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リアルレーシングの歴代GT500マシン ドライバー タイトルスポンサー タイヤ 成績一覧(2007-2024)

2022年

17号車
2022年スーパーGT富士公式テストにて
  • ドライバー:塚越広大/松下信治
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:Astemo
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:4位
  • チームズランキング:4位

2022年はベルトラン・バゲット選手がチームインパルに移籍し、入れ替わりでインパルから松下信治選手が加入。ホンダのサポートを受けてF1直下のFIA-F2に参戦していた松下信治選手は、その後ホンダと決別しましたが、この年からホンダドライバーに復帰しました。

この年のリアルレーシングは第3戦と第5戦の2度の鈴鹿で2位表彰台を獲得。さらに第7戦のオートポリスでは優勝を遂げます。

2022年も最終戦まで選手権争いを繰り広げますが、この年も最終もてぎで5位となり、初のタイトル獲得はならず。ドライバーズランキングは4位でした。

2023年

17号車
  • ドライバー:塚越広大/松下信治
  • マシン:NSX-GT(2代目)
  • タイトルスポンサー:Astemo
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:6位
  • チームズランキング:7位

2023年も前年と同様に塚越広大選手と松下信治選手のコンビを継続。塚越広大選手はチーム在籍15年目のシーズンになります。

ホンダはシーズン前に2024年からシビックタイプRをベース車両にして参戦することを発表。そのためこの年は2代目NSX-GT最終年となります。

そんな2代目NSX-GT最終年で挑む2023年シーズンのリアルレーシングは、第2戦富士と最終戦もてぎの2度3位表彰台を獲得。

ドライバーズランキングは6位でした。

2024年

17号車
2024年スーパーGT富士公式テストにて
  • ドライバー:塚越広大/太田格之進
  • マシン:シビックタイプR-GT
  • タイトルスポンサー:Astemo
  • タイヤ:ブリヂストン
  • ドライバーズランキング:
  • チームズランキング:

2024年のリアルレーシングのドライバーランナップは、ARTAに移籍した松下信治選手に替わりナカジマレーシングから太田格之進選手が加入。チーム在籍16年目となる塚越広大選手とのコンビになります。

ホンダ勢のリアルレーシングはこの年からマシンをシビックタイプR-GTに変更し、シーズンに挑みます。

まとめ

今回はリアルレーシングのスーパーGTでの歴史を見てみましたが、まとめると以下の通りです。

ドライバーマシンタイトル
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タイヤドライバー
順位
チーム
順位
2007金石勝智
金石年弘
NSX-GT
(初代)
ローリングストーンBS14位13位
2008金石勝智
金石年弘
NSX-GT
(初代)
LEONBS19位15位
2009金石年弘
塚越広大
NSX-GT
(初代)
ケーヒンBS5位5位
2010金石年弘
塚越広大
HSV-010 GTケーヒンBS3位3位
2011金石年弘
塚越広大
HSV-010 GTケーヒンBS4位4位
2012金石年弘
塚越広大
HSV-010 GTケーヒンBS12位11位
2013金石年弘
塚越広大
HSV-010 GTケーヒンBS2位2位
2014金石年弘
塚越広大
NSX CONCEPT-GTケーヒンBS12位12位
2015塚越広大
武藤英紀
NSX CONCEPT-GTケーヒンBS8位8位
2016塚越広大
小暮卓史
NSX CONCEPT-GTケーヒンBS11位11位
2017塚越広大
小暮卓史
NSX-GT
(2代目)
ケーヒンBS10位8位
2018塚越広大
小暮卓史
NSX-GT
(2代目)
ケーヒンBS7位6位
2019塚越広大
B.バゲット
NSX-GT
(2代目)
ケーヒンBS6位7位
2020塚越広大
B.バゲット
NSX-GT
(2代目)
ケーヒンBS3位3位
2021塚越広大
B.バゲット
NSX-GT
(2代目)
AstemoBS6位5位
2022塚越広大
松下信治
NSX-GT
(2代目)
AstemoBS4位4位
2023塚越広大
松下信治
NSX-GT
(2代目)
AstemoBS6位7位
2024塚越広大
太田格之進
シビックタイプR-GTAstemoBS

2007年からスーパーGTに参戦を開始したリアルレーシングは、ホンダ陣営の中ではもっとも若いチームですが、毎年安定した成績を残していると感じます。

理由は様々ありますが、2009年から所属する塚越広大選手の安心感のあるドライビングと、すべてのシーズンに於いてブリヂストンからタイヤ供給を受けていること、そして何より2009年から毎シーズンAstemo(ケーヒン)という巨大企業からサポートを受けていることが挙げられます。

まだタイトル獲得はないリアルレーシングですが、ぜひチャンピオンになってもらいたチームだと私は思っています。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

GT500チームの歴史

スーパーGT GT500クラスに参戦する他のチームの歴史についても書いていますので、興味のある方はどうぞ!

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。