松浦孝亮
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:エプソン/モデューロ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:11位
  • チームズランキング:10位

2016年を最後に中嶋悟監督の次男である中嶋大祐選手がチーム無限に移籍。その代わりに2017年からはARTAから松浦孝亮選手が加入。ベルトラン・バゲット選手とタッグを組みます。

ホンダは2017年規定への変更に合わせて、この年から2代目NSX-GTを投入します。

そんな2017年シーズンのナカジマレーシングも、例年同様に序盤は入賞圏外のレースが続きます。

しかし第6戦灼熱の鈴鹿1000kmでダンロップタイヤが完全にマッチし、なんと2007年の最終戦以来、10年ぶりの優勝を遂げました。

結局この年は優勝を含む4レースで入賞をして、ドライバーズランキングは11位に浮上しています。

2018年

64号車
2018年スーパーGT富士公式テストにて
  • ドライバー:ベルトラン・バゲット/松浦孝亮
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:エプソン/モデューロ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:19位
  • チームズランキング:15位

2018年は前年同様にベルトラン・バゲット選手と松浦孝亮選手のドライバーコンビ。ベルトラン・バゲット選手はチーム在籍5年目のシーズンになります。

この年はエプソンとともに、ホンダの純正用品を取り扱うホンダアクセスのブランド、モデューロがマシン名に加わります。

前年の優勝で飛躍を期待したシーズンでしたが、シーズンを通して最高位が9位で4ポイントしか稼げず、全ドライバー中最下位のランキング19位に逆戻りしてしまいました。

2019年

64号車
2019年スーパーGT第5戦にて
  • ドライバー:ナレイン・カーティケヤン/牧野任祐
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:モデューロ/エプソン
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:12位
  • チームズランキング:12位

2019年のナカジマレーシングは、ドライバーラインナップを一新。インド人初のF1ドライバーであるナレイン・カーティケヤン選手と、前年までF1直下のFIA-F2に参戦していた牧野任祐選手のコンビになりました。

そしてこの年からモデューロがエントラント名に入り、マシンはエプソンカラーからモデューロカラーのブラックとレッドに変更されます。

そんな新たなドライバーと新しいカラーリングで挑んだシーズンは、下位ながらも着実にポイントを稼ぎ、第7戦SUGOではダンロップ得意のウエットになったことで、2位表彰台を獲得。

シーズンランキングは12位とまずまずの成績でした。

ちなみにシーズンオフに行われたスーパーGT×DTM特別交流戦では、レース2でナレイン・カーティケヤン選手が優勝。このレースはハンコックタイヤのワンメイクで行われたため、シリーズ戦はダンロップタイヤでなければいつでも優勝できる実力がある、と多くのファンは思ったに違いありません。

2020年

64号車
2020年スーパーGT最終戦にて
  • ドライバー:伊沢拓也/大津弘樹
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:モデューロ
  • タイヤ:ダンロップ
  • ドライバーズランキング:12位
  • チームズランキング:11位

2020年もナカジマレーシングは2人のドライバーを変更。ARTAから移籍してきた伊沢拓也選手とGT500クラス初挑戦の大津弘樹選手のコンビになりました。

2004年から長年マシン名に記載されていたエプソンですが、この年からサポート規模を縮小。マシン名もモデューロのみになりました。

ホンダは前年までミッドシップレイアウトだった2代目NSX-GTを、レギュレーション変更によりフロントにエンジン位置を移し、FRレイアウトに大改良してシーズンに挑みます。

シーズンは第3戦鈴鹿でポールポジションから4位になり、久々にファステストラップも記録します。

さらに第7戦もてぎでもポールポジションを獲得。レースではまたもファステストラップも記録し、2位フィニッシュで表彰台に上がりました。

結局このシーズンは31ポイントを稼ぎ、前年と同じドライバーズランキングは12位になりました。

次のページでは2021年以降のナカジマレーシングを紹介します

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。