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【有名鉄道撮影地巡り】朝日に輝くサンライズを薩埵峠で撮る!【東海道本線 興津-由比】

サンライズ瀬戸・出雲といえば、現在唯一残る定期の寝台特急だ。

我が静岡市にも、毎日上りと下りの合計2本が停車するが、上りが静岡駅4時40分発、下りは0時20分発と通常は寝ている時間に停車するため、静岡市に40有余年住む私でも1度も見たことがない。
※サンライズが使用する285系は1998年から運用開始

この眼で見たことがないため、本当に毎日運用がなされているのか?などとも思ってしまう。

ということで、本日は早起きをしてそのサンライズ瀬戸・出雲の存在を確認し、撮影してみたいと思う。

今回の撮影地

今回の撮影地

今回の撮影地は、東海道線と国道1号線が並行する薩埵峠。

富士山をバックに東名高速道路、国道1号線、東海道線を撮影できる薩埵峠展望台が有名だが、その下になる。

付近に駅はなくクルマでのアクセスとなり、東名高速道路の清水インターチェンジから10分ほどの場所だ。

今回の撮影地は、古くから交通の要所として知られ、あの東海道五十三次でも有名な薩埵峠。

上りのサンライズ瀬戸・出雲は、この薩埵峠を定時だと午前5時より少し前に通過するらしいのだが、1年の大半はまだ夜が明ける前。

しかしこの時期(本日は夏至直前の6月8日)はちょうど日が昇る頃に列車が通過する。そう、サンライズ(日の出)の時間なのだ。

サンライズが通過する約1時間前の4時に薩埵峠に到着し、インターネットのお手本の写真を確認しながら現地を行ったり来たり・・・イマイチ場所がわからぬ。

4時30分、東海道線と国道1号線の間の狭い歩道に数人が三脚を持ち込み構図を決めている。なるほどこの場所ね!

あいさつもそこそこにその中に加わるが、その撮影ポイントは狭く、断念して数メートル離れた場所に三脚を設置した。

サンライズを撮る!

本日は平日だが、まだ人が動き出す前なので東海道線は多くの貨物列車が往来するため、それを使って念密に構図を決める。

先頭から数両が隠れてしまうが悪くない。これで行くことにしよう。

下り線の貨物列車も短い間隔でやってくる。

へっ、重連??電気機関車とディーゼル機関車の重連だ!

思わずシャッターを切ったが時すでに遅し・・・。

こんなの昼間の東海道線では見たことないが、早朝ではこんなこともあるのか?

さあ、気を取り直して。

もう一発貨物列車を撮影して、数分後に本命のサンライズ瀬戸・出雲がやってくる。

そしてその時は来た。

ここだっ!

撮影日時:2021/06/08 4:57 露光量:1/800秒(f/8.0) レンズ焦点距離:330mm(少々のトリミングあり) ISO:2000 カメラ:キヤノンEOS R5 レンズ:EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

駿河湾のきわを走るサンライズ瀬戸・出雲は、順光の朝日に照らされて輝いている。

午前5時前だというのに、脇にある東西の大動脈、国道1号線は、多くの大型トラックが走行しており後方が被ってしまったが、まあ、初めてということでヨシとしよう。

最後に

私が利用する静岡駅の付近では、211系や313系ばかり運用されており、たまに見る特急用電車も373系と、同じような電車ばかり。

しかし極めて早い時間には、静岡には似つかわしくない285系が活躍しているのだと、初めてこの眼で確認することができた。

今回が約35年ぶりの撮り鉄体験(新幹線を除く)だったが、思い返せばあの時も寝台特急(ブルートレイン)で今回も同じく寝台特急。

機関車牽引の客車列車から電車に変わった寝台特急だが、あの頃と同じ優等列車特有の威厳を感じさせてくれたのだった。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

有名鉄道撮影地紹介

他にも有名鉄道撮影地を紹介した記事を書いていますので、よかったらご覧ください。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。