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【有名鉄道撮影地巡り】富士山とドクターイエローの最強コラボ!(東海道新幹線 三島-新富士)

本日の静岡は快晴。しかもドクターイエローの運行日。

ということは・・・あの場所に行くしかないでしょ!?

はい、あの場所とは富士市の新幹線と富士山が同時に撮れるポイント。おそらく東海道新幹線の撮影スポットで一番有名な場所でしょう。

ただこのポイントは駿河湾からの湿った空気が富士山にあたるため、雲が多く発生します。私もこれまでに何度も訪れましたが、いつも富士山が雲に隠れてしまいました。

でも本日のこの快晴ならば大丈夫かも、と思い、現地に向かいました。

本日の撮影スポット

それでは本日訪れる撮影スポットを紹介します。

富士市富士岡南にある『東部市民プラザ(富士市富士岡南257-2)』付近の北側一帯が撮影地になります。

ただ私のお気に入りはそこから数百mほど東に行った富士市中里付近。

この場所になります。地図にも書いてある通り、この場所は季節によってはレンゲと新幹線、そして富士山のコラボで撮影が可能。今の季節はレンゲは咲いていませんでしたが、今回もここで撮影をしました。

鉄道で訪れる場合の最寄駅は岳南電車の須津駅で、そこから南下して徒歩で約18分。

もしくは東海道線の東田子の浦駅で下車して、北西に約37分歩くと到着します。

とまあ、鉄道だと少し歩くのですが、撮影スポットのすぐ近くに道路拡張用の用地が確保されており、その場所にクルマを駐車する方も。。。

まあ、ここに駐車するのは微妙ですが、国道1号線がすぐ近くを通っていて超楽チン。高速道路の最寄りインターチェンジは新東名高速道路の駿河湾沼津スマートインターチェンジか東名高速道路の富士インターチェンジで、クルマで15分ほどで現地に着きます。

平日なのに多くの撮り鉄が集結!

本日は火曜日ということで、週末のような人だかりにはならないと予測していましたが、現地に到着するとかなりのクルマの数。

そして撮影スポットに到着するとご覧の通り。

この場所以外にも多くの撮影スポットが点在するこの地。おそらくこの付近で撮影された方は数百人、いや一千人ほど居たのではないでしょうか。

あなたたち仕事は??

と、顔ぶれを見てみると、みなさんお仕事をご引退された風の人生の大ベテランさんばかりでした。

あっ、私は有給休暇を取得していますので、ご心配なく。

ちなみにこちらは祝日(2022年2月23日天皇誕生日)のドクターイエロー運行日の様子ですが、この場所とんでもない人気でしょ?

設定を追い込む 怪しい雲がまたしても・・・

さあ、それでは頻繁にやってくる新幹線で、本日の画角と設定を追い込んでいきます。

本日は富士山を中央に置いてみます。新幹線は3両目がわずかに入るぐらいでいいでしょう。

ただ、写真左の架線柱の下にある金網に新幹線の鼻が掛かるのはよくないかな。

最初のカメラの設定は以下の通り。

設定
  • シャッタースピード:1/6400
  • 絞り値:F4.0
  • ISO:400
  • 焦点距離:105mm

シャッタースピードを稼ぐために絞り値をF4.0にしましたが、主役のひとつである富士山がわずかにぼやけてしまっています。

もう少しシャッタースピードを落としても新幹線を止められるため絞り値をF7.1にしてみよう。

IS0は400でも画像の荒れは問題なさそうです。

設定
  • シャッタースピード:1/3200
  • 絞り値:F7.1
  • ISO:400
  • 焦点距離:105mm

絞り値をF7.1にしてシャッタースピードを1/3200に落としてみましたが、新幹線も問題なく止まり、富士山がよりくっきりしました。

よし、この設定で行きましょう。

ただ気になることが山頂付近の雲。道中は雲ひとつない快晴でしたが、やっぱりここに来ると雲が出るのです。

時系列だとご覧の通りで、富士山の頭頂部付近を写真左から右へ雲が流れていきます。

ドクターイエロー通過はPM12:45。なんとかあの雲が流れて行って山頂が現れてくれ!

そして時は来た!ドクターイエロー登場!!

そして時刻はPM12:45、「来た来た!来たどー!」おっさんの声がこだまして、民家の間から黄色い車体が見えてきました!

さあ行け、我がEOS R5連射発動だっ!!

そしてっ!ここだっ!!!

カンペキかも・・・。

富士山の山頂はなんとか雲を逃れ、ドクターイエローの鼻先は左の金網に掛からないギリギリの場所。連写は運ですが、素晴らしいポイントで止めてくれました。

今までのこのポイントでのドクターイエロー撮影で一番良い絵かも。

最後に最後尾を撮影して終了。

今回もドクターイエローが過ぎ去ると、「お疲れさま、また会いましょう」と言葉を残し、みなさん一気に退散。

はい、お疲れさまでした。

撮影機材とカメラ設定

最後に今回の撮影で使用したカメラ機材と設定を紹介します。

今回のカメラ機材
  • カメラ:キヤノンEOS R5
  • レンズ:キヤノンRF24-105 F4L IS USM

カメラはキヤノンの万能機EOS R5です。

メカシャッター秒間12コマの連写スピードは申し分なく、300km/h近いドクターイエローのスピードでも理想の位置で止めてくれました。

また今回はISOを400まで上げましたが、画像の劣化はほぼなく、EOS R5は本当に頼りになります。

今回のポイントは線路から近いため、レンズは標準ズームのキヤノンRF24-105 F4L IS USMを使用。

すべてテレ端での撮影でしたがRFレンズなので描写は完璧。信頼の置けるレンズです。

続いてカメラの設定は以下の通り。

設定
  • シャッタースピード:1/3200
  • 絞り値:F7.1
  • ISO:400
  • 焦点距離:105mm

晴天での撮影でさらにISOを400に上げたため、絞り値をF7.1にしてもしっかりとシャッタースピードを稼ぐことができました。

最後に

いつも雲に邪魔される富士市での富士山とドクターイエローの撮影ですが、今回はいつもに比べれば雲が少なく、理想に近い絵になったのではないかと思っています。

もちろん雲が無いに越したことはありませんが、このくらいならば良いアクセントなのかもしれませんね。

ということで、本日は満足の撮影ができました。

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他にも新幹線やドクターイエローの撮影スポットを紹介していますので、よかったら他の投稿もご覧ください!

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。