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スーパーGT GT500チームのタイトルスポンサーは何の会社?メーカーとのつながりは?全15チームを調べてみた

CRAFTSPORTS(NDDPレーシングwith B-MAX)

2020年スーパーGT第5戦にて

クラフトスポーツは、群馬県前橋市にある日産GT-RやスカイラインGT-R、NISMOのロードカーを販売するGT-R専門店。

NDDPレーシングwith B-MAXがGT500クラスに上がった2018年からチームのタイトルスポンサーを務め、それ以前にはGT500のモーラをサポートしていた。

日産との関係

日産GT-Rの車両を販売する関係で同チームをサポートしているが、日産との資本関係は無いものとみられる。

カルソニック(チームインパル)

2020年スーパーGT最終戦にて

カルソニックは日本の大手自動車部品メーカーマレリのブランド。

古くは日本ラヂエター製造として設立した会社で、モータースポーツ界でもニチラの愛称でスポンサー活動を行なっていた。

1988年にカルソニックへと社名変更をし、2000年にカンセイと合弁してカルソニックカンセイに。

2018年にはヨーロッパのマニエッティマレリを買収してマレリとなった。

社名変更からチームインパルへのサポートもマレリになるのでは、と思われていたが、2021年現在も日本モータースポーツに親しまれているカルソニックブランドを使用している。

日産との関係

2000年にカルソニックと合弁したカンセイは日産系の自動車部品メーカーであり、カルソニックカンセイ時代の2005年1月には日産の連結子会社になったが、現在は日産と資本関係は無い。

モチュール(ニスモ)

2020年スーパーGT最終戦にて

モチュールは1853年にフランスで設立された潤滑油、カーメンテナンス用ケミカルメーカーで、特にこう価格帯のエンジンオイルのシェアが高い。

スーパーGTのサポートも積極的に行なっており、ニスモのほかNDDPレーシングやチーム無限のマシン名にも名前を連ねている。

日産との関係

日産と資本関係等での関係は無い。

タイトルスポンサーとは関係がないが、ニスモはGT500全15チーム中唯一の自動車メーカー100%子会社だ。

リアライズコーポレーション(KONDOレーシング)

2020年スーパーGT最終戦にて

リアライズコーポレーションは、東京都港区に本社を置く自動車販売やリース業を営む企業で、主にトラックの販売やレンタルリース事業が中心。

同社のスーパーGTへのサポートは2019年からで、GT500クラスとGT300クラスの両クラスのKONDOレーシングマシンに大きくロゴが描かれている。

日産との関係

日産と資本関係等での関係は無い。

まとめ

今回は、スーパーGT GT500クラスに参戦する全15チームのタイトルスポンサーの職種と、各自動車メーカーとの関わりについて調べてみたが、まとめると以下のとおりになる。

チームタイトルスポンサースポンサーの職種メーカーの資本関係
クニミツスタンレー自動車部品5.7%
ARTAオートバックス自動車用品チェーン
無限レッドブルエナジードリンク
リアルAstemo自動車部品33.4%
ナカジマModulo自動車用品100%
(ホンダアクセス)
ルーキーENEOS石油関係
バンドウウェッズ自動車部品
トムスau通信事業12.95%
(KDDI)
トムスKeePer自動車用品
セルモZENTパチンコチェーン
サードデンソー自動車部品24.55%
NDDPCRAFTSPORTS自動車販売
インパルカルソニック自動車部品
ニスモモチュール自動車用品
KONDOリアライズ自動車販売

やはり、タイトルスポンサーの職種は自動車関連のメーカーが多く、ENEOSの石油関係も含めると12チームにも及んだ。

その中で通信事業のauとパチンコメーカーのZENTは特殊だと言える。

同じくレッドブルもまったく自動車関係とは違うが、モータースポーツに広くサポートをしており、来年からはF1のパワーユニットまで製造するため、非常に広い意味では自動車関係も行う会社と言えるのかもしれない。

メーカーと資本関係があるタイトルスポンサーは5社と意外に少なく、本田技研工業の100%子会社であるホンダアクセス(Modulo)がナカジマレーシングをサポートしているのは稀なケースだ。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。