人気記事:『ミニカーで振り返るF1マシン』シリーズ

【有名鉄道撮影地巡り】カナキクの大カーブで長大編成の貨物列車を撮る!【東海道本線 菊川-金谷】

最近ハマりにハマっている鉄道写真。

ということで、今回は静岡県菊川市にある鉄道写真の古くからの名所、カナキクの大カーブに出向き、長く続くカーブの駆け抜ける長大編成の貨物列車を撮影してみたいと思う。

今回の撮影地

九州ブルートレインの有名撮影地でもあったカナキクの大カーブの撮影地は、東海道線の金谷駅と菊川駅のちょうど中間に位置する。

そのため駅から1時間以上歩かなければならず、クルマでアクセスした方が良い。

今回の撮影地

クルマだと東名高速道路の相良牧之原インターチェンジで下りて10分ほど。

鉄道だと菊川駅と金谷駅のちょうど中間地点で、両駅から徒歩だと1時間以上かかる。

この場所は多くのアングルが点在する。

しかし近年では民家が増えており、緑を入れてのアングルならばこの場所が最適ではないかと思う。

ちょうど撮影地点にはクルマ1台の駐車スペースがある。

もう少し高いアングルからの撮影を望む場合には、ここから一度坂道を降りて、別の農道を上がったこの場所もオススメだ。

ソーラーパネルと鉄塔が目印となる。

この場所からなら俯瞰で列車を撮影できるが、民家が入ってしまい、長大編成をすべて画角に収めることは困難だ。

カナキクで長大編成の貨物列車を撮る!

さあそれでは、東海道線の超有名鉄道撮影地であるカナキクで長大編成の貨物列車を狙ってみよう。

ということで、まずは静岡ロングシート地獄の主である313系を使い、入念に構図を決める。

できればもう少し高いアングルから撮影したいのだが、前述したソーラーパネルと鉄塔がある場所だと高さは良いのだが民家が入り個人的にはあまり好きではないため、今回はこの場所から撮影をすることにした。

貨物列車の撮影は貨物時刻表を確認しても詳しい時間が読めず、また長い距離を走るので遅れも生じ、なかなか時間が読めないため、忍耐強く待つことが求められる。

この日も予測していた時間に列車が訪れず、この地で1時間以上待つ。

待ち時間が1時間半を過ぎた頃、遠くから電気機関車の音がする。

よし来たー!

あっ!あれー!?

たっ、短機回送??

大カーブをダイナミックに曲がって行く長大編成を撮影しに来たのに、待ちに待った電気機関車が短機回送というオチ・・・じつに私らしい。

電気機関車が短機で走る姿って、よくあることなのだろうか?にわか撮り鉄の私に教えて下さいな。

少々心が折れかけたため、本日は終了しようとしたのだが、貨物時刻表を閲覧するともう1本来そうなので、それを本日最後の撮影としよう。

待つこと20分あまり・・・おおっ来たぞー。

よしよし、今度は後ろに繋がっている。

ぐわ〜っと90度にカーブをして、ココだっ!

撮影日時:2021/06/08 15:21 露光量:1/800秒(f/8.0) レンズ焦点距離:188mm ISO:640 カメラ:キヤノンEOS R5 レンズ:EF100-400mm F4.5-5.6L IS Ⅱ USM

流石はカナキクの大カーブ。中程に少々の歯抜けがあるが、この東海道らしい長大編成の先頭から最後尾までしっかりと捉えることができ、いい写真に仕上がった。

最後に

古くから鉄道写真のメッカとして多くの鉄道ファンに愛されたカナキクの大カーブは、インターネットで検索しても九州行きのブルートレインの写真が多く残っている。

そのブルートレインは引退して久しいが、現在でも日本の大動脈である東海道線を走る長大編成の貨物列車を、先頭の機関車から最後尾までを一枚の写真に収めることのできる数少ないスポットとして、私たち鉄道ファンを楽しませてくれるカナキクの大カーブ。

訪れたことのない撮り鉄さんは、ぜひ一度足を運んでみることをお勧めしたい。現在でも素晴らしい写真を撮影させてくれる最高の場所だと保証する。

今回撮影を行った菊川市は、この有名なカナキクの大カーブ以外にも多くの撮影スポットが点在しているので、訪れた際には、近隣のスポットでも撮影してもらいたい。

以上、最後までご覧いただきありがとうございました。

有名鉄道撮影地紹介

他にも有名鉄道撮影地を紹介した記事を書いていますので、よかったらご覧ください。

面倒ですがポチッとお願いします

自動車レースランキング

関連記事

ブログをメールで購読

メールアドレスを記入して購読すれば、更新をメールで受信できます。

155人の購読者に加わりましょう
よかったらSNSでシェアお願いします!



サーキットでの興奮をあなたに伝えたい
MOTORSPORT観戦記

サーキットは非日常を味わえる特別な空間です。そんな素晴らしいモータースポーツの世界を、ひとりでも多くの方に伝えたい・・・。そんな思いでMOTORSPORT観戦記と題し、記事に認めました。




コメントを残す

ABOUT US
大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。