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KONDOレーシングの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(2006-2024)

2021年

24号車
2021年スーパーGT最終戦にて
  • ドライバー:高星明誠/佐々木大樹
  • マシン:GT-R NISMO GT500(R35)
  • タイトルスポンサー:リアライズコーポレーション/アドバン
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:15位
  • チームズランキング:13位

2021年はチーム在籍4年目の高星明誠選手と、2017年シーズン以来4年ぶりにチームに復帰した佐々木大樹選手のコンビになりました。

2008年シーズンから長年使用したR35 GT-R最終年となる2021年シーズンのKONDOレーシングは、第3戦の鈴鹿で2016年以来5年ぶりの表彰台を獲得。しかしドライバーズランキングは15位とこの年も厳しい結果でした。

2022年

24号車
2022年スーパーGT富士公式テストにて
  • ドライバー:佐々木大樹/平手晃平
  • マシン:Z GT500(RZ34)
  • タイトルスポンサー:リアライズコーポレーション/アドバン
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:9位
  • チームズランキング:10位

2022年シーズンはマシンがZ GT500(RZ34型フェアレディZ)に変更。ドライバーは2度のスーパーGTチャンピオンである平手晃平選手が加入します。

そんな新たなマシンとドライバーを迎えて挑んだ2022年は、第4戦の富士で2年連続となる表彰台を獲得。さらに第7戦のオートポリスでもシーズン2度目の表彰台に上がり、ドライバーズランキングは9位に上昇。しかし好調日産勢では最下位の成績でした。

ちなみにGT300クラスではKONDOレーシングが2020年以来2度目のチャンピオンに輝いています。

2023年

24号車
  • ドライバー:佐々木大樹/平手晃平
  • マシン:Z GT500(RZ34)
  • タイトルスポンサー:リアライズコーポレーション/アドバン
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:16位
  • チームズランキング:15位

2023年シーズンは前年と同様に佐々木大樹選手と平手晃平選手のドライバーコンビ。佐々木選手はチーム在籍7年目、平手晃平選手は2年目になります。

マシンは2年目のZ GT500で、タイヤはデビュー年の2006年シーズンから変わらずヨコハマを履き、シリーズを戦います。

この年からチーム無限がARTA16号車になりタイヤをヨコハマからブリヂストンにスイッチしたため、ヨコハマタイヤ装着のチームはKONDOレーシングとレーシングプロジェクトバンドウの2チームのみに。

そのためタイヤの開発が進まなかったのか、KONDOレーシングのシーズン成績は最下位と大変に苦労したシーズンでした。

2024年

24号車
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • ドライバー:松田次生/名取鉄平
  • マシン:Z NISMO GT500(RZ34)
  • タイトルスポンサー:リアライズコーポレーション/アドバン
  • タイヤ:ヨコハマ
  • ドライバーズランキング:
  • チームズランキング:

2024年のKONDOレーシングはドライバーを刷新。前年まで所属していた佐々木大樹選手と平手晃平選手がともにGT300クラスのチームへと移籍し、新たにニスモからベテラン松田次生選手と、GT500クラス初挑戦の名取鉄平選手のコンビになります。

またマシンもZ GT500からZ NISMO GT500に変更となりました。

まとめ

今回はKONDOレーシングのGT500参戦の歴史を見てきましたが、まとめると以下の通りです。

ドライバーマシンタイトル
スポンサー
タイヤドライバー
順位
チーム
順位
2006柳田真孝
E.コマス→
荒聖治
フェアレディZ
(Z33)
ウッドワン
アドバン
YH13位12位
2007荒聖治
J.P.デ・オリベイラ
フェアレディZ
(Z33)
ウッドワン
アドバン
クラリオン
YH10位12位
2008J.P.デ・オリベイラ
荒聖治
GT-R
(R35)
ウッドワン
アドバン
クラリオン
YH14位11位
2009J.P.デ・オリベイラ
荒聖治
GT-R
(R35)
HIS
アドバン
YH8位7位
2010J.P.デ・オリベイラ
安田裕信
GT-R
(R35)
HIS
アドバン
YH10位10位
2011安田裕信
B.ビルドハイム
GT-R
(R35)
アドバンYH10位11位
2012安田裕信
B.ビルドハイム
GT-R
(R35)
D’station
アドバン
YH15位14位
2013安田裕信
M.クルム
GT-R
(R35)
D’station
アドバン
YH13位13位
2014M.クルム
佐々木大樹
GT-R NISMO GT500
(R35)
D’station
アドバン
YH10位8位
2015佐々木大樹
L.オルドネス→
M.クルム
GT-R NISMO GT500
(R35)
D’station
アドバン
YH10位12位
2016佐々木大樹
柳田真孝
GT-R NISMO GT500
(R35)
フォーラムエンジニアリング
アドバン
YH8位7位
2017佐々木大樹
J.P.デ・オリベイラ
GT-R NISMO GT500
(R35)
フォーラムエンジニアリング
アドバン
YH16位14位
2018J.P.デ・オリベイラ
高星明誠
GT-R NISMO GT500
(R35)
フォーラムエンジニアリング
アドバン
YH14位12位
2019高星明誠
J.マーデンボロー
GT-R NISMO GT500
(R35)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH14位13位
2020高星明誠
J.マーデンボロー
GT-R NISMO GT500
(R35)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH19位15位
2021高星明誠
佐々木大樹
GT-R NISMO GT500
(R35)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH15位13位
2022佐々木大樹
平手晃平
Z GT500
(RZ34)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH9位10位
2023佐々木大樹
平手晃平
Z GT500
(RZ34)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH16位15位
2024松田次生
名取鉄平
Z NISMO GT500
(RZ34)
リアライズコーポレーション
アドバン
YH

オーナーとして自身のチームを立ち上げた近藤真彦監督が、日本最高峰のスーパーGT GT500クラスに参戦したのが2006年。

チャンピオン獲得は1度もありませんが、一貫して使用するヨコハマタイヤのピーキーな性能と独自の戦略でレースを掻き回す近藤監督の采配で、ジャニーズファンだけでなく私たち一般のモータースポーツファンも魅了してくれており、今ではスーパーGTでは無くてはならないチームになりました。

そんな近藤監督がスーパーGTの最高峰クラスでチャンピオンを獲得し、独自のガッツポーズ(腕を引くタイプ)を見せてくれる日が来るのか、今後の活躍に期待したいと思います。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

GT500チームの歴史

スーパーGT GT500クラスに参戦する他のチームの歴史についても書いていますので、興味のある方はどうぞ!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。